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■今を読む■

2009-07-05 | ●シニアの生き方

■■2007年問題、再燃の兆し■■       
 (写真はシニアで賑わうシンガポールとチェンマイを結ぶオリエント特急)


凛としたシニア

 題名に魅せられてこの本(榊原節子著 PHP刊)を読んだ。
人は生きている限り、誰もが年を重ねる。例外はない」 
で始まり
老いは人生のマイナスではなくて、自然現象です。 年をとっても、
知恵や創造性は衰えないし、より多くのしがらみを得ているから、
できる事もたくさんある。これまでに培ってきたものを、次の世代に
伝えていく役割も重要です」
そして「いま,この瞬間を生きることを大切にして,何事も他人と比べ
ず自分の心に聞いてもらいたいって思います」と締め括られている。


 
見えてきたもの
団塊シニアの「2007年問題が、好況を背景に頓挫してから既に
2年、折からの世界不況で、またまた再燃の兆しが見えてきた
シニアをテーマにした啓発本が増えつつあることは、それが要因の様
だが、
凛と生きる環境で無いことが、悔やまれる。
平均株価もようやく1万円を狙うあたりに戻り、先行きに明るさが見え
てきた
が、なんとしても国と国民を思う政治や行政のすがたが,明確に
ならないのが
不満だし,不安だ。

最近,団塊が新規参入する消費マーケットを目指して、企業の動きが
活発
だ。
・最近ヒットしたフアミリーマートのこだわり商品「弁当おやじ」
・買わない持たない志向のシニア生活者向けの「衣料の下取りセール」
・何人かで車を持つ「カーシェア」など,
内閣府が進める地域活性化のための「シニアの2地域居住」も新しい
動き
のひとつ。
既に成熟化したタイ・ロングステイにも,日本の団塊シニアの心をつか
魅力的な新バージョンが生まれて来て欲しいものだ。
●「自立、自活、自存」は、定年後シニアのキーワードだが、最近の
シニアの動向を見ても,残念ながら「希望の自立」とか「情熱的自活
と言う
ワクワクした話は皆無だ。
政治や行政はもとよりとして、団塊シニア自身が、
 ・自分のものの見方
 ・今後のあり方
  ・仲間との協働のあり方,既存の垣根を打ち破る前向きの姿勢が問わ
れる所以だ。
         

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