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■■■■■■文明の核心(日本のことば)■■■■■■
⬛️「言葉の不思議」
🔵私達が日頃使う「言葉」その効用や, 存在は計り知れず大きい。
言葉が対話を生み出し, 対話により情報が作り出される。情報が価値
を生み出し経済社会が成り立つ。言葉は情報の素(ソース)でもある。
その言葉は,国によって様々に異なる。本来その国の言語は、その民
族固有の文化として生まれ,語り継がれてきた。因みに,世界で使われ
ている言語の現況は、
「世界の言語のランキング」
⬛️「世界の地域別人口と使用言語の数」
🔵国際連合(国連)によると,世界の国の数は196ヶ国で 2024年の世界
の人口は 約80億人で,年々増加している。
国連加盟国は193だが,未加盟は
・バチカン市国、
・コソボ共和国、
・クック諸島、
・ニウエ
の4か国。日本が承認していない朝鮮民主主義人民共和国は, 国連に
加盟している。
●「世界の地域別の国と人口と使用言語」
(地域名) (総人口) (使用言語数) 国に数)
・北米 3,7億人 254 2か国
・中南米 6,5億人 782 33か国
・欧州 7,5億人 289 44か国
・アフリカ 13,0億人 2154 54か国
・アジア 46,0億人 2314 48か国 ●
・オセアニア 0,4億人 1323 14か■
(出典:JIJI)
⬛️「言葉の生い立ち」
🔵地球が生まれてから46億年経つ、哺乳類の誕生は6600万年以降、
人類が地球に生存し始めてから約20万年たつと言われている。
当初,人々は小さな群をなし,手振り身振りで意思疎通を図りながら、
やがて口語による対話で集落を作り,社会の原点の様な仕組みが生ま
れたと言われる。この時期に, 意志を伝える対話方法としての言葉の
原型が生まれたと想像される。
⬛️「日本語の開花」
🔵若い漱石は,開国したばかりの明治半ばに ,世界の先進国英国へ留
学する。漱石に詳しい大東文化大学教授の山口謡司さんは「漱石は、
英国体験により、新しい感情を形にする口語体という文学的な試み
を通じて,普遍的で画期的な「日本語」を創りあげたと語る。
あの名作「吾輩は猫である」の誕生である。
最近報道によると,在日外国人の数が遂に300万人を超えたという。
東南アジアからの若手の短期滞在者も多いが、欧米からの移住外国人
も多いという。
この人たちは, 日本のアニメで日本を知り,興味が高じで日本語を学び、
日本移住を試みたという。総じてこんなに美しくて住みやすい国はな
いと激賞する。そしてほとんどの人が日本語の美しさに触れる。こ
んなに繊細で優雅な言語はないとホメまくる。特に漢字とかなの流
れるような起伏がいいという。また縦,横どちらにも書き留める事が
できる日本語の合理性が素晴らしいという
最近デジタル化が進む日本にあって,ともするとSNSなどに興じる
若い人を中心に日本語衰退論に出くわすが,もう一度、私たちの母語
である日本語を見直して欲しいと思う。
🔵私の手元にある一見ささやかな、日本語辞書の類である。
改めて紐解くと, 精緻な構成、一文字の誤字も許さない編集, 日本語
を使う人々の利便に応えて,些かも動じないゆるぎない自信が伝って
くる。
私は,国語辞典の「奥付け」(最後の頁)をよく見る。辞書や本による
と,時に第18刷などと書かれていて驚く事がある。途端にその本に対
する扱い方が変わる。畏敬にもにた思いが募って来る。
🔵言葉は人柄を表すという。日本をよく知る外国の文化人は,総じて
日本人は優しいという。日本語が美しく,その語感が実に優しいと 言
われるのも、その言葉を生んだ日本人に起因しているという。
日本の言葉,日本語の起源は, まだ明確になっていないようだが,日本
の国の大昔からあったに違いない。
漢字は,仏教と同じく中国から伝来したと伝えられるが、日本には漢
字の他に「かな」があり,海外語がはいってからは「カタカナ」が
加わったとされる。このように多岐に亘る言語の形態は,他に類を 見
ないと言う。
⬛️「言葉の効用」
🔵近代における地球世界,最大の悩みは,民族間,国家間の対立による
戦争である。これは,むなしいまでの悪行としか言いようがないが,
識者に言わせると,世界共通の言語があったらならば, 意志疎通が可能
となり,戦争も防げたかもしれないと言う。
デジタル化が進むおりから,世界の人々の行動領域は広がるばかりだ。
共通言語による国家間の交流が深まり, 共通認識が共有され始めた経
緯が伺える。
「考えが言葉になり、
言葉は行動に、
行動は習慣に、
習慣が人格になり、
人格は運命を形作る」 (マーガレットサッチヤー元英国首相)
いま世界一番の課題は、
・平和への探究、
・自由交易
・共通意識の具備,
である。
今では,言葉による誤解なるものは殆ど解消した。言葉の異なる世界
の首脳が一堂に会しても、優れたデジタル機器を駆使して,相手の言
葉を瞬時に正しく翻訳して真意が伝わる。共通言語による対話会合
と何ら変わらない。
日本の文明開花と言われる明治の初めからわずか150年にして,世界
の言葉模様は大きく変わったと言っていい。何故かといえば、世界
の急速な科学技術の長足な進歩としか言いようがない。
🔵「時代の言葉」ーーーーーーー
・知の越境 cross-border
・自然に生きる、100年時代の到来、
・イエス&バット(吉本興業中村会長)一度は聞く。但し損するなよ。
・覆水、盆に返らず。(中国、土地の爆買い)
・なんだこりゃ!
