年末年始のご挨拶を除いては、あまりお会いする機会が無い方々と、今年のこと来年のことなど話してお互いの健闘を祈る日々を、ここ数日来過ごして来た。
皆様それなりに責任を負って仕事をしていらっしゃる方々だ。せっかくなら、ご本人が悩んでいらっしゃる本音に近い所を聞きたいと思い、質問には気を使う。基本的に本当に聞きたいことは質問しない。どうでもいいことは質問してみるが、聞きたい話しに関しては自分に起きた事実と思いを話し、共感してもらう。共感してもらえなければそれでおしまいだが、共感してもらえるといきなり話しが弾む。取り立てて質問する必要が無いぐらい気持ちを聞くことができる。
そうして聞いた話しは、要約してしまえば、「来年はもっとうまくやってやる」という決意表明である。自分の周囲で実を結んだ努力と足りなかった努力について、皆様よく見ていらっしゃる。仕事内容も話題も様々な方々だが自分の仕事のことをよく知っているということでは共通している。おそらく自分の仕事が好きで仕方がないのだろう。好きだからこそ来年はもっと再来年はもっと、と続いて来たのだ。
そんな方々の大好きな話題の一つが反骨精神に関するものだ。今年もあちこちでよく聞いた。困難に立ち向かって行くチャレンジ精神やハングリーさや上昇志向、言い換えて全く同じ意味になっているとも思えないが、これらをひっくるめた反骨精神が若い人達に欠けている、ここ数年その度合が増している、という話題だ。
そう、その通り、と思う反面、仕事が面白いと感じたことがまだ無い人にそれを注文するのは難しいことだろうとも思う。仕事が面白くて好きでたまらないような方々からすれば、言われたことだけしかできない、ように見える若い人達が物足りなく思えても仕方が無い。
しかし、反骨精神は強い自尊心の現れともいえるだろう。若いから自尊心が無いなどと言うのは大きな間違いで、実は何もかも面倒くさくなって来た高齢者より若い人のほうがずっと強い自尊心や反骨心を持っているのではないかと思う。仕事上それが見えなくなって来ているというのは、おそらく、反骨精神を発揮するところまで仕事を好きになっていないのではないか、と思うのだ。
そこには、先輩たちの誤解もあるように思えてならない。きつい仕事、例えば夜が遅かったり、休みの日も出社しなければ完成しない仕事は、楽しくも面白くもない仕事なのだろうか。難しいこともなく簡単に出来る仕事が面白く、出来そうもない難しい仕事にチャレンジするのは面白くない事なのだろうか。
人それぞれ色々な意見があり様々な感じ方がある。その様々な感覚を一つにまとめ上げ、同じ方向を向いた仲間たちが絞り出せる限界まで力を出し切って自分たちにしか出来ない成果を作りあげる。その過程を楽しんだり面白がったりする先輩たちが目の前にいる。楽しみは人それぞれとは言え、そんな仲間の1人に加わることができれば、誰であろうとそれだけで楽しく仕事をすることができるのではなかろうか。そんな仲間となら、きつい仕事でも面白さを感じて乗り越えて行けるだろう。そして気がつけば仕事が好きになり、若い人に反骨心が減っている、などと話しているかもしれない。
同じ感覚で一緒に壁を乗り越えてくれる仲間を作る。そして、ひとつ上を目指して挑戦してみる。お前たちになどできるわけがないと誰かに決めつけられた結果をひっくり返す。その厳しい過程を楽しむ。来年はそんなことを目標にやってみるのもいい。
さて、私達のブログはこれが今年最後となります。日々お付き合い頂き、ありがとうございました。新年は1月6日から開始します。来年もよろしくお願いします。
それぞれに忙しい年の瀬です。お身体に気を付け、健やかな良いお年をお迎え下さい。(三)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
皆様それなりに責任を負って仕事をしていらっしゃる方々だ。せっかくなら、ご本人が悩んでいらっしゃる本音に近い所を聞きたいと思い、質問には気を使う。基本的に本当に聞きたいことは質問しない。どうでもいいことは質問してみるが、聞きたい話しに関しては自分に起きた事実と思いを話し、共感してもらう。共感してもらえなければそれでおしまいだが、共感してもらえるといきなり話しが弾む。取り立てて質問する必要が無いぐらい気持ちを聞くことができる。
そうして聞いた話しは、要約してしまえば、「来年はもっとうまくやってやる」という決意表明である。自分の周囲で実を結んだ努力と足りなかった努力について、皆様よく見ていらっしゃる。仕事内容も話題も様々な方々だが自分の仕事のことをよく知っているということでは共通している。おそらく自分の仕事が好きで仕方がないのだろう。好きだからこそ来年はもっと再来年はもっと、と続いて来たのだ。
そんな方々の大好きな話題の一つが反骨精神に関するものだ。今年もあちこちでよく聞いた。困難に立ち向かって行くチャレンジ精神やハングリーさや上昇志向、言い換えて全く同じ意味になっているとも思えないが、これらをひっくるめた反骨精神が若い人達に欠けている、ここ数年その度合が増している、という話題だ。
そう、その通り、と思う反面、仕事が面白いと感じたことがまだ無い人にそれを注文するのは難しいことだろうとも思う。仕事が面白くて好きでたまらないような方々からすれば、言われたことだけしかできない、ように見える若い人達が物足りなく思えても仕方が無い。
しかし、反骨精神は強い自尊心の現れともいえるだろう。若いから自尊心が無いなどと言うのは大きな間違いで、実は何もかも面倒くさくなって来た高齢者より若い人のほうがずっと強い自尊心や反骨心を持っているのではないかと思う。仕事上それが見えなくなって来ているというのは、おそらく、反骨精神を発揮するところまで仕事を好きになっていないのではないか、と思うのだ。
そこには、先輩たちの誤解もあるように思えてならない。きつい仕事、例えば夜が遅かったり、休みの日も出社しなければ完成しない仕事は、楽しくも面白くもない仕事なのだろうか。難しいこともなく簡単に出来る仕事が面白く、出来そうもない難しい仕事にチャレンジするのは面白くない事なのだろうか。
人それぞれ色々な意見があり様々な感じ方がある。その様々な感覚を一つにまとめ上げ、同じ方向を向いた仲間たちが絞り出せる限界まで力を出し切って自分たちにしか出来ない成果を作りあげる。その過程を楽しんだり面白がったりする先輩たちが目の前にいる。楽しみは人それぞれとは言え、そんな仲間の1人に加わることができれば、誰であろうとそれだけで楽しく仕事をすることができるのではなかろうか。そんな仲間となら、きつい仕事でも面白さを感じて乗り越えて行けるだろう。そして気がつけば仕事が好きになり、若い人に反骨心が減っている、などと話しているかもしれない。
同じ感覚で一緒に壁を乗り越えてくれる仲間を作る。そして、ひとつ上を目指して挑戦してみる。お前たちになどできるわけがないと誰かに決めつけられた結果をひっくり返す。その厳しい過程を楽しむ。来年はそんなことを目標にやってみるのもいい。
さて、私達のブログはこれが今年最後となります。日々お付き合い頂き、ありがとうございました。新年は1月6日から開始します。来年もよろしくお願いします。
それぞれに忙しい年の瀬です。お身体に気を付け、健やかな良いお年をお迎え下さい。(三)
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