JSP_Blog

ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

とあるSEの開発思想2

2011-07-31 17:17:49 | 日記
 えー前回初めて執筆させていただいた酒です。
 今回は前回の続きということで、初めての方は是非前回をご覧いただければと思います。

 前回は、就職活動時に敬遠していたハズのIT企業へ、入社1年弱で移籍になっちまったい!というお話でした。


 この企業向け業務アプリケーション開発・運用の世界……

  やはりうわさどおりの戦場じゃないすか!!

 何とも作業が泥臭い。
 まず要件定義が泥臭い、ユーザさんのやりたいことを理解するのも一苦労。
 ハナシが二転三転することもありますし、ボリュームが増えて当初の見積に収まり切らなくなって調整が入ることもありますし、高いといわれますし、自分の理解が誤ってたりして手戻りすることもありますし…。
 プログラミングも泥臭い。
 いろんな言語があって、いろんな書き方や作法があって、いろんなフレームワークがあって、それぞれ特徴があって…いったいいくつ技術を知らなけりゃならないんすか…。
 テストも泥臭い。
 条件網羅されてるかとか、上限下限値チェックするだとかして、チェックリスト作って、証跡のために画面のハードコピーをいったいいくつ作ればーーー…。
 運用も泥臭い。
 テストが不十分でバグが出たり、その都度データを直接修正したり、負荷テストしてなくて夜間のバッチ処理が終わらなかったり、その影響で朝4時にメールが来て対応しなけりゃならなかったり、開発時の機能不足で追加開発しなけりゃならなかったり、ちょっとした変更なのに影響調査や文書修正や承認受領でアホみたいに時間かかったり、リリース物件数やパターンが多くて手順書作って対応したり、リリース時はユーザさんが休みでないといけないので休日出勤したり、内部統制対応で毎月データベースのアクセスログやらシステム変更証跡やら提出したり……。

 ナニコレこれがIT!?
 全然スマートじゃないッ!
 そーか、スマートとゆーのは、企業の業務をシステム化してスマートに仕事ができるよーになりますよ、ということであって、システム開発者や運用者のことじゃないのか!
 いやいやいや…。

  むしろシステム開発や運用もスマートにやりましょうよ!

 ITに携わってるわけですし、むしろ詳しいのですから。
 元々IT業界がキライな私は、IT業界で仕事やっていく上で、そう考えるようになりました。
 システム作って企業や業務が、人類の活動が自動化するのなら、開発や運用ももっと自動化したい!できるハズ!
 システム屋がスマートに開発や運用できずに、お客様の業務をスマートにできますか!?

 まァ確かに9年前に比べれば、多少便利ソフトが出てきたりしていて、開発環境、ミドルウェア、フレームワークも進化しているでしょう。
 ですが、私から言わせれば、SE人生全体の1%くらい残業減った?くらいな感覚です。
 ちょうど9年くらい前のホスト系からオープン系への移行ブームは、結構なインパクトだったかもしれませんがね。
 やはり、従来1日かかっていた開発作業が3分で終わる、とか。
 でもしっかり確実にユーザのニーズを満たしているように。
 (ERP等パッケージのように、導入は楽だけどユーザビリティ悪かったりとか(イイのもあるかな))


 業務アプリケーション開発・運用の最大限自動化(=人の手が介在しないので高品質化)を目指し、それを幾ばくか実現できるソフトを作りました。
 『Lasyst ラシスト』といいます。
 これから我が社で宣伝しようとしているところです。
 どのようにアピールしていけばいいかいろいろ検討中ですが、我が社のWEBサイトにても少しだけ触れていますので、よろしければご覧になってください。
 もぅ朝4時に起こされたくない…、項目の仕様変更だけで何時間もかけたくない…、当たり前のセキュリティは何も考えなくても標準でできていてほしい…。
 まだまだやり足りない点はありますが、このソフトで人様のお役に立ちたいのは勿論のこと、まずは自分の泥臭いシステム開発運用人生を変えたいですw





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  動物病院の犬猫の見守りをサポート
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ASSE/CORPA
  センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
  「できたらいいな」を「できる」に

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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とあるSEの開発思想 1

2011-07-29 08:58:47 | 日記
 えーはじめまして。
 今回から JSP Blog のレギュラーになりました、酒です。
 別に酒が大好きだったり酒に滅法強かったりするわけではございませんが、まま、皆さんの流れに沿いまして。

 さて、私こと酒は、企業向けのコンピュータシステムの開発や運用の業務に携わって、ざっと9年目くらいになります。
 間もなく10周年記念なわけですが。
 今から9年前、大学の在学中に就職活動しているとき、パソコンが好きで(とゆーかゲームが好きで)いわゆるIT業界を調べていました。
 そこで思ったのは…

  この業界きつくね? 残業ハンパねぇ!

