🔵当時の事が昨日の事の様に思い出される。2000年秋、日本初の海外ロングステイセミナー(タイ国政府商務省とNPO.JTIRO共催)を大阪中之島の朝日ホールで開催した。新聞全ページ広告で予告した所、3日で定員の700人を超えた。その驚異的な勢いに主催する私たちの方が
驚いた。
目指すはタイのチェンマイ、何度となく体験ツアーが行われた。その結果ロングステイヤーは急速に伸びて瞬く間に1000人を越した。
3年後タクシン氏が首相に選ばれ、タイの観光行政のために観光庁を新設。東京と大阪に観光庁の出先機関ができた。
何度も来日した女性観光庁長官と激論を交わした。私達はロングステイを「観光ではなくシニアの生活滞在」として、チェンマイの伝統文化や生活環境の利点をPRすべきだと主張したが、タイ側はどこまでも観光的な視点で売り込もうとした。
🔵去る22年まえ、当時の定年後シニアにとって、定年後を夫婦で海外長期滞在する事は、憧れのライフスタイルだった。
米国、カナダ、ハワイ、豪州、タイ、マレーシアなどの中でも、タイは受け入れ条件が一番リーズなブルで、瞬く間にマレーシアと首位の座を競い合った。
2007年の団塊世代700万人の大量定年参入と、2010年から始まったスマホデジタルの普及によってロングスティ情報は殷賑を極めた。しかしタイの相次ぐ軍事クーデタや空港閉鎖テロ、
そして2011年のタイ南部大水害は、安寧を求めるロングスティヤーに大きな恐怖と打撃を与えた。当初ロングスティを始めた人は既に80歳を超える。
いまは衝動的なロングステイが影をひそめ、堅実で趣向性の強い海外通ロングステイが定着する。その要因には、チェンマイというタイ伝統文化都市の存在が大きい。(Yama) . . . 本文を読む
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