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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

ガラスの肘

2024-12-13 09:00:00 | 日記
「水を飲むなよ。」
昭和から平成に変わっても しばらくの間は運動系の部活でよく耳にしていたこのワード、恐ろしく危険な行為を当時は平気でやっていたのだなと思う。
それを考えると 現代では水分補給含め、選手への手厚いケアが揃っており、子供たちのスポーツ環境は整っている。
息子が所属する少年野球チームでも野球肘の検査を定期的に実施しようと決まり、先日 第一回目が行われた。

検査と言っても病院へ行く必要はなく、近隣の小学校に医師が来てくれる。体育館に医師が持参したエコー検査機を設置し、診察してもらえるので非常に助かる。
診察の内容は、問診、触診、利き腕の肘の内側と外側のエコー検査。どんな内容になるかと思っていたが、医師の見識の高さには驚かされた。


医師:「投げる時に体が開いてしまう傾向がありますね。」
指導者:「えっ?はい。そんなことまで分かるのですか?」
骨と靭帯が映っているらしい白い線を見せられ説明を受けたが、素人目にはさっぱりわからない。

医師:「手投げになっているね。身体全体を使って投げるようにしよう。」
指導者:「。。。」
その通り。投げる時に肘が身体の前に出てしまい。腕の先だけで投げてしまう癖を持った子だ。

一番驚いたのは
医師:「この子、ポテンシャルが非常に高いですよね?」
指導者:「はい。高いです」
医師:「腕の振りの速さに、骨と靭帯がついていけてないので 今は力を抑えて投げるようにしてください。」
5年生から野球を始めた6年生の子で、今期に入ってからはエースピッチャーとして活躍、チームで一番足が速く 1番バッターを任されている子だった。

エコー検査で その子の癖や目に見えず潜んでいる問題を ここまで的確に指摘してくれるとは思ってもいなかった。
多くの症例や治療をしてきたからこその見識だと思うが、こういった専門医の方々の知識・ノウハウ はどこまでデータベース化されているのだろうか?
他の専門医の方の知識やノウハウも含め、全てデータベース化され、身体をスキャンするセンシング技術と融合し、椅子に座っただけで肩こりや腰痛に関する診断とアドバイスをしてくれると非常に助かるのだが。
なお、私もついでにエコー検査をしてもらいました。昔、水も飲まずに消耗させたガラスの肘は まったく問題なし。もっと酷使しても大丈夫ってことでした。(ほ)

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ファンヒーターを購入したい

2024-12-12 10:00:00 | 日記
おはようございます。こんにちは。こんばんは。(貴)です。

2024年も終わりを迎えようとしています。今年もすごいスピードで1年がすぎた気がします。少し早いですが今年も1年ありがとうございました。2025年を元気に迎えられるように残りの時間もお過ごしください。

12月に入り寒い日が続いていますが、ニュースを見ていると「ヒートショック」という言葉をよく見ます。

【ヒートショック】
急激な温度変化により急激に血圧が上下することで、心筋梗塞や不整脈、脳出血・脳梗塞などの発作を起こすこと
総合東京病院HPより


暖かい部屋から、寒い脱衣所で着替え、寒い浴室で体を洗い、熱い浴槽へ浸かる、のように、寒暖の変化を繰り返すことで、発作が起きてしまうようです。
今まであまり深く考えずに、寒いからお風呂に浸かる、熱いからクーラーの風にあたる、などしていましたが、今までの生活スタイルを見直した方が良いのかもしれないと思い始めています。

日常生活で一番ヒートショックが起こりやすいのは、やはり入浴前後になるようです。対策としては下記があるようです。

【ヒートショック対策】
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。

(2)湯温は40度以下、湯船につかる時間は10分未満を目安にしましょう。しっかりと水分を摂りましょう。

(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。

(4)食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。

(5)入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。

総合東京病院HPより


私が一番最初に対策しないといけないのは「(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。」ですね。以前より脱衣所が寒いのでファンヒーターを購入しようか迷っていましたが、ヒートショック対策としてなるべく早く購入したいと思います。
※おすすめのファンヒーターがあれば教えてください。

健康は食事、運動だけでなく、寒暖差対策も重要だということを改めて認識しました。皆さんも健康に新年を迎えられるように、ヒートショックの対策を検討してみてください。

(貴)

