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■■■■■■■■■福壽の歳時記 ■■■■■■■■
(日本の習わし、元旦に は歳神様を迎え、御節料理をいただく)
●季句 (名だたる俳人や作家の新春の句)
日本がここに集まる初詣 山口誓子
風雅とは大きな言葉老いの春 高浜虚子
居直りて九十齢の屠蘇を祝ぐ 冨安風生
一人居や思う事なき三が日 夏目漱石
初日さす硯の海に波もなし 正岡子規
●時候 冬暁 風光る 春の寺 寒明 春陽 芳春
●祭事 拝賀式 御用始め 歌会始め 新年会 出水 お水取り
・十日戎(10日)
・成人の日(11日)
・大寒(20日)
・初天神(25日)
(出典:朝日島根能)
●風物 年立つ、松の内、小正月、初日、初風、
●味覚 葵酒、晩三吉、鯖, 鰯、寒鰤、甘鯛、ひらめ, 牡蠣
●花木 寒菊、水仙、冬葵、カトレア、枯菊、枯連
●野菜 冬采、白菜、玉ねぎ、大根,人参,セロリ, パセリ,すずな せり、
●住い 春の炉、春暖炉、釣釜、春障
●遊楽 歌留多、双六、羽子板、蹴鞠、独楽、初芝居
●挨拶 春の候、寒冷の候、(冬は2月3日頃まで)
■■■■日本内外の主な行事 (1月)■■■■■■■■■
01日●元旦 初詣、書初め、お屠 年詞
01日●国連安全保障理事会、日本の非常任理事国の任期開始
02日●サッカー天皇杯全日本選手権決勝(国立競技場)
02日●新年一般参賀、初夢、書初め
02日●東京箱根往復大学駅
04日●御用始
04日●東京証券取引所大発会
06日●小寒日
07日●七草
07日●バングラデッシュ総選挙
08日●成人の日
08日●全国高校サッカー選手権決勝
10日●十日戎
11日●鏡開き
11日●H2Aロケット48号機打ち上げ
13日●岸田首相と米国バイデン大統領の会談(米国)
13日●大学入学共通テスト
13日●台湾総統挙
14日●大相撲初場
15日●小正月 どんど焼き
15日●テニス全豪 オープン
15日●世界経済フオーラム(ダボス会議)スイス
15日●警視庁創立150年
16日●国連気候変動に関する政府間パネル総会(IPCC)トルコ
17日●阪神大震災から29年、湾岸戦争から34年
17日●芥川賞、直木賞発表
17日●通常国会招集予定
18日●冬土用入り
20日●大寒
20日●日本の小型月着陸実証探査機SLIMが月面直陸の予定
20日●京都市長選挙告知
21 日●全国都道府県対抗男子駅伝
23日●米国東部ニューハンプシャー州民主党予備選24日●経団連労使フオ―ラム
25日●初天神
28日●大阪国際女子マラソン
■■■■タイの主な行事 (1月)■■■■■■■■■■
●ポーさん傘祭り(チェンマイ県)
■■ 「年頭の想い」
🔵新春元旦、恒例の全国新聞5紙の「元旦社説」を読んだ。
デジタル時代の到来で、新聞力が低下したとは言え、新しい歳の行方
を示唆する論説の力、言論の力は、まだまだ衰えていない。
五大紙の社説の主題は、
・読売「磁力と発信力を向上させたい」平和,自由,人道で新時代開け。
・産経「内向き日本」では中国が嗤う。
・毎日「人類の危機克服に英知を」二つの戦争と世界。
・朝日「暴力を許すぬ関心と関与を」紛争多発の時代に。
・日経「分断回避に対話の努力を続けよう」
ウクライナに次ぐ中東の戦争で、再び暗雲が立ち込めつつある世界
の動向に対して、
・「日本の関心と関与と他社との共生の道を探り、発信力で新時代
を築け」とする、朝日と毎日と読売に対して、
・産経は「台湾海峡危機は日本の有事、内向きは,国家存亡の危機」
を示唆。
・日経は「国家、企業、個人レベルで対話を増やし話し合いで物事
の解決を図る」とする。
残念なのは、いま荒廃する日本の政治について、何の言及もない。
これでは,政治はよくならないし、新聞各紙自体も、自損後退の道を
歩んでいるとしか言いようがない。
🔵そういえば去る10月、脅威的な立ち上がりを見せた「日本保守党」
について,全国5紙は,数行たりとも触れていない。全く無視の状況だ。
何故だか理由を知りたい。
全国紙5社が, 現政治体制寄りとすれば、日本の政治はよくならない
し、政治報道に手ぬかりがあるとすれば、新聞5社は自ずと衰退する。
