はじめに
皆さんの久々です。気づけばもう1ヶ月以上も更新を怠っています。
では本題です。
今日は2013年10月1日。そう東海道新幹線の品川駅が誕生してちょうど10年目の1日です。
そしてこの日行われたダイヤ改正では、東海道・山陽新幹線(特に東海道新幹線)では革命的な大変化が多く起こりました。
その中でも、それまで全車指定席で運行していた「のぞみ」に自由席が設定された点は特に大きな変化だといえます。
今回はそれを中心とした話題です。
まず「なぜ『のぞみ』に自由席が設けられたのか?」についてお話します。
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諸説ありますが最大の理由は、山陽新幹線に直通するほとんどの「ひかり」が「のぞみ」に昇格された為です。
当然ですがこの状態で「のぞみ」を全車指定席で運行すれば、「ひかり」の自由席は間違いなく飽和状態になります。
(ダイヤ改正により1時間当たり「のぞみ」は、これまでの倍である7本が運行されるようになりました。)
ただ自由席を設定する上で、もう1つの問題として「料金設定」が課題でした。
新幹線の自由席特急料金は、一部例外を除き通常期の指定席特急料金から510円を引いた額で販売するのが一般的です。
ただそれまでの「のぞみ」用の料金でこれを当てはめると、自由席料金が「ひかり・こだま」とは別の2本立てとなってしまいます。
(つまり列車や号車を指定しない点を除けば、立席特急券と変わりません。)
この煩わしさは利用者からはもちろん、切符の誤発券が起きる可能性も非常に高く、決して良い方法とは思えません。
ゆえに以上の点から「のぞみ」の自由席料金は、「ひかり・こだま」と同額となったのではと推測されます。
さて…あの「のぞみ」に自由席が設定されてから早くも10年目が経過した今…。
どの列車にも乗れるという利便性の高さからか、東海道新幹線の利用は減ることを知りません。
今日は以上です。また明日以降にでも更新を行います。
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