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■日本の明日

2018-04-22 | ●日本の明日

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■「日本がおかしい
●いま日本がおかしい。特に日本の政治がおかしい。
政治ばかりかマスコミ
報道も、フェイクで揺れる。中でも特筆すべきは、政権
政党に無為な揚げ足
ばかりで立ち向かう、野党の存在だ。
無謀極まりない北朝鮮との国防論議や、膨張が止まらない社会保障の問題、
ひいては貿易を絡めての景気問題など、国家的な優先課題には目もくれず、
ただただ野党フアーストのために、些細な森友・加計問題で国会審議を1年
以上も空転させた罪は大きい。

  
●にも拘らず、世の中は至って平穏である。 動乱もなく、町々は賑わい、
人々は
変わりなく暮らす。 今年4月の就職率は、ほぼ百%、定期昇給も
よく、失業率は最低水準にある。

よくよくみると日本は、実に見事な余裕ある国に思えてならない。
「政治は3流でも、経済は1流」 身の回りの景気や経済が良いと、国民は
治の怠慢にも寛大になってくるものらしい。

●渦中の安倍首相は、先日の日米首脳会談で、来たる米朝首脳会談で、
拉致日本人開放問題を主要議題にするよう 、トランプ大統領の約束を取り
付けて帰国した。
疲れたその足で、自民党の地方議員勉強会に主席して自党の窮状を訴え
全党
あげて国民の期待に応えるよう檄を飛ばした。
どう見ても総理の仕事は極めて激務に映る。責務を果たすためには 少々
の誹謗
中傷にも、いささかも動じない強い意志力が不可欠である。
治世で一番に問われる景気、経済、国際貿易も好調である。、この世代の
政治家として、今のところ、この人の右に出る人は見当たらない。

  
■「
野党もおかしい
●思うに日本社会は、いままでよくも悪くも 「縦割り構造社会」で歩んできた。

いまその弊害が、もろに露見しつつある。昨今からのの行政の悪事のもろもろ
は、
厚顔無恥というか、世間知らずのお代官の極みである。

特に、今回の財務省次官のセクハラ発言問題は、中央官庁トップの資質と意
識が
問われている。 そして一連の報道を見ても、本人にさして危機感がない。
ダメだったら、親方の大臣不在にも拘らず辞表を出せば済むと思っている。
任命した大臣も
たまったものではない。
まさに「しらけ世代」の典型的なボンボン
のなせる業である。 平和ボケの典型
的な事例と言っていい。 これまた政治と行政が乖離したことの結果が露呈した
わけで、縦割り意識の強い
役人の悪態とみていい

この結果に対して野党は、政府責任、大臣責任、ひいては首相責任と叫ぶ
が、国
民から見れば、行政全般をみる国会議員全員の責任でも
あると思う。 
国民は選挙を通じて国の安全と繁栄を
国会議員に託しているわけで、立場
による責任が問われてしかるべきと思う。
 
どちらにしても、自分たちの議員責任と重要な国家的課題を放擲して、他人
ごとの
ように、わめきちらす野党の在り方には、少なからず違和感を覚えて
ならない。

   
●話はかわるが、盟友国のタイも同様の状況にある。
去る2014年5月の軍事クーデターからすでに4年を経過するが、1,2年内
に民生
移管を確約していた暫定首相は、このところ毎年、総選挙を先送りし
て来た 。

もともと 国の8割を占める北部の農村地帯を選挙基盤とする前政権に反対
する、
約2割の富裕層や都会層のタックスペイヤーが、陸軍を担いで前政権
を崩壊に導い
たいう。 
その後、何度かチェンマイを訪れたが、街の表情はクーデター前と、なんら変
らない。
しかし一つだけ日本と違うことがある。それは自由国家を標榜しながら
も、暫定軍事政権のためか、政府批判を抑える報道管制がひかれていること
ことである。
中でもタイ北部の人達は、タイの政治について語ろうとはしない。語ることがで
きない
不自由さに耐えているといっていい。 
ここまで民政化が先送りされると、暫定軍部政権の政情不安が高まり、国民の
不満と不安のもやもやが潜在する事になる。
しかし動乱にまでならないのは、
日本同様、タイ経済が極めて順調で、自動車
関連
はもとより、流通や通信も軒並み業績を伸ばしている事だろう。