 しかし、コンピュータとゆーのは、いろいろな作業を自動化したりして仕事を楽チンにするものでは…。
 何かITってスマートな感じに聞こえるのに、なぜこんなに仕事量が多く、業務に携わる方々の不満が多いのか…。
 そんなことを思っていました。

 結局、最初に就職したのは、ある中堅企業のIT部門でした。
 あーココならモロにシステム開発や運用の荒波を受けず、コンピュータに携わる仕事ができるかも!
 実際そうだったのですねー。
 まさにぴったり。
 そのときの仕事は、例えばウィルス管理ツール(当時はMcAfeeのePolicy Orchestratorという製品)を使って、全社的・一元的に各パソコンにウィルス対策ソフトを配布したり、Windowsのセキュリティパッチを効率的に配布したり、営業さん等のためにちょっとしたExcelのマクロや簡単なデータベースシステムを作ってあげたりと、まァ厳密なスケジュールはなく、それほど一生懸命に残業する必要もない、それほどストレスにならない業務でした。

 そんなある日のこと。
 入社して1年弱くらいですかね。
 当時の部長に、なかなか荘厳な応接室に呼び出されました。
 えー…ん何か悪いことでもしたっけか………まま、緊張した面持ちで伺ったと思います。
 そこで聞かれました。
 「んーキミも入社して半年経ったが、どうかね?今の仕事に問題ないかね?」
 そんなキリ出しだったかと思いますが、部長が確認したかったことは…
 「キミはこの後どうなりたい?このままコンピュータの道を進みたいか、元々文系だから経理の道に行ってもいいし、または何か他にやりたいことはあるかね?」
 当時は質問の真の意図がわからず、仕事に何の不満もなかったので、ためらいなくコンピュータで!と回答しました。

 そこからまた半年くらい後のこと。

  その会社のグループ内のSIerに移籍命令が出ました!

 そー来たかッ!
 部長の質問の意図はそれかーッ!!
 上述したように、私は就職活動でSIerなどのIT業界は避けたのです。
 しかし、神さんか誰かが、いやいやあなたはコッチとばかりに運命が強制軌道修正させられ、遂にIT業界に来てしまいました。

 い、いやまァだだだだいじょーぶよきっと、今までとそんなに仕事変わらないんじゃね?

 と思って入ったこの企業向け業務アプリケーション開発・運用の世界……

  やはりうわさどおりの戦場じゃないすか!!

 さて、私が見てきた戦場、それを経験して生まれた思想について、次回に持ち越しと致します。





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緑のカーテン

2011-07-28 09:39:46 | 日記
自宅から駅に向う途中に小さな斎場がある。その入口辺りは近くの小学生たちが登校する際の集合場所となっているらしく、ランドセルを床に置いて、遊びまわっていた。ところが、ここ数日、彼等の姿が見えないので何故だろう?と考えていたら、長い夏休みに入ったことに気付いた。
夏はこれからが本番である。南国育ちもあってか、暑いのはさほど嫌いではない。大汗をかきながらウォーキングするのは代謝もよく健康にいい。先日も自宅近くの慣れたコースを歩いた。ある民家では、軒下にプランターに植えたゴーヤの弦が網に絡まって上まで伸びていた。大きな葉をつけて、正に「緑のカーテン」状態になっていた。

実はここ数年、自宅のベランダにプランターを置き、ゴーヤを植えている。(例年だと、6月上旬に大きめの横長のプランターに苗を植えるのだが、今年は、大規模修繕工事のため、ベランダに物を置くな!とのことで諦めた。)
緑のカーテンを作るのは、ゴーヤだけでなく、ヘチマでもよい。朝顔でもいい。つまり、弦がある植物なら何でも緑のカーテンにできるのであるが、どうせ植えるなら食べられるものがいいと言うことでゴーヤにした。
ゴーヤは生命力の強い植物らしい。知人からは、余り肥料はやるな、やるなら水をやれ、と言われた。油粕等の栄養いっぱいの肥料を上げたら、どんどん成長して大きな実が生るだろうと思っていたが、人間と同じで過保護は良くないとのことだ。7月も下旬になると小指大の小さな実が着く。その小さい実を優しく撫でながら「早く大きく成れよ」と語りかけてやる。すると8月には15cmほどに成長し、食材にすることができる。チャンプルやサラダにして苦い夏野菜を味わっている。

