ここ数日30度を超える日が続いている。九州は梅雨明けしたので、関東地方も近いことだろう。
梅雨が明ければ夏本番である。夏と言えば、やっぱり冷たいビールだ。我が家では、例年、梅雨明けの7月上旬になると近くの格安酒店に行き、24缶入りのビールを買ってくるのだが、今年は少し早めに6月半ばには買ってきてしまった。
と言うのも、現在、自宅のある集合住宅が築11年目を迎えたこともあり、大規模修繕工事を実施している。建物全体が鉄パイプの足場と防護用のネットで覆われている。7月半ばまでは、窓を開けられないし、空調機も使用できない。風の通らない部屋は蒸し暑い。
また、偶然にも勤務する会社の事務所のあるビルも、外壁の修繕工事中で窓を開閉することができない。自宅にいても職場に行っても、日々蒸し暑い生活を余儀なくされている。と言うわけで、さすがの下戸でもよく冷えたビールで喉を潤したくなるのである。
先日の夕食後、飲み干したビールの空き缶をゆっくり回しながらみつめていた。「なにを、ボーと見てんのよ!暑さでおかしくなったの?」と家族に馬鹿にされながらも暫く見ていた。その時はボーとしていたわけではなく、缶を見ながら25年ほど前に参画したプロジェクトの事を思い出していた。そのプロジェクトとは、アルミ缶を製造する工場で、生産工程を管理するシステムを構築するものであった。
システムは3つのサブシステムからなっており、自分は出荷管理サブシステムの設計を担当した。設計した内容はとっくに忘れてしまったが、その時にお世話になったお客様や開発メンバの方々には大変感謝している。
その中でも、要件ヒアリングで訪ねた製造現場の管理責任者の方が、「アルミ缶の製造方法」について、熱く且つ楽しく語ってくれたことを記憶している。その方の説明を思い出しながら、アルミ缶について紹介してみたい。
アルミ缶は二つの部品から成っている。蓋とボディのみで、至ってシンプルである。ボディはアルミの円盤をトコロテンを作るような形状の筒に円盤を当て、それを押し延ばして筒状にする。延ばした缶の厚みは0.1mmと言う薄さである。ボディに飲料(ビール)製品の名前や図柄を印刷して、飲料メーカに納品される。飲料メーカの工場でボディに飲料(ビール)を充填し、その上から蓋をかぶして缶ビールとなる。
アルミ缶を製造する日本企業は何社あるかご存知だろうか。自分が知ってるのはわずかに3社である。T製缶、D製缶、そして自分がシステム開発に携わられて頂いたM社である。他にも3社が参入しているらしい。
実は、缶のある箇所をみるとアルミ缶の製造元が分かるようになっている。具体的に紹介すると、T製缶は楕円形の中にCANの文字、D製缶は○の中に大をイメージした図柄、そしてM社はSCCのマークが印字されている。自分が手に取った缶は、○に大のマークだった。お世話になったSCCのマークには会うことがない。自分が飲んでいるビールメーカはM社との取引がない、と言うことか?
今夜も冷たいビールが欲しくなりそうだ。皆さんも帰宅して缶ビールを開けたら、その缶の製造元を当ててみて欲しい。
もっとも、そのマークの印字箇所を探せればだが・・・(平)
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
梅雨が明ければ夏本番である。夏と言えば、やっぱり冷たいビールだ。我が家では、例年、梅雨明けの7月上旬になると近くの格安酒店に行き、24缶入りのビールを買ってくるのだが、今年は少し早めに6月半ばには買ってきてしまった。
と言うのも、現在、自宅のある集合住宅が築11年目を迎えたこともあり、大規模修繕工事を実施している。建物全体が鉄パイプの足場と防護用のネットで覆われている。7月半ばまでは、窓を開けられないし、空調機も使用できない。風の通らない部屋は蒸し暑い。
また、偶然にも勤務する会社の事務所のあるビルも、外壁の修繕工事中で窓を開閉することができない。自宅にいても職場に行っても、日々蒸し暑い生活を余儀なくされている。と言うわけで、さすがの下戸でもよく冷えたビールで喉を潤したくなるのである。
先日の夕食後、飲み干したビールの空き缶をゆっくり回しながらみつめていた。「なにを、ボーと見てんのよ!暑さでおかしくなったの?」と家族に馬鹿にされながらも暫く見ていた。その時はボーとしていたわけではなく、缶を見ながら25年ほど前に参画したプロジェクトの事を思い出していた。そのプロジェクトとは、アルミ缶を製造する工場で、生産工程を管理するシステムを構築するものであった。
システムは3つのサブシステムからなっており、自分は出荷管理サブシステムの設計を担当した。設計した内容はとっくに忘れてしまったが、その時にお世話になったお客様や開発メンバの方々には大変感謝している。
その中でも、要件ヒアリングで訪ねた製造現場の管理責任者の方が、「アルミ缶の製造方法」について、熱く且つ楽しく語ってくれたことを記憶している。その方の説明を思い出しながら、アルミ缶について紹介してみたい。
アルミ缶は二つの部品から成っている。蓋とボディのみで、至ってシンプルである。ボディはアルミの円盤をトコロテンを作るような形状の筒に円盤を当て、それを押し延ばして筒状にする。延ばした缶の厚みは0.1mmと言う薄さである。ボディに飲料(ビール)製品の名前や図柄を印刷して、飲料メーカに納品される。飲料メーカの工場でボディに飲料(ビール)を充填し、その上から蓋をかぶして缶ビールとなる。
アルミ缶を製造する日本企業は何社あるかご存知だろうか。自分が知ってるのはわずかに3社である。T製缶、D製缶、そして自分がシステム開発に携わられて頂いたM社である。他にも3社が参入しているらしい。
実は、缶のある箇所をみるとアルミ缶の製造元が分かるようになっている。具体的に紹介すると、T製缶は楕円形の中にCANの文字、D製缶は○の中に大をイメージした図柄、そしてM社はSCCのマークが印字されている。自分が手に取った缶は、○に大のマークだった。お世話になったSCCのマークには会うことがない。自分が飲んでいるビールメーカはM社との取引がない、と言うことか?
今夜も冷たいビールが欲しくなりそうだ。皆さんも帰宅して缶ビールを開けたら、その缶の製造元を当ててみて欲しい。
もっとも、そのマークの印字箇所を探せればだが・・・(平)
monipet
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業