その意味では、何でも言える日本は、まさに自由天国といえる。タイと比べる
と日本国民は幸せだと
思う。今も政治について自由に語れないタイの人たちに
思いを馳せて、まずはわが身を正す事が肝要だろう。
 
(タイ国プラユット暫定首相)

■「平和ボケ日本の明日
●先日、元気な戦後昭和世代の生き残り連中が集まって、久方ぶりにに会食
した。
酒が回るごとに論壇風発、最近の日本の世情をみて等しく口にしたのは、
日本は
「極度の平和ぼけ」であると診断した。すぐつける妙薬はないとしても、
ほっておくわけには
いかない。さてどうする。
そこへ飛び出してきたのが、ある男の次の言葉だった、「大丈夫、若者にまか
せばいい。、
いまの若者はしっかりしとる。やがて彼らが日本の覇権を取り戻し
てくれる」という一言
だった。話の潮目は変わった。

●その若者待望論の確たる理由は、総じてこの若い世代層が堅実で、資質が
素晴らしい
というご宣託だった。
私どもは、いま身近に若者と話を交わす立場にないが、最近、パナソニックが
創業者
松下幸之助を、ソニーが井深大と盛田昭夫を経営の中核イメージに蘇
らせて、体制
改革を進めると、若者社員の覚えが極めていいという。
いわゆる「ゆとり世代」の若者たちは、われわれが体感した戦後昭和の復興期
と同じような
わくわく感を、大きく変容するボーダレスな新しい世界に対して持っ
ているのではないか。 
猥雑な些事には、目を向ける気はないという事だろうか。

■「世代別名称
(世代名称)         (年代)
●昭和一桁        1926~34
●焼け跡世代      1935~39
●戦中生まれ世代  1941~46    
●全共闘世代      1941~49   
●団塊世代        1947~49   ●
●しらけ世代       1950~64
●ポスト団塊世代   1950~55

●断層世代         1951~60
●新人類世代       1961~70
●バブル世代       1965~68
●団塊ジュニア世代  1971~74   
●ゆとり世代         1987~2004 

■「世界の高齢化率の推移」

●就業人口の減少が危惧され始めた10年前、外国人労働者の移民問題
が初めて遡上に
のぼり始めた。当時の世情は、外国人の移民受け入れ
について、日本の治安上、馴染まないと言うのが、大方の意見だった。
それが10年経ったいま、外国人移民就業者が100万人を超える。そして
それがニッポンの人手不足を救う

当面は、家事代行や介護などの分野で、受け入れの拡大が続くという。

かくのごとく日本という国は、意外と柔軟に物事に対応して、当面の危機を乗り
越える対処能力を
持ち合わせているように見える。
これも70数年前の戦後、何もないない中から復興に挑み、世界第2位の経済大
国を築き
あげた、さまざまな知恵と自信の集積が、日本人の潜在能力に蓄積され
た結果とみていいのではないか。

少子高齢化が進む過程で、10年ほど前から、20年後、50年後の日本の人口
減少がもたらす、日本の未来予測について、多くの識者から警鐘と処方箋が示
されてきた。
中には、「10年後約47%の仕事が消滅」「雇用大崩壊時代到来」などの驚愕のタ
イトルが踊る。これらは、そのために事前の努力と対処を求める警鐘とみていい。

■「果てしなく美しい日本の夢
●日本は、残念ながら中国やタイ同様、人口減少国家の先端を往く。
そして今後は、経済面からみて、人口減少国家が廃れ、人口増大国家が
伸びるといわれている。 アジアでは、インドやフイリピンの台頭が予測され
る。
しかし極く近い将来、最新科学知識の集積と人智の相乗によって、国力が
人口数
に比例しない時代が必ずやってくると予感する。
人口が少なくとも、智力が高く、付加価値生産能力のある国は、高度な国を
創り、そして先端的な経済で、世界をリードすることになると思う。
既に東京都、南鳥島周辺の海底下にある レアアース(希土類)だけでも、
全世界の消費量の数百年分があり、すでに回収技術も確立しているという。
この回収が実現すると、無資源国の日本が、一挙に科学的な資源国に変わ
る事になる。これは決して夢ではない。
果てしなく美しい日本には、果てしなく希望に満ちた夢がふさわしい。

 

 


 


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