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偶然

2024-12-11 09:00:00 | 日記
直線と長方形で構成された絵が12枚並んでいる、東京の鉄道をテーマにした作品

これは、11月上旬頃に私の頭を悩ませていた芸術作品を文章で表現したものだ。
横浜美術館で見たもので、直線だけで東京の路線図を表現した作品だ。
鉄道に詳しい人にこの作品を見た感想を聞いてみたいと思ったが、他の作品を見ている間に作品名や作者の名前を控えるのを忘れてしまった。
帰宅後に「路線図 アート」などで画像検索をしてもその作品はヒットせず、おそらく人生で数十回目の「やろうと思ったことはすぐにやるべき」という教訓を得た経験となった。

そんな悩みも忘れかけてきた12月のこと。
散歩中に古本屋を見つけ、ふらりと立ち寄ってみた。
さまざまな高さの本棚に隙間なく本が整列しており、背表紙を眺めるだけでも楽しい場所だった。
狭い通路を慎重に進みながら背表紙を眺めていると、芸術系の本棚で「インタラクティブアート」というタイトルが入った雑誌がふと目にとまった。
大学の卒業制作でインタラクティブアートを制作したことを思い出し、なんとなく手に取りページをめくると、見覚えのある、直線と長方形で構成された絵が12枚並んでいる作品が紹介されていた。

トーキョー・ダイアグラム / 柳 幸典

美術館で作品を見た時や古本屋に入って雑誌を手に取るまでの記憶がよみがえり、ページを開いたままその場でしばらく固まってしまった。
私が思い出せなかったあの作品が載っていたのだ。

落ち着いて表紙を確認すると「InterCommunication」という1993年の雑誌だった。
発行者はNTTインターコミュニケーション・センター。
行きたいと思っていた美術館がこんなところで出てくるとは思わず、さらに驚いた。
700円がお得なのかは今でも分からないが、私はその本と1000円を握りしめて会計に向かった。

そんなことがあり、私の手元には偶然が重なって出会えた1993年の雑誌がある。

当時のアートや技術の動向について知るきっかけを予想外の方向から得ることができた。
気になることがあれば「へえ~」で済まさず、「どうして?」「なぜ気になったんだ?」と少し立ち止まって考えたり、普段とは少し異なる場所に一歩を踏み出すことが、新しい知識を得るための近道かもしれないと思う。
(しは)

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LLMでコード生成してみた

2024-12-10 09:00:00 | 日記
どうも、どうにか自分の仕事を楽にしたいTです。
今日は8月に書いた記事の続き的な内容です。
今回はローカルLLMでコード生成を試してみました。

今回使ったツールは「LM Studio」です。LLMなどに詳しくなくてもインストールするだけで簡単に使えるGUIツールです。
モデルは「Qwen2.5-Coder-3B-Instruct-GGUF」を使用しました。

動作環境はこんな感じです。
CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER

結果を簡単に動作確認できるよう、QRコードを生成するだけの簡単なWebアプリを作ってもらうことにします。
ということで早速生成を依頼した結果がコチラ。

== プロンプト==
下記の条件に従ってQR画像を生成するWebアプリのコードを生成してください。
・HTML、CSS、JavaScriptを1ファイルに記述する
・入力された文字列をQR画像に変換する
==



おー!正直3BのモデルってLLMとしてはかなり小さい方なので、こんなにしっかりした回答が来るのは驚きです。実際にHTMLファイルに保存し、ブラウザで表示してみましょう。



ちゃんとQRコード生成してくれそうな画面が表示されました。おもむろに文字を入れてボタンを押してみると…



動きました! QRコードリーダでもちゃんと読めます。すごいですね!
ですが、若干生成に時間がかかっているようです。ソースコードをよく見ると、JavaScriptライブラリでQRを生成しているわけではなく、外部の生成サービスを呼び出しているようでした。また、ボタンを押して生成ではなく、入力内容が変わったら生成するようにしたいです。
ということで、追加でこんなプロンプトを投げてみます。

== プロンプト ==
QR生成はJavaScriptライブラリで実行するようにしてください。
また、ボタンを押したら生成するのではなく、入力内容が変わったら自動生成するように修正してください。
==



