![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f7/dbb24441462556eee98d087f8efda967.jpg)
■■2007年問題、再燃の兆し■■
(写真はシニアで賑わうシンガポールとチェンマイを結ぶオリエント特急)
「凛としたシニア」
●題名に魅せられてこの本(榊原節子著 PHP刊)を読んだ。
「人は生きている限り、誰もが年を重ねる。例外はない」
で始まり
「老いは人生のマイナスではなくて、自然現象です。 年をとっても、
知恵や創造性は衰えないし、より多くのしがらみを得ているから、
できる事もたくさんある。これまでに培ってきたものを、次の世代に
伝えていく役割も重要です」
で始まり
「老いは人生のマイナスではなくて、自然現象です。 年をとっても、
知恵や創造性は衰えないし、より多くのしがらみを得ているから、
できる事もたくさんある。これまでに培ってきたものを、次の世代に
伝えていく役割も重要です」
そして「いま,この瞬間を生きることを大切にして,何事も他人と比べ
ず自分の心に聞いてもらいたいって思います」と締め括られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/b1/ba6916608176c5f84ceb0ac6e2e0f764.jpg)
ず自分の心に聞いてもらいたいって思います」と締め括られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/b1/ba6916608176c5f84ceb0ac6e2e0f764.jpg)
「見えてきたもの」
●団塊シニアの「2007年問題が、好況を背景に頓挫してから既に
2年、折からの世界不況で、またまた再燃の兆しが見えてきた。
2年、折からの世界不況で、またまた再燃の兆しが見えてきた。
シニアをテーマにした啓発本が増えつつあることは、それが要因の様
だが、凛と生きる環境で無いことが、悔やまれる。
だが、凛と生きる環境で無いことが、悔やまれる。
平均株価もようやく1万円を狙うあたりに戻り、先行きに明るさが見え
てきたが、なんとしても国と国民を思う政治や行政のすがたが,明確に
ならないのが不満だし,不安だ。
てきたが、なんとしても国と国民を思う政治や行政のすがたが,明確に
ならないのが不満だし,不安だ。
●最近,団塊が新規参入する消費マーケットを目指して、企業の動きが
活発だ。
活発だ。
・最近ヒットしたフアミリーマートのこだわり商品「弁当おやじ」
・買わない持たない志向のシニア生活者向けの「衣料の下取りセール」
・何人かで車を持つ「カーシェア」など,
内閣府が進める地域活性化のための「シニアの2地域居住」も新しい
動きのひとつ。
動きのひとつ。
既に成熟化したタイ・ロングステイにも,日本の団塊シニアの心をつか
む魅力的な新バージョンが生まれて来て欲しいものだ。
む魅力的な新バージョンが生まれて来て欲しいものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/59/da345a1e449607fbaf67adedc0df3c20.jpg)
●「自立、自活、自存」は、定年後シニアのキーワードだが、最近の
シニアの動向を見ても,残念ながら「希望の自立」とか「情熱的自活」
と言うワクワクした話は皆無だ。
シニアの動向を見ても,残念ながら「希望の自立」とか「情熱的自活」
と言うワクワクした話は皆無だ。
政治や行政はもとよりとして、団塊シニア自身が、
・自分のものの見方、
・今後のあり方、
・仲間との協働のあり方,既存の垣根を打ち破る前向きの姿勢が問わ
れる所以だ。
れる所以だ。
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