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■閑話休題

2019-09-25 | ●商都大阪

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■「北欧のスピリッツ
●秋色の中之島界隈は、副首都を目指す大阪の顔でもある。
川辺のバラ園には、世界から集めた珍しい薔薇が咲き誇り、対岸は
建築家安藤忠雄さんがすすめるビルの壁面を飾る緑の壁が延々と
広がりを見せる。

 
●中でも中之島公会堂と対坐する 大阪市立東洋陶磁美術館は、
大阪の旧き
大財閥住友家が、収集した世界の陶器を寄贈して出
来た歴史的な陶磁美術館である。

秋の休日のさなか、開催中の日本・フインランド外交関係樹立100
周年記念「北欧フィンランドの陶芸特別展」を参観した。

  
●北欧といえば、俗に北欧5国として世界先進トップクラスの国々で
構成される特別の地域である。
特に北欧3国のフィンランド、デンマーク、スエーデンは、EU加盟国
だがEUの通貨は使って
いない。世界先進国の中でも人口数は少な
いが、殆どの条件で世界の上位を独占する。
先進国中の先進国と言われる極めて優れたポジションを独占する羨
ましい存在で
ある。

●しかも戦後74年間に全く戦争をしていない「戦争を知らない世界の
国」8ヶ国に、北欧5ヶ国が入る。
フィンランド 
・スエーデン
ノールウエィ
・デンマーク
・アイスランド
・スイス
日本
・ブータン
誰も思い付くスイスを除くと、北欧の国々ばかりである。  なぜか
調べるとこんな記事が見つかった。
「何故、北欧諸国は、戦後、戦争に巻き込まれなかったのか?」
答えは、北欧は、大戦後の戦争の原因になるものが無かったから。

その不戦の要因としては、
・米ソ対立の発火点となった地政的な位置に無かった事。
・宗教的な対立がなかった事。
経済的に極めて恵まれていた事。
独裁者のアンバランスな政治とは無縁だった事。
などがうかがえる。
やはり、地政的な位置性が占める役割などが、極めて大きいようだ。 

●北欧のイメージとして、たれもが思い浮かべるのが「高福祉、高負
担」である。フインランドは、税金と社会保障費が、GDPの44,2%を
占めるが、スエーデン、デンマークに次ぐ世界第3位の高福祉国家
である。

●フインランドは、日本よりやや小さな国土の約73%が森に覆われる
世界有数の社会福祉国家、550万人が暮らすEU加盟の伝統的な文
化国家である。
北欧といえば、
・ノーベル賞(ノールウエィ&スエーデン)、
・IKEAの家具、
・フィンランドのキャラクター、ムーミン
などは、あまりにも有名だが、
今日は、改めてフインランドが誇る現代の芸術家たちの
ユートピと
スピリッツに触れて、北欧の魅力を存分に味わっていただきたいと
思う。

 
 
  
  
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 ●フインランド陶芸特別展、マリメッコ・スピリッツ特別展(10月14日まで)

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