■HEAD LINE NEWS■■■■■■■■■■■■■■■■■
(Dec.2017)
■■■タイの情報■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■「タイ新幹線,総整備費1兆4千億円」
●国交省の牧野副大臣が訪タイして、タイ政府が導入を前提に計画中の
日本の新幹線方式による建設計画について、事業性計画総事業費4200^_^
baht(1兆4600億円)の報告書をタイ側に渡した。区間は、首都バンコクと
チェンマイ間約670で第1期はバンコクとピザヌローク間380kmで、2025年
開業を目指す。
ただ、いつものことながら、中国からは「日本は高い」 という横やりが入る。
見識もプライドもない中国の汚いやり方に、非難の声が上がる。
■■「タイ通貨最高値更新」
●タイの通貨バーツが31ヶ月ぶりの最高値を更新した。
好調のタイの観光や輸出などのタイ経済への影響懸念があり、中央銀行
に新たな抑制政策を求める声が上がる。タイGDPの6割を占める輸出や、
外国人観光客にも影響が出始めた。
タイでロングステイする人たちからも悲鳴が聞こえてくる。因みに今日の
為替兌換率では、1万円で2893円しかない。
かつては 1万円で4000円あつただけに、さぞかしお困りだと思う。
●「世界の為替アプリ」をお勧めしたい。タイ旅行の際の円換算に最適、
下記をタップして、ショートカットを自身のパソコンに保存可能)
為替電卓 - 世界の株価sekai-kabuka.com/kawase.htm
■■「チェンマイでアジア太平洋地域安全保障会議」
●いま、世界の注目を集める北朝鮮の核問題を緊急討議する国際会議が、
チェンマイで14日から始まった。
会議には日本や米国はじめ、韓国の外交専門家と北朝鮮外務省の研究所
から4人が参加する。 米国国務省の北朝鮮担当のジョセフ・ユン特別代表
の参加も予定されており、北鮮側との接触が期待される。
■■[タイとEUでFTA交渉再開」
●EU(欧州連合)は、凍結していたタイとの自由貿易協定(FTA)を、タイ軍事
政権の民政復帰の総選挙を評価して、再交渉に応じるとした。、
14年5月の軍事クデター以降、外交関係とFTA交渉が棚上げされていた。
■■■(ASEANと世界の情報)■■■■■■■■■■
■■「東南アジアの日本企業好感度調査」
●タイとベトナムとインドネシアといえば、今やASEAN 6億市場の先進中核
を占める3国だが、
「日用品」
「食品」
「電機IT」
「フアッション」
「自動車「
「レストラン」
「ネットサービス」
の各分野で、専門調査会社が、1000人の一般消費者アンケートによる日本
企業の高感度調査を行った。
■■「世界のビジネス環境ランキング」
●これは、毎年世界銀行がビジネスのしやすさを公表するランキオング調査。
調査の要素葉、「起業の手続きなど10項目。
●「ビジネス環境ランキング」 2016
(順位) (国名)
1位 ニュージランド
2位 シンガポール
3位 デンマーク
4位 香 港
5位 韓 国
●「日本のビジネス環境ランキング」2016
(項目) (順位)
起業のテ続き 89位
建設認可 60位
電力調達 15位
資産登記 49位
資金調達 82位
少額投資者保護 53位
納税 70位
通関行政 49位
契約履行 48位
破綻処理 2位
総じて出遅れていることが解る。
評価基準は、手続気にかかる回数、日数、コスト。至急の改善が求められる。
■■■日本の情報■■■■■■■■■■■■■■■■
■■「皇位継承と改元決まる」
●皇室会議と閣議を経て正式に天皇の退位と新天皇の即位、改元が決まった
約200年ぶりの生前退位が実現する。
そして来る2019年5月1日より、新しい元号が始まる。
■■「新任大使信任状捧呈式の馬車列」
●新任の外国大使が信任状を天皇陛下に奉呈するための場車列が、東京
駅前工事の完成で再び、東京駅をスタートする事になった。
11日、西アフリカ、ペナンの新任大使を乗せた儀装馬車列が、皇居に向か
った。その優雅で豪華ななたたずまいに、内外の人たちが、感嘆の声を上げ
た。
■■「人生百歳時代の到来」
●日本人の高齢化率がハンパじゃない。いまや「人生百歳時代」などといわれ
世界の注目を集めている。
来年は明治150周年だが、この間に日本人の寿命は、ほぼ倍に伸びたことにな
る。文明や科学、特に医学の力とは言え、驚きの進化である。
なかでも戦後の伸び率は、驚異的である。 まもなく寿命百年時代の到来は、間
違いないといわれる所以である
●「日本人の寿命の足跡」
(時代名) (寿命)
・縄文時代 31歳
・弥生時代 30歳
・古墳時代 31歳
・室町時代 33歳
・江戸時代 37歳
・明治25年 43歳●
・大正15年 46歳
・昭和10年 48歳
