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王将戦 第一局 二日目

 『将棋のALSOK杯王将戦の七番勝負第1局が1月9、10日に行われ、挑戦者の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)が、渡辺明王将(名人、棋王、37)に139手で勝利、最年少五冠に向けて白星スタートを切った。
 渡辺王将が三冠、藤井竜王が四冠と、史上初の「三冠 対 四冠」という将棋界の“頂上決戦”という構図で始まった王将戦の七番勝負。藤井竜王の先手で始まった一局は相掛かりで進行し、1日目に藤井竜王が意表を突く手を見せ、これに渡辺王将が長考。そこから一気に対局ペースが落ちると、藤井竜王の封じ手(47手目)までわずかな手数しか進まず、1日目を終了した。
 明けて2日目も形勢は一進一退のままで中盤に入ると、両者持ち時間が1時間を切っても、微差の中でのせめぎ合いが続くことに。午後6時台に入り、両者の持ち時間が少なくなったところで、ようやく激しい戦いに入ると、1分将棋になっても形勢が互角に戻る大激戦。わずかな部分で抜け出し始めた藤井竜王が、その後も難しい将棋を正確な指し手で勝利へと突き進んだ。』



 もう何が何だか訳が分からぬ終盤だった。盤面を見ていてもどちらが優勢なのか分からぬ私にはテレビ画面のAIの形勢判断が唯一の頼り。普段見慣れているABEMAの形勢判断と違い、将棋プレミアムのAI評価値は一手ごとにめまぐるしく変わった。その時は二転三転する形勢に一喜一憂するばかりだったが、今思えば本当に評価値がそれほど変わることがあるだろうか、という気がしなくはない。確かに難しい終盤であり、一手間違えば即座に逆転するというスリリングな展開ではあっただろうが、あれほどまでにコロコロ優劣が入れ替わるなんてちょっと信じられない。(銀河戦でも評価値がグラグラ揺れ動くことが何度かあったからどうも信じられない・・)

 ともあれ、藤井竜王にとっては幸先良い一勝!このまま4連勝!といきたいところだが、渡辺名人が死力を尽くして勝負に賭けているというのは第一局で十分伝わってきたから、簡単にはいかないかもしれない。しかし、藤井竜王ならきっと成し遂げてくれるだろう、そう願って第二局も応援しよう。

 頑張れ、藤井竜王!!
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