「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

●Copyright © 2024.All rights reserved.●Since2008.
  

■ロングスティ今昔

2012-06-21 | ●タイロングスティ

 ■■■■■■■■タイ・ロングスティ■■■■■■■■■


■「ロングスティ今昔
最近、全く知らない方から、タイロングスティに関する問い合わせが増えてきた。
詳しく聞いてみると、昔と違い、タイを含め海外と日本の移住先をいろいろ調べて、
ぜひ挑戦してみたいとの事だった。
先日、大阪で開催されたマレーシアのロングスティセミナーを見学した。
ほぼ団塊の
世代とおぼしき大人たちで盛況だった。
世代間の相違もあるが、10年前の海外ロングスティの概念と異なり、 時代感覚の
り変わりを感じた。
総じて1年を超える長期滞在希望者は少なく、2~3ヶ月の短期
滞在主流のよう
った。
  

■「変容するシニア市場
団塊周辺シニアだけでも1千万人を超える巨大な消費層群ではあるが、消費志
夫々個性的で、多様で、ばらばら、多岐にわたる。
れに加えて最近では、年金
不安とか、情報格差などの問題もある。
 ところが、海外政府のロングスティ担当の中には、未だに観光の延長線上でしか
顧客
政策を打出す事ができず、日本の団塊シニアのハートをつかみ得ていない所
が多い。
成熟化したとはいえ、まだまだ日本の3000万シニア市場は、魅力的な
消費市場のはずだ。
 
■「国内にも選択肢が広がる
一方、日本国内についても、団塊世代移住の話題が後を絶たない。
あるシニアの生活に詳しい識者の話によると、世界を見渡しても、日本ほど四季の
自然と
食べ物に恵まれた国はないという。何で言葉の不自由な暑い海外で余生を暮
らすのか、理解に苦しむという。
因みに、日本経済新聞が3000人を対象に全国調査した国内i移住先ランキングによる
と、
・1位 沖縄  2位 北海道  3位 長野 4位 東京&関東  
期間限定の移住
が56,5% 
完全移住は43,5%、余暇を自然の中で暮らす願望が
ほとんどだった。
海外と併せて、国内にも移住先の選択肢がある事は、シニアにとっていいことだ
 
■「海外ロングスティの評価
タイを見てもこの10年、ロングスティ人口は横ばい、もしくは減少傾向にある。 
旧い人たちは亡くなったり帰国したり、新しい人達がそれを補完するだけで、底上げ
には
なっていない。
大きな低迷要因としては、世代交代、日本のシニアの社会環境の変化、景気後退、
選択肢の拡大、海外ロングスティ魅力の低下など、いろいろ考えられる。
 
 
まず海外ロングスティに関しては、日本のシニアのニーズや生活志向を調べて、前
向きに対応する事が不可欠だろう。
そして、魅力的な生活スタイルとしての海外ロン
グスティのあり方について具体提案し、
日本
のシニア市場に積極的に打って出る意欲
が欲しいものだ。
■「タイロングスティへの積もる期待
●生活としてのロングスティを振興するには、シニアのための市場戦略が必要となる
例えば、エアーライン、会話支援、住居の選択、居住ケア、医療健康相談 PCのケア、 
学習研修 地域ボランティアと現地交流など、要所要所でのワンポイントサービス的な
特別な
ケアサポート望まれる。
日本のアクティブシニアは、タイはもとより、アジアの国々からの魅力的なロングスティ
価値ある提案を心待ちにしている。
 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | ■女性美の真髄 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