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■中小企業とイノベーション

2024-01-10 | ●北條語録
🔵新しい年が始まった。いま都心も地方の景勝地も、インバウンドの外国人で溢れかえる。彼らのお目当ては、日本の古都や社寺仏閣や、伝統文化に触れる事だ。ご当地グルメやコンビニも視野に入る。 そして彼らの観光体験の評価は、最高の境地、日本独自のもの、今後何回でも訪れたいと言う。中でも特筆すべきは、世界遺産の白川郷や、古く江戸時代から培ってきた日本の伝統的な商家など、いわゆる日本の中小企業の祖業の存在に興味を持つ人が多い事だった。🔵現在の日本企業の数は約360万社,そのうち99,7%が中小企業で大企業は僅か1万1千社、0,3%にすぎない。三井,住友,伊藤忠などの大規模企業は古く江戸時代の商家から、豊田やソニーや本田などの世界企業は、戦後昭和の中小企業から世界企業に雄飛したと言う。 日本の著名な科学者梅棹忠夫博士は、今を去る55年前、いみじくも日本の中小企業の知的生産技術とやがて来る情報産業の複合化について予見した。🔵敗戦から79年,私どもの日本は、廃墟からGDP世界3位まで脅威的な発展を遂げる。 最近の来日観光客の歓喜の声は、まさに日本の中小企業のイノベーションの成果を裏付けるものと言っていい。 世界最高峰、日本新幹線の安全運行を支える絶対緩まない特許ボルトナットを開発した東大阪のハードロック工業など、世界的な中小企業の存在は枚挙にいとまがない。私たちは、日本の企業と私どもの国、日本について検証し、改めて大いなる自信と誇りを持とうではないか。(Yama) . . . 本文を読む
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