毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
「くるまの娘」
宇佐美りん「くるまの娘」をやっと読み終わった。記憶がないほど前に読み始めて、途中何度も放置しながら、今朝起きて残り50ページほどを一気に読んだ。
やっと読み終えた安堵感はあるものの、この作者の小説はやっぱりよく分からないという印象が強い。「かか」「推し、燃ゆ」も読んだが、ずっとよく分からないという印象が拭えない。それは文体が私の頭には馴染まないということもあるだろうが、しっかり読んでみると情景を描く記述は独特な言葉を使って濃密に描かれているし、人物の心理も細かく表現されている。しっかりした文体の持ち主であることは理解できるが、かなり硬直化した私の読解能力を超えているらしく、容易には私の心に染み込んでこない。
なら、なぜ3冊も読んだのか、自問してみるが、うーん、なぜだろうという答えしか出てこない。筋立てとしては暗い、最初から最後まで暗い。希望らしきものも仄見えない。それが現代の重苦しさだと物知り顔で語るのは私の趣味ではないし、己の心の闇に通じるものがあるかもしれないなどと安っぽいことも言いたくもない。ただ何となく読んでしまう魅力があると、ぼんやりと思っているくらいが私にはぴったりな気がする。
昨日ハッと気付いたことがある。なんだか最近一つ一つキチッとやっていかないと気が済まないような陥穽にハマってしまい、自分を窮屈にしてしまっていたんじゃないか、だから妙に疲労感に苛まれているんじゃないだろうか、そんな気がした。
いい加減な人間が変に肩肘張っていたら、そりゃ疲れるわな、それはいかん、元来の「いい加減モード」に戻していかなきゃ!と心に決めた。
ということなので、この「くるまの娘」の感想もこんな中途半端な感じで終わることにする。
やっと読み終えた安堵感はあるものの、この作者の小説はやっぱりよく分からないという印象が強い。「かか」「推し、燃ゆ」も読んだが、ずっとよく分からないという印象が拭えない。それは文体が私の頭には馴染まないということもあるだろうが、しっかり読んでみると情景を描く記述は独特な言葉を使って濃密に描かれているし、人物の心理も細かく表現されている。しっかりした文体の持ち主であることは理解できるが、かなり硬直化した私の読解能力を超えているらしく、容易には私の心に染み込んでこない。
なら、なぜ3冊も読んだのか、自問してみるが、うーん、なぜだろうという答えしか出てこない。筋立てとしては暗い、最初から最後まで暗い。希望らしきものも仄見えない。それが現代の重苦しさだと物知り顔で語るのは私の趣味ではないし、己の心の闇に通じるものがあるかもしれないなどