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「カラマーゾフの兄弟」

 「悪霊」「罪と罰」と亀山郁夫氏の訳本を読み進めてきて、次は何を読もうかと考えた。すぐに頭に浮かんだのは「カラマーゾフの兄弟」。しかし、これはドストエフスキーの小説ではラスボス的な存在であるから、その前に別の作品を読むことにしようと思った。しかし、「白痴」はあまり好きな小説ではない印象が強かったので、パスすることにして「未成年」にしようと思った。そこでAmazonで調べたところ、1冊1000円以上で3巻あるから結構高いなとケチな気持ちが浮かんできて、メルカリで調べることにした。だが、メルカリには「未成年」を全巻出品してしている人はいなかったので、どうしようかな、と迷った。そうこうしているうちに、「カラマーゾフの兄弟」なら全巻揃えて売っている人が多く、中でも私が見つけたのは、5巻揃って1900円の出品。これならAmazonで新品を買うときの半額以下だ、と思ったら、「未成年」のことなど忘れてしまって、すぐに買ってしまった・・。



 「カラマーゾフの兄弟」は今までに2回読んだことがあり、2回とも米川正夫訳だったと思う。今回は新たに亀山訳だから、かなり印象は違うかもしれないが、なにせ4巻(5巻目は本編ではないらしい)もあるからいつ読み終えることができるのか全く分からない。(実際、本が届いてから一週間近くになるが、1ページも開いていない・・)
 まあ、何の束縛もなく、読みたい時に読んでいけばいいのかな、と呑気に構えることにしている。
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