・国家の繁栄は、技術革新とベンチャー精神。
・持続可能性。(企業も、国も、家庭も)
・混迷の世界
・分断の世界
・デジタルシフト(通販の台頭)
・遠見卓見
・自然に生きる(百年時代の到来)
🔵「気になる言葉」
・地獄の門が開いた。
・泉下の友
・三方よし
・異端
・未踏
・愉楽
・葛藤
・老害
・選択と集中
・核心
・廃仏毀釈(井澤史観)
・自分だけの小さな空間を持て。(モンテーニュの随想録の座右の銘)
🔵「伝統の言葉」
・オマージュ/賛辞、尊敬、
・日本の生き甲斐、至福、
・不易流行、
・恵方/南南東、
・独眼&慧眼、
・逆境と屈辱 (JR九州)金池会長 前途多難
🔵「時節のフレーズ」(日経)
・統合型リゾート
・人口に膾しやする。(人に讃えられ世間に広く知れ渡る)
・物語の始まりと物語のおわり、
・祈りの幕がおりる時、
・負の汚名、
・大中小、
・徳は行動である.
・失うものもあれば、得るものもある。
🔵「新しい言葉」ーーーーーーーーーー
・ロボット・アドバイザー(ロボアド)
・カーボンニュートラル(21世紀の脱石油方針)
・ワーケーション、新しい仕事の言葉
・危機を好機に変える…
・自走する組織、
・治験、
・情報共有の時代。
🔵「IT新技術」
・5G回線/超高速の次世代無線通信システムの事(地域活性化に活かす)
・iOT/あらゆるモノがネットにつながる。
・人口頭脳、自動車、エネルギー、イノベーションがキーワード。
🔵「時代を読みとる言葉」
・戦争紛争は土地の争い(紛争解決の方法、土地共同管理)中東の出来事、
・[歴史とは現在と過去の尽きる事のない対話」EHカー英国歴史家
・セカンドステージ、
・不確かな伝統への固執、
・排外主義的な言説、
・弱者、異端者バッシングがネット空間に満ちる。
・多難、社会の様々な部分に多様性の風穴を開けなくてはならない。
・ポスト平成の時代。
・自助、共助、公助、
・SDGs、
・テスラは後退、日本電産、住友鉱山、半導体関連企業復活だろうか。
・戦争は歴史を変え、『平等』という社会をもたらした。
・第二次大戦 の日本は若者ら250万人が戦死し、都市は焼かれ曠野と
なった。
GHQの農地改革と財閥解体で富裕層が落剥した。
軍需産業の栄枯 盛衰、戦後日本は、軍事技術を民生に転換し経済成
長を遂げた。
・インターネットの創業者ビルゲイツ (出典:JIJI)
🔵「グーグルの10の真実」
・ユーザーに焦点を絞れば、他は後から付いて来る、
・一つの事をとことん極めるのが一番、
・遅いより速い、
・ウエブ上の民主主義は機能する、
・情報を探したくなるのは、PCの前だけではない。
・悪事でなくとも金は稼げる。
・世の中 には、情報が溢れている。
・情報のニーズは、全て国境を越える。
・スーツがなくても、真剣に仕事は出来る。
・素晴らしい では足りない。
🔵「好きな言葉」(堀口大学「ことばの流星群」集英社)
・暮らしは分が大事。
・気軽が何より薬。
・嫉む心は、自分より以外のものは傷つけぬ。
●[阿久悠を送る言葉」
夢は砕けて夢と知り、
愛は破れて愛と知り、
時は流れて時と知り、
友は別れて友と知り、
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