どうあれ新年には, 思わぬ潜在的な政治勢力が台頭して, 政治の浄化と
革新が進むと確信したい。
■■[世界の政治と平和」
🔵今年は、日本を含め世界の枢要な諸国で、新しい首脳や指導者を決
める選挙が行われる。いまから世界の注目が集まる。
この結果,
・その国が民主主義に向かうのか、
・権威主義に向かうのか、
世界ばかりか日本の命運がかかっていると思い、注目していきたい。
■「世界の選挙」
●台湾総統選、 1月13日
●インドネシア大統領選 2月14日
●ウクライナ大統領選 3月予定
●ロシア大統領選 3月17日
●韓国総選挙 4月10日
●インド総選挙 4~5月予定
●メキシコ大統領選 6月2日
●欧州連合(EU)欧州議会選 6月6~9日
●米国大統領選,上下院議員選 11月5日
🔵「首脳選を控える世界主要国の経済的背景一覧」
(提供:三井住友信託銀行)
■「日本の選挙」
●自民党総裁選 9月予定
●日本総選挙 (年内総選挙予定)
●熊本県知事選 3月24日
●東京都知事選 7月 7日
●鹿児島県知事選 7月27日
●富山県知事選 11月 8日
●岡山県知事選 11月11日
●栃木県知事選 12月 8日
🔵今年は,好むと好まざるとに拘らず, 政治変革が迫られる年になり
そうだ。何故かと言えば、日本に関係ある国々の政治体制について
その国の国民の選択が問われると言う。
選挙の結果、現在の日本との親密な関係性が,一挙に変わる事もあ
りうると考えた方がいい。日本としては、民主主義的な友好関係が
のぞましいが、そうはいかない場合もでてくる。
🔵日本では,「運,不運」が,物事の命運を決めるとよくいわれる。
政治家総理の資質の中でも「持ち前の能力」は当然のことだが,日本
では,その総理の持つ魅力の一つに,その政治家としての運強さに期待
する場合が多い。
今は亡き安倍前総理は、米国のトランプが新大統領に選ばれると,就
任前にもかかわらず世界のどの国の首脳よりも先んじて空路、馳せ
参じて,祝意を述べ交友を深めた。
その後,長きにわたる親密な関係性は,日米両国の外交戦略に, かつて
ない外交成果を挙げる事になる。
国民は, 一度このような総理の卓抜な行動を目にすると, それが規範
となり、次に続く総理は,それを基準として評価される事になる。
安倍前総理に続く次の総理は,確かにやりずらいだろうが,そのような
優れた政治姿勢を継承して,政策を継続する事が国益にも繋がる。
ひいては, 国民がこぞって期待する日本の総理像にもイコールする事
になる。
ところが次に栄冠を手にした総理は、総じて前任総理の 政策行動を
継続したがらない。独自の行動をとろうとする。その結果,政策は停
滞したり後退して,国民の失望を誘つて失脚する事か多い。
良い政策行動は,総理が代われど、その継続性が問われる所以だ。
(Yama)
■■「日本内外の主な予定」
1月)●台湾総統選
2月)●春闘交渉2月~3月)
3月)●選抜高校野球大会始まる。
●北陸新幹線金沢―駿河開通
●自民党大会
4月)●後期高齢者医療保険料の段階的引き上げ、
5月)●天皇陛下即位5年
6月)●自衛隊発足70年
7月)●新紙幣発行
●東京都知事選7日)
8月)●パリ五輪開催
●全国高校野球選手権大会
9月)●岸田首相総裁任期満了、総裁選
10月)●東海道新幹線開業60年
11月)●米国大統領選
12月)●熊本,新半導体TSMCの生産稼働
●ノーベル賞授賞式
■■「日本経済の行方」
■「2024年経済予測」(伊藤忠総研)
🔵2024年前半は欧州でゼロ成長が続き、米国は2%強の潜在成長率
を割り込んで減速するが、欧州、米国とも、後半には復調、2025年
にかけて成長ペースが加速しよう。
日本も2024年は成長率が鈍化するが、1%を下回る潜在成長率は上回
り好調を維持、デフレ脱却を実現する。
🔵政治は、低迷中にも拘らず、経済は堅調、緩やかな回復基調、
株価と景気は昨年より上昇傾向。今年の予測もおおむね良好。
(出典:ニッセイ経済研究所)
🔵皆さまの新年のご健闘をお祈りします。
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