生成が速すぎて一瞬しか映りませんでしたが、「npm install qrcode-generator」を最初に実行するよう案内されています。しかし、HTMLソース中にscriptタグで同じライブラリを読み込むように指定されているため、Webpack等を利用する場合と利用しない場合の作業が混在してしまっているようです。
今回は不要なはずなので、生成されたソースコードをHTMLファイルに保存して改めて動きを見てみます。



今度は入力内容を変えるとリアルタイムにQRコードが生成されるようになりました。が、QRコードが小さいのとボタンはもう不要になったので、さらに追加で指示を出してみましょう。

== プロンプト ==
ボタンは使わないので削除してください。
また、QRコードは縦横512pxで生成してください。
==



同じようにブラウザで動かしてみます。



うーん、今回は動いていません。ページを開いた際に「文字列が空です」というアラートメッセージが表示され、入力欄を書き換えてもQRが生成されませんでした。
この件を修正するよう追加で指示してみましょう。

== プロンプト ==
画面表示した際に「文字列が空です」というアラートが表示されてしまいました。
また、createDataURLという処理を呼び出す所でエラーが発生しているようです。
修正してください。
==




残念ながらソースコードは修正されず、動きも変わっていないようでした。
同じプロンプトを再実行してみたところ、一応何かを書き換えてくれましたが、動きはよくなりませんでした。

3Bというモデルサイズを考えると、日本語の指示をきちんと理解してここまでコード生成してくれるのは非常に驚きですが、仕事で活用するには少し品質が足りていないようです。ですが、イチからソースコードを書くよりも生成されたコードを修正する方が速く実装できそうな気もしますね。得意な言語などもあると思うので、ケースバイケースでうまく活用していくのが重要かもしれません。

また、今回使ったQwen2.5-Coderには3Bだけでなく7B、14B、32Bの4サイズが用意されているので、よりサイズの大きなモデルであればもっと安定した結果が得られるかもしれません。Qwen以外にもソースコード生成に特化したモデルがありそうなので、そちらを試すのもよさそうです。

少し中途半端な感じですが、今回はここまで。
また機会があれば大きなモデルや別のモデルで試したいと思います。
では。

(T)


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2024年の振り返り

2024-12-09 09:00:00 | 日記
 2024年も終わりが近づいてきた。今年はインパクトの強い出来事が多かった年で、元日から驚きのニュースが続き、政治経済では大きな動きのある一年となった。日経平均株価が史上最高値を記録したかと思えば、わずか一か月後には一日で4,000円を超える大暴落。当社でも大きな変化があり、社名や体制が変わるなど心機一転の年となった。そして、今年を締めくくる「流行語大賞」は 「ふてほど」だ。ん?個人的には初耳の言葉で、世の中の流れについていけていないのかな…?と。

 気候の話題も目立った一年であり、今年の夏は例年にも増して猛暑が続き、秋があっという間に過ぎ去った印象。そして今では、寒波が到来し全国的に「冬将軍」という言葉をニュースでよく目にする。地方では大雪の景色が広がり、スキー場にとっては恵みの冬となりそうで良かった。昨年は雪不足の影響で早々に閉鎖を余儀なくされたスキー場も多かったが、今年はしっかりした積雪が期待され、久しぶりにスノボに行こうかななんて考えている。

 2024年の私個人でインパクトが強かったのは、車購入による自動運転の体験であり、この技術には非常に感動した。ハンドル手元にあるスイッチの簡単な操作で自動運転がスタートし、設定した速度で快適に巡行。前方の車に合わせて速度を調整し、一定の距離を保ってくれるため、高速道路での長距離移動がとても楽。渋滞時のサポートもあり、アクセルやブレーキを操作する必要がなく、手元のスイッチ一つですむのは非常に快適。ただし、まだ完璧ではなく、カーブでの減速やレーン内での位置調整など、改善の余地はあると思われる。それでも、一泊1,000キロを超える往復旅行でも疲れが少なく、技術の進歩を実感した。

 自動運転技術だけでなく、AI技術の発展も目覚ましく、今や欠かせない存在になりつつある。もしかしたら、このブログだってAIを活用して書かれているのかもしれない。実際、ChatGPTの有料プランに申し込んでみようかな~なんて思うほど便利さを感じている。IT分野には期待が膨らむ未来があり、2025年にはどのような変化が起き、どんな体験が待っているのか、今からとても楽しみだ。(真)

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