東京の海岸沿いは、高層ビル群が立ち並んでいるため、都内は空気の対流が鈍くなり、熱の逃げ場がないので、街全体がヒートアイランドと化す。唯でさえ暑い夏が、ますます暑くなるのである。ビル全体にゴーヤの葉っぱで覆えば、かなりの除熱効果が期待できるだろうが、現実的には無理なことである。ゴーヤは無理でも、ビルの屋上に緑をしよう、と言う運動が数年前から始まったが、さほど浸透しているとは思えない。今回の電力不足の対策の一つとして、この屋上緑化をもっと進めて欲しいものである。少しでもビルの温度が下がれば、冷房に使う電力も少なくて済むのではないか。
長期予報では、9月も暑くなるらしい。国、自治体、企業、個人、それぞれができる省エネ対策でこの夏を乗り切りたい。(平)


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食事の時間

2011-07-27 10:12:29 | 日記
今回は軽めの話で。

前の記事からの流れで健康食の紹介と思いきや、全然関係ありません。SEたるもの不摂生な食事はつきものです。ですが、各地の戦場を転々としていた中で、職場の近くの食事処を開拓するのは楽しみのひとつでもありました。

「ハズレでも文句はなし!」という2~3人の仲間と昼食のレパートリーを増やすために初めての店に突入するのはなんとも言えない緊張感、期待と不安が入り混じって、仕様変更や無茶なスケジュールでやさぐれた心の救いとなったものです。

また、職場によっては他の協力会社さんが周辺の食べ物やMAPを作成してファイルサーバにアップしてその話題で盛り上がったりと、やはりいつの時代も食事は楽しいものです。

さておき、かれこれ十ン年の職歴の中で思い出深い店と料理のトップ5を仕事の思い出とともに記載します。


5位:天下一赤坂1号店、2号店の「天津飯」
就職1年目でいきなり飛ばされた赤坂での思い出の一品。不必要なまでの酸っぱい食感の天津飯は、そのうちクセになるような味わいでした。

ここでの仕事は北は北海道から南は博多まで出張に行き、色々な経験をさせてもらいました。

たまに赤坂方面に出張に行ったときに食べてます。


4位:梅蘭亭の「梅蘭焼きそば」
横浜中華街の路地に入ったところにある店の一品です。あんかけやきそばの上に卵が全体にかかって焼きあがっているもので、量も多いです。途中から酢をかけて味に変化をつける食べ方が結構好きでした。

ここでの仕事は初めてほぼ管理専念でやったと記憶しています。後に契約の関係でロクにやったことのないJavaの詳細設計とコーディングを担当することになって泣きそうというか吐きそうになったプロジェクトでもありました。

仕事場が横浜中華街のすぐ近くであったため、ほぼ毎日中華街に繰り出してました。一生分の中華は食べましたかな・・・・。

ちなみに中華街は大通りの大きな店より、ちょっと路地に入った方が安くてウマイ店が多かったです。


3位:油そば 東京油組総本店の「油そば」
赤坂にある人気店の人気メニューです。汁なしの中華そばに酢とラー油をかけて食べます。半熟卵のトッピングがお勧めです。最近は他にも油そばを出している店は結構ありますが、ここよりウマイとこには出会えていません。名称とは裏腹にスープが無い分、普通のラーメン等よりカロリーは低いらしいです。

デスマーチプロジェクトで、昼ではなく徹夜で作業したときによく食べにいきました。
(確か夜中の3時くらいまで営業していました。いつでも人が入っていた記憶です)

虚ろな目つきの仕事仲間が「とりあえず終電終わったし油そばいきますか」の合言葉で繰り出していったのをよく覚えています。帰りにポン引きのおにーさんによく捕まるのですが、コンビニ袋を下げて「いやまだこれから仕事っすから」と断ったときのおにーさんの微妙な表情が忘れられません。


2位:するがやの「ビーフオムライス」
するがやさんは町の洋食店です。東京は港区虎ノ門にあります。スープカップに入った微妙な温度の味噌汁以外はメニュー全般に当たりが多く、よく行ってました。ビーフオムライスは普通のオムライスの中のチキンライスに牛肉がぶつ切りで入っており豪華になったバージョンです。
ちなみに給料日はここでサーロインステーキ(\1,100.-)を食べるのが恒例行事でした。これもおいしゅうございました。

ここでは参入初日に椅子や喫煙所で寝ているマグロのような人たちがゴロゴロいて、「大変なところにきてしまったな・・・」という仕事でした。実際どうだったかはお察しください。


