私は地元の仲間で月に何度か週末に集まってバスケットボールをしている。この集まりもすでに30年以上続いているため、古いメンバーは60歳目前の人もいれば、子供が産まれ、親子2世代で参加している人もいる。
紹介などで若い人も参加してくれているが、ある日の参加メンバーの平均年齢を計算してみたところ41.6歳という状況だった。計算してみると実感するが、バスケットボールをする集まりとしてはかなりの高齢チームと言わざるを得ない。
私も四捨五入をすると50歳。計算した平均年齢よりもかなり上をいっている状況で、若い時のように動けないことは頭では理解しているのだが、いざプレイがはじまると、つい体が反応して無理をしてしまうことがある。
5月の土曜日、夕方の出来事。
いつものように体育館に集まりバスケットボールをはじめた。まずは体をほぐすため、ランニングシュートなどの軽い運動で30分程度のウォーミングアップをする。その後は、チーム分けをして終了時間まで5分ゲーム、3分休憩を繰り返す。
5分ゲームをはじめて20時を回った頃、私はディフェンスをしていた。素早く前に一歩を踏み出した瞬間。
「ブチっ」という音が聞こえ、同時に左足首に強く蹴られたような衝撃が走った。
私はすぐに悟った。「アキレス腱、切れた。。。」
これまで肉離れは何度も経験があった。蹴られたような衝撃は同じ。ただ今回は、「ブチっ」と聞こえた。不思議と切れた瞬間以外は痛みはなかった。私の浅い知識では、アキレス腱が切れると足首から下がグラグラになり、足首を自力で動かせないと思っていたが足首は動いた。ただし、足をついて立ち上がった時に地面が傾いている感覚があった。
みんなが集まってくる。流石ベテランチームは情報量はすごかった。
「これは、アキレス腱いったな。」
「固定して安静しかない。しばらくお休みだね。」
「手術というてもあるよ。」
「タンパク質をとると治り早いよ。プロテインがおすすめ。」
「とりあえず固定しかしてくれないけど、夜間救急ね。」
一旦帰宅して、夜間救急へ向かった。診断の結果は、予想通り「アキレス腱断裂」
治療法としては、手術治療と保存治療があるが、アキレス腱断裂時に骨が破損するケースがあるらしく、レントゲンで骨の異常が確認された場合は手術が必須とのことだった。幸い骨に異常はなく固定による保存治療で全治6ヶ月という結果だった。
日本では手術治療を進めることが多いようだが、海外では保存治療が主流のようだ。私は保存治療を選択した。
私が保存治療を選択した理由は、
①どちらを選んでも最終的な回復結果は変わらない。
②手術の場合、5日程度の入院が必要で費用が高い。
③手術の場合はリスクがあるが、保存治療はない。
・手術箇所の皮膚が硬くなり足首の可動域が狭くなる可能性。
・感染症による後遺症(しびれや痛みが残る)の可能性。
手術治療の唯一のメリットは、早期回復ができること。スポーツ選手などは間違いなくこのメリットが大きいため手術を選択するのが正解だと思うが、私は安全をとった。
当たり前のことだが、怪我をしてから会う人には必ず「足どうしたんですか?」と聞かれる。いろいろな人と話をしてみて驚いたのは、アキレス腱断裂を経験したことがある人が意外と多いということ。しかも、今まさに怪我をしている人もいた。
①夜間救急に行った時に、アキレス腱断裂の患者が今日はあなたで3人目と言われた。
②長女の部活の顧問がアキレス腱治療中で、先日再断裂してしまったとのこと。
③親戚の友達がアキレス腱断裂して手術予定。
などなど。1週間ほどで経験者の話を10人以上聞いた。
アキレス腱は人体で最強の腱と言われており、計算上約1トンの荷重に耐えられると言われている。断裂は、スポーツなどの負荷が高い運動中に起きることが多いようだが、傷んでいる場合には階段の登り降りや少し高いところからの着地など、意外と軽い動きがきっかけで切れてしまうこともあるようだ。健康のためにも運動を続けることは大切だが、やり過ぎには注意した方が良い。何事も「適度に」が大切!
私は現在、治療開始から約7週間。やっとギブスが取れて「装具」という固定具に切り替わったところ。
まだ松葉杖は必要だが、順調に回復している。はず。
(岳)
シンプル入退室管理
限りなくシンプルなタイムカードシステム
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
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一括スキャンで入出庫・棚卸作業にかかる時間を短縮
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脱・手書き!点検データをデジタル化して誤検針削減
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重さセンサIoTで在庫管理に革新を。
自動発注&メールアラートで欠品・発注ミスを防ぎます
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
紹介などで若い人も参加してくれているが、ある日の参加メンバーの平均年齢を計算してみたところ41.6歳という状況だった。計算してみると実感するが、バスケットボールをする集まりとしてはかなりの高齢チームと言わざるを得ない。
私も四捨五入をすると50歳。計算した平均年齢よりもかなり上をいっている状況で、若い時のように動けないことは頭では理解しているのだが、いざプレイがはじまると、つい体が反応して無理をしてしまうことがある。
5月の土曜日、夕方の出来事。
いつものように体育館に集まりバスケットボールをはじめた。まずは体をほぐすため、ランニングシュートなどの軽い運動で30分程度のウォーミングアップをする。その後は、チーム分けをして終了時間まで5分ゲーム、3分休憩を繰り返す。
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私はすぐに悟った。「アキレス腱、切れた。。。」
これまで肉離れは何度も経験があった。蹴られたような衝撃は同じ。ただ今回は、「ブチっ」と聞こえた。不思議と切れた瞬間以外は痛みはなかった。私の浅い知識では、アキレス腱が切れると足首から下がグラグラになり、足首を自力で動かせないと思っていたが足首は動いた。ただし、足をついて立ち上がった時に地面が傾いている感覚があった。
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私が保存治療を選択した理由は、
①どちらを選んでも最終的な回復結果は変わらない。
②手術の場合、5日程度の入院が必要で費用が高い。
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・手術箇所の皮膚が硬くなり足首の可動域が狭くなる可能性。
・感染症による後遺症(しびれや痛みが残る)の可能性。
手術治療の唯一のメリットは、早期回復ができること。スポーツ選手などは間違いなくこのメリットが大きいため手術を選択するのが正解だと思うが、私は安全をとった。
当たり前のことだが、怪我をしてから会う人には必ず「足どうしたんですか?」と聞かれる。いろいろな人と話をしてみて驚いたのは、アキレス腱断裂を経験したことがある人が意外と多いということ。しかも、今まさに怪我をしている人もいた。
①夜間救急に行った時に、アキレス腱断裂の患者が今日はあなたで3人目と言われた。
②長女の部活の顧問がアキレス腱治療中で、先日再断裂してしまったとのこと。
③親戚の友達がアキレス腱断裂して手術予定。
などなど。1週間ほどで経験者の話を10人以上聞いた。
アキレス腱は人体で最強の腱と言われており、計算上約1トンの荷重に耐えられると言われている。断裂は、スポーツなどの負荷が高い運動中に起きることが多いようだが、傷んでいる場合には階段の登り降りや少し高いところからの着地など、意外と軽い動きがきっかけで切れてしまうこともあるようだ。健康のためにも運動を続けることは大切だが、やり過ぎには注意した方が良い。何事も「適度に」が大切!
私は現在、治療開始から約7週間。やっとギブスが取れて「装具」という固定具に切り替わったところ。
まだ松葉杖は必要だが、順調に回復している。はず。
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