弊社ブログを閲覧いただいている皆さんこんにちは。
先日久々に腰をいわしてしまった(清)です。
今年の夏はメチャクチャ暑かったですよね。しかも暑い期間も長かった…
そのせいで外出頻度が極端に下がってしまって運動不足に陥った結果、丁度一か月ほど前に腰をいわしてしまいました…
現在もちょくちょく通院していたりするのですが、そのおかげか発症当初と比べるとだいぶ楽になってきました。
…とまあ気分が暗くなりそうな話はこれくらいにして本題に入りましょう。
(今更感が凄いですが)
皆さん新紙幣は一通りゲットしましたか?
今年の7月3日に20年ぶりとなる新紙幣が発行され始めてから既に4か月近く経ったので流石にもう皆さんゲットしてますかね?
新千円札は破傷風の血清療法の開発やペスト菌の発見といった業績で知られ、ノーベル賞受賞まであと一歩のところまでいった偉人である「北里柴三郎」が、新五千円札は日本人女性として初めて海外留学や欧米学術誌への論文掲載を経験し現在の津田塾大学の創設者としても有名な「津田梅子」がそれぞれ肖像として描かれていますよね。
そして、ブログタイトルにもなっている新一万円札の肖像になっているのがご存じ
「渋沢栄一」です。
日本の経済界とは切っても切り離せないほどの大偉人にも関わらずそこまで知名度が高くない人物でしたが、この新一万円札の肖像に採用されることが決定した後2021年の大河ドラマ
『青天を衝け』の主人公になり、吉沢亮さんが演じられたことで一躍知名度が爆上がりしたことは記憶にも新しいのではないでしょうか。
そんな渋沢栄一が長らく邸宅を構えていた地が今回ご紹介する
「飛鳥山」になります。
飛鳥山は東京都北区のJR京浜東北線ならびに東京メトロ南北線が通っている王子駅の目と鼻の先にある小高い山で、江戸時代の徳川吉宗の治世の頃に整備され桜の名所としても有名です。
現在は区立公園として整備されており、休みの日は親子連れで大変賑わっている憩いの場にもなっています。
で、そんな親子連れで賑わうような場所の話を何故独り身の私がするかというと、、、
博物館が3つもあるからなんです!!
私が神社仏閣や城郭が好きなのは以前から何度も言ってきたかと思いますが、それだけではなく遺跡や遺構、古い建物や町並み、博物館や美術館といった類のものまでとにかく歴史を感じるものであれば何でも食いつく酔狂な人間なので、博物館が3つもあるなんて聞いたら行かない訳にはいかないんですよ。
(まあ、そうは言っても都電荒川線沿いを一日で歩き潰した際に初めて飛鳥山公園を知ってからだいぶ経ってはいるんですがね…)
だいぶ前置きが長くなった気がしますが、ここからはその
「飛鳥山3つの博物館」(公式サイトでも←の表記してます)をちょっぴり紹介したいと思います。
1. 渋沢史料館
1箇所目はそのものずばり渋沢栄一に関する資料の展示を行っている
「渋沢史料館」です。
渋沢栄一の事績や生きた時代の資料の収集・保存・研究を行っている渋沢栄一記念財団によって運営されており、各年齢の時にどんなことをしていたのか、何があったのかを事細かく紹介しています。
また、当館の入館券では史料館近くの旧渋沢庭園内にある渋沢栄一ゆかりの建物で国の重要文化財にも指定されている
「晩香盧」「青淵文庫」の2箇所にも入れるのでちょっぴりおトクだったりもします。
2. 紙の博物館
2箇所目は紙に特化した世界的にも珍しい博物館である
「紙の博物館」です。
この飛鳥山のある王子の地は明治時代にのちの巨大製紙企業となる王子製紙が創業した地でもあり、
王子製紙の収蔵資料を引き継いで設立されたのがこの博物館となります。
※ちなみにこの王子製紙の設立にも渋沢栄一が関わってたりします。恐るべし渋沢栄一…
展示内容としてはパルプ原料や製造工程などの製紙に関する説明や、色々な紙の種類を比較したもの、古紙のリサイクルについて、紙が誕生する前から世界中に広まるまでの紙そのものに関する歴史など多岐にわたっており、大変興味深い内容となっています。
3. 北区飛鳥山博物館
3箇所目は北区の歴史・民俗を取り扱っている
「北区飛鳥山博物館」です。
その名の通り東京都北区の歴史に特化しており、地元王子・滝野川・飛鳥山エリアの名所についての展示や、江戸の地野菜についての展示、荒川の生態系についての展示など独自の展示内容が多くあります。
また、一般の博物館でよくあるような縄文・弥生時代の展示についても飛鳥山や滝野川の地元の遺跡からの出土品を展示しており、とことん地元密着型の博物館となっています。
※余談ですが、本来新紙幣発行にあわせて7月に行こうと思っていたのですが、新紙幣発行で来館者が殺到することを見込んだのか3つの博物館をおトクに回れる3館共通券が7,8月の間発売中止になってしまったので、発売再開を待って9月に行くことになったという裏話があったりします(先月色々あってブログが書けなかったので1か月遅れのご紹介になりました…)
という訳で、今回は新一万円札の顔・渋沢栄一ゆかりの地である飛鳥山の博物館についてご紹介してきました。
どうしても上野公園の東京国立博物館のような大きいところや有名なところばかりに目が行きがちですが、中小規模の博物館でも面白いところが沢山あるので、皆さんもそういった隠れた名博物館に足を運んでいただきたいなと思います。
ちなみに、飛鳥山公園内には博物館以外にもレストランやお土産ショップ(渋沢栄一一色って感じでしたね)などもあり、それこそ1日中過ごせるようなスポットですので、少しでも興味を持たれた方は是非行ってみてほしいです。
毎度お馴染み長文となりましたが、最後まで読んでいただいた皆さんありがとうございました。
では、また次のブログで。
(清)
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横浜に拠点を置くソフトウェア・システム開発、
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