夕陽が沈み、あたりが暗くなりつつあるが、まだここが入り口だとわかる程度の明るさは残っている。
「こっちだね」と子供たちを連れて入り口に入るとクッションのような柔らかい感触が足元から伝わってきた。暗くてよく分からないがウッドチップが敷き詰められているのだろう。その日の午前中 雨が降ったが、ぬかるんだ土の感触はなくウッドチップの柔らかい感触が足元を包む。
入り口から入ったこの道には等間隔でろうそくが立てられている。あたりは暗くても淡いろうそくの光が進むべき道を照らしてくれている。
ウッドチップの道を数十メートル進むと少し開けたところに出た。谷戸の奥地、谷戸の地形を田んぼとして利用しているが、ここが野生のゲンジホタルを鑑賞できるスポットだ。
我が家から車で10分程度のところにある「石川丸山谷戸 ほたるの里」は地域の方々やボランティアの方々を中心にホタルの生育を見守る組織が形成され、その環境維持の努力により産卵から羽化までの自然のサイクルが保たれた場所になっている。
6月上旬のある日、今が見頃かも という情報をもらい、夕飯を早く済ませ家族でホタル観賞に向かうことにした。
谷戸に着くと すでに多くの人が集まっている。暗闇となる前に座れる場所を確保し、田んぼの向こうの森を見つめる。
暫くすると「光った!」と子供の声。「どこどこ?」と子供の指さす方向を見ると一つ、また一つとホタルの光が見え始めた。随時十数匹は光っていただろうか、「どこどこ?」と探す必要もなく、森全体のいたる所でホタルが光っては消え を繰り返す。「こんなところがあったんだなぁ」と一時間程 幻想的な景色を楽しんだ。
身近なところにある魅力。見ようとしなければ見つからない。皆さんもぜひ周りの様々なモノに目を向けてみましょう。
下の写真は、日中帯の写真を拝借したもの。ウッドチップが敷き詰められた道と谷戸に出たところの田んぼの脇に設置されている観賞用スペース。
我々のようなホタルを見たい人のために地域の方々やボランティアの方々が整備してくれている。感謝だ。(ほ)
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