「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■国防力

2012-12-10 | ●日本の国防
■■■■■■■■■■■自国を守るという事■■■■■■■■■■■

■「わが国防と安全
昨日は、北朝鮮の弾道弾ミサイルとおぼしき宇宙衛星が発射され、
世界を驚かした。
日本でも緊急非常体制がしかれ首都防衛の地対空
誘導弾ペトリオットが待機した
 
いま日本では政治改革を占う衆議院選挙選がたけなわだ、争点の
ひとつには尖閣問題も
あり、国防やひいては憲法9条の改正論議に
及ぶ。
戦後68年,世界やアジア情勢なかんずく東アジア情勢が中国の台頭
などで海洋国境問題が
大きく揺らぐなか,果たして国境警備体制だけ
で国が守れるのかとの議論が起こ
る。

抑止力の意味からも正式に自衛隊を軍隊にすべきだ、そのために
憲法9条2項の改正が必要
との議論が高まる。いままでは右派的論
議とされたが、いまや平和に責任を持つために憲法改正が必要とす
る論議が
随所で現実論として叫ばれ出してきた。
 
■「いま問われる、甘えの構造
戦後日本は、敗戦で廃墟の中から立ち上がり、世界第2位の経済
大国になった。その陰には
日米安保で国防費を米国に依存してきた
利点が大きいといはれる。
その甘えの構造が,日本人の国防意識のなさにつながっているという。
困った現象と言わざるをえない。
戦争罪悪論から反戦,そして自主防
衛を阻んだ戦後教育の問題もある。
併せて戦後の人的な外交力の不
備も大きかった。
国際的な人脈形成や幅広い国際交流や卓抜な外交
力が望まれる所以だ。
 
自主といえば責任、
責任を負わずして安全を求める矛盾 何とかなるわといういい
加減さが、日本人の体質の中に根強くある。
特に次の選挙では、国防問題でも,その甘えの構造からの脱却
が真摯
に求められる、
特にタイをはじめ日本の友好国の人々は,大きく変容
するアジア情勢や,TPPを
含めて
識見ある新しい日本の政治体制の出
現を待ち望んでいるという。

日本の自主防衛のコスト国の国防費のGDP比率)
国名)(防衛費,GDP比(主要国並みの場合の日本想定国防費)
中国    4,00%         20,9兆円
米国    3,99%       20,8
英国    2,28%       11,9
マレーシア  2,15%       11,0
カナダ            1,29%          6,7 
日本     0,96%               4,8  
(出所:2009日本防衛白書


                    (タイと米国軍の定期共同演習)
■「東南アジアの国防力の現状
タイをはじめ東南アジアの国々の国防状況を見ると,各国の政治は
安定し経済は極めて
順調に発展の過程にある。
殆どの国が軍事的にも経済的にも米国との協力関係にあり
米国のプレ
ゼンスが大きい。

特に中国の南沙諸島問題もあり空軍,海軍力の整備に力点がおかれる。
経済規模の割には,どの国も国を挙げて国防(抑止力)に力を入れてい
る事がよく伺える。しかも、タイを含めアジアの若い人の国防意識は 
きわめて高く旺盛だ。
 
 
東南アジアの軍隊の現況
 (項目)  (タイ王国)     (ベトナム)     (カンボジア)  (マレーシア)  (シンガポール)
●人口   6813万人    8902万人      1505万人  2700万人   500万人
GDP名目 3457億ドル  1227億ドル      132億ドル 2786億ドル  2598億ドル
       (27、3兆円)  (9兆7千億円)   (1兆428億円)     (22兆円)     (20兆円)
軍事予算    1685億バーツ   (1億千万ドル 45億4千万ドル 国予算の26%)
●兵役       2年           2年         18ヶ月        志願制               2年  
総兵力  30,5万人  48,2万人       12,4万人   10,9万人  7,2万人
陸上戦力   19万人  41,2万人        7,5万人      8万人    5万人
●戦車        283両   1115両         150両      48両   196両
海上戦力      46万人     4万人           2800人      1, 4万人  9000人
総隻数       119隻     74隻          11隻      52隻    54隻
空軍戦力   4,6万人    3万人           1000人      1,5万人     1,3万人
●作戦機       165機    223機            24機       82機    148機
●海軍機        39機
 (出所:防衛白書)   
 

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