■■■■■■■■■■■シニアの戦後■■■■■■■■■■
(上、日本万国博、岡本太郎画伯作「太陽の塔」のシンボル)
■「戦後69年の熱い想い」
●昭和20年8月6日午前8時15分、一発の原子爆弾が広島市を襲った。
瞬時にして16万人が被爆、街を焼き尽くした。
●次いで、8月9日午前11時2分、長崎に新型原子爆弾が投下された。
15万人が犠牲になり、街は、跡形もなく消え去った
●そして8月15日、その日は、格別熱い夏日だった。
日本は、ついに力尽きた。昭和天皇の聖断により、ボツダム宣言を受託し、
連合国の軍門に下り、降伏した。ほとんどの大人は、涙いた。
連合国の軍門に下り、降伏した。ほとんどの大人は、涙いた。
8月15日は、日本人にとって歴史に残る屈辱の日であると同時に、再起を
期した日でもあった。
●因みに日本の敗戦を契機に、ベトナム、カンボジア、ラオス、インドネシア
ミヤンマー、フイリピン、インドなど東南アジアの欧米列強国の植民地の国々は全て独立を果たす事ができた。これは戦後の歴史的な快挙と言っていい。
●今年の8月15日は、めくるめく戦後69回目の終戦記念日である。
戦争体験者が年々少なくなり、日増しに戦争の風化が進む。そこへ、尖閣、
竹島、弾道弾の発射など、韓国や中国や北鮮の武力の威嚇が、増えつつ
ある。
にもかかわらず、国を守ることを放棄した平和ボケの人達が増えつつある
事は、どうしても許せない。この際、お盆にお出ましのご先祖様から、この
不埒者に一喝、きついお達しをお願したいと考えている。
いろいろ考えさせられる暑い暑い8月でもある。
●23日は処暑、暑さも盛りを過ぎると、朝晩、涼風が立ち始める、優しい虫
の声が聞こえてくる、そろそろ秋のお出ましということになる。
■「健康寿命が示唆する事」
●今年の厚労省発表によると、世界の平均寿命ランキングでは、,
日本女性が85,61歳で世界一、男性が80,21歳で4位だった。
まさしく「人生80年時代の到来」である。
しかし、いま問われているのは、もう一つの指標「健康寿命」である。
これは「平均寿命」から、生活できない介護の期間を引いた不健康な期間の
事を言う。
事を言う。
因みに日本の「健康寿命」は、女性が77,7歳、男性は72,3歳だった。
●「平均寿命」は延びたとしても、健康寿命が停滞すると、当然のごとく医療
や介護などの社会保障費用が増大して、政府支出を圧迫することになる。
やはり、いま日本の3000万シニアに問われている事は、いかに毎日を健康
に過ごすか、それこそが、いかに家族や社会やお国のためになるかを改めて
再確認して欲しいという事である。 (山田)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます