今年最後の牡丹

　金晃という品種の黄色い花が咲く牡丹が2本届いた。



　なんやかんやと今秋も10本くらいの牡丹を新しく買った。植えるところがなさそうだったのに、無理やり隙間を見つけて次々に植えた。ほんとうこんなに隙間なく植えていいものやら分からないけど、来春に狂ったように牡丹が咲き乱れる様を思い描くと、どうしても欲しくなって買ってしまう。

「また買ったの？こんなに集めて、あなたが死んだらどうするの、牡丹？」
と妻はきくから、
「朽ち果てさせればいいわ」
と半ばやけになって答えると
「それは牡丹がかわいそうでしょう。死ぬ前にどうするか決めといてよ」
　確かにおっしゃる通り。何か良い手を考えなくちゃね。

　とりあえずこれで今年最後の牡丹にしておこう！（たぶん・・）