・昭和22年 52歳●(戦後)
・昭和25年 60歳
・昭和35年 68歳
・昭和45年 72歳
・平成 2年 79歳
・平成12年 81歳
・平成22年 83歳
・平成28年 84歳●(現在)
■■「最後まで健康に生きる」東大流の方法論。
●高齢化最先進国日本。人生100年時代の人生設計をどうするか。
健康、就労、介護、お金、年金、テクノロジー、街ずくりなど高齢化に関する基礎
知識を取りまとめた東大が作った「高齢社会の教科書」のユーニクな概要である。
高齢者が、健康に楽しく生き抜くための秘訣と、蘊蓄が面白く構成されている。
●(健康に生き抜く東大流方法論)
・「歯磨きは、10分以上かける」 歯と歯茎の不調は命に関わる。
・「まめに,葉書を送る」 友人知人に、人間味のある絵葉書を
・「モテるために聞き役に回る」 生きる喜びを感じるためにトキメキが大切。
・「乗るべきは小さな高級車」 視野が広く、税金も安い、質のいい高級車
・「蕎麦を食べる、ゆでるときは大鍋で」 アミノ酸バランスが最高、
・「夫婦の寝室は、別々に
詳しくは、
「東大がつくつた高齢社会の教科書」 東京大学出版「会,刊 1950円
■■「アンガーマネージメント大賞」2017
●今年、怒りを上手くコントロール出来た常識人に贈る大賞が決まった。時節柄、
怒りをあらわにする人が多い時だけに、貴重な表彰と評価が高まりつつある。
■■■シニアの情報■■■■■■■■■■■■■■■■
■■「シニアの日常消費」
●消費者庁の高齢者調査によると、高齢者ほど消費が増える項目は、
・食料
・光熱
・水道
・保健
・医療
・教養娯楽
家計支出に占める食費の割合を示す「エンゲル係数」は、30~59歳は25%だが
70歳を超えると、約31%になる。高齢者ほど上がる傾向にある。総じて食料は、少量
でも良いものを食べている事を示す。
●コンビニの来店客のほぼ3分の1は、50歳以上、高齢者になると、生活圏が小さく
なるので、コンビニの利用率は高まる。
大都市圏では、約350メートルの間隔でコンビニがある。これは高齢者が疲れず歩い
行ク距離と一致する。
コンビニの新しい動向としては、高齢者を対象に、お惣菜の品揃いや、イートインコ
ーナーの充実を急いでいる。
顕著な事例としてはーーーーーー、
・セブンイレブンの「近くて便利」というスローガン
・全てのコンビニ商品の小口化、小型化、ダウンサイジング(牛乳やチョコレートなど)
高齢者人口の急増化と、都心の高齢者の増加傾向に対応して、コンビニの市場戦略
は、益々高齢者志向を強めつつある。
●そのほかにも
・コメダ珈琲店の 高齢者のための早朝開店サービス、
・新機能の「宅配ボックス」の登場、(宅配人手不足の折から不在でも受け取れる機能)
高齢者の世代交代が進み、高度成長期に豊かさを享受してきた団塊世代の高齢者が
シニア消費の主役に登場してきた。 企業は、その新しい世代に対応した個々のニーズ
にあった戦略商品の開発を急ぐ。
■■「孤独死を生むニュータウン」
●今から約半世紀まえ、大都市の郊外に鳴り物入りで続々誕生した当時の理想の住処
「郊外ニュータウン」が、住人の高齢化で、いまや孤独死の巣窟となり、大きな社会問題
になっている。
●多くの「ニュータウン」 は、大都市郊外の丘陵地帯を開発したもので、緑あふれる住環
境と大型団地内に、公立の小学校、中学校、高校やスーパーマーケットを併設、、中には
団地内のバス路線や、私鉄路線」を延伸して通勤の利便性を確保、当時のサラリーマンに
とって垂涎のモダンリビングの王国だった。
●典型的なのは、東では、副都心新宿から電車で30分の「多摩ニュータウン」 西では大阪
梅田から地下鉄で、約30分の「千里ニュータウン」がある。
高齢化率は、25%を越え、高齢単身世帯の割合も30%~40%。最近では、団地内バス路線
も廃止され、少子化で、小学校や中学校も廃校となる。団地内は,坂道が多く、高齢者にとっ
ては、決して住みやすい住環境とは言えない。
、
「死んだら、早く見つけて!」
先日このニュータウンの高齢化を伝えた朝日新聞の大見出しはなんとも悲しく衝撃的だった。
そして大阪の老け行く「千里ニュータウン」では、空宅が目立ち、6割が高齢単身化世帯であ
ると伝えている。 行政の抜本的な施策が待たれる。
■■「シニアのスマホとパソコン」60歳を境に男性が高い
●総務省の「社会基本調査」によると、スマホやパソコンの利用率は、60歳を境に
男高、女低にんるという。
・15歳~59歳の各世代では女性が高い。
・60歳以上では、男性が女性を上回った。
・75歳以上では、男性が15,4% 女性が7,7%
・全体では、男性61,9% 女性58,4%・
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