1位:牡丹苑の「牛バラチャーハン」
4位と同じく、横浜中華街の路地にある店、牡丹園さんの料理です。チャーハンの上に牛バラご飯等でおなじみの牛バラを上にかけた一品です。ボリュームもさることながら味のバランスが非常によく、飽きないで最後まで食べられます。

牛バラチャーハンを出す店は他にあっても、やはりここのを超えるものはありません。八角の香りが苦手な人には少々辛いかも知れませんが・・・。ですがここの料理は全般的に美味しいので、他のメニューもお勧めです。

実はこのお店、姉妹店が桜木町にあり、桜木町勤務時にそこによく食べに行っていたのですが、中華街の店に
吸収されてしまい、以来足が遠のいていました。その後、中華街近くの勤務の機会があり再びといった感じです。値段は50円安くなり、ボリュームは少々落ちましたが、それでも味は変わらず嬉しかったです。

桜木町で仕事をしていたときはまだ力任せに仕事をしていました。ここでDBの基本を1から叩き込まれ、その後の仕事人生に大きく影響を及ぼした。


とまあ、こんな感じです。
今現在の昼食は・・・玉子屋弁当を毎日食べてます・・・。周りに店なんかないんだよ!
いや玉子屋弁当自体はそれなりに気に入ってるんですがね。たまには外に出たいなあ、と。

皆さんもお勧めのお店とかあったら是非教えてください。ではでは。
(刑事長)


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運動の時間

2011-07-26 09:18:17 | 日記
健康のために普段からの運動をした方がよいと言われるが、皆さんは普段から運動しているだろうか。ジムやプールに行って汗を流す方もいるだろうし、最近流行っている自転車に乗ってサイクリングと言う方もいるだろう。

私の場合は、このように、わざわざする運動はしていない。その代わりと言うほどでもないが、昔から散歩が好きで、ざらに2時間は歩く。郊外の長い駅の間を2つ分歩くこともある。だが、決してその2時間歩行が運動であるとは思えない。

いつも出勤がてらだったり、買い物がてらだったりするが、その時の足元は常にアンバランスなヒール付きの靴。男性には分からないだろうが、このような靴で長時間歩くから、健康的な運動どころか、足を痛めつけてしまうからだ。歩く時、無理にバランスを取ろうとしているため、足の裏にマメやタコがたくさんできてしまう。

出かけなければならないし、その間に運動もしたい。こんな欲張りな2つの希望を叶えるために、運動靴を履き、ヒールの靴を持っていくことにした。

しかし、それはすぐに断念してしまう。これこそ男性にはわからないのだろうが、運動靴があまりにもオフィススタイルに合わないと感じたのだ。多少足が痛くなっても、そこは我慢。人目を気にしながら歩くのが嫌になり、やっぱりヒールのまま、なったのだ。

このように、社会人になってからは運動の時間をきちんと取ることが難しい。「休日に運動すればいいじゃないか」と言われてしまいそうだが、休日は休日で、予定は埋まるし、したいことができてしまう。私は家族と住んでいるのだが、平日の夜に放送されているテレビ番組を家族が録画しておくと、見る予定がなかった番組でも、休日にまとめて見ることがある。休日になると自然と贅沢な気分となり、予定にないことまでしてしまう。運動はしたいけれど、休日は別のことをしたいという方は少なくないのではないか。

運動ができない原因の一つは、まず心のどこかで「運動は辛い!」と思ってしまっていることが挙げられる。もともと運動が得意ではないので、「わざわざ運動する」という感じが嫌なのだ。
二つ目は、時間を拘束されればされるほど、他のことをしたくなってしまうことだ。例えば、平日の仕事中、窓の外を見ると清々しく晴れているとする。そうするとなぜか、無性に散歩したくなる。もちろん仕事があるため、フラフラと自由に外に出ることはできない。一方で、休日に朝から晴れていても、外に出たいという衝動よりも、蒲団が恋しくなるから不思議だ。

だから一人で運動を始めるのではなく、仲間を誘い合って運動をする方がいるのだろう。目的を、(億劫な)健康づくりから友人との交流にすり替えて運動をする方法は賢いと思う。残念ながら、私の周りには運動を常日頃している人がいないが、この機会に自分から誘ってみようかと思っている。

いずれにしても、億劫だったり、辛かったりするのをはねのけ、楽しみに変えていけるような意志の強さがほしいものだ。その意志の強さを持てるようになれば、仕事上でも有利になるのではないかと思う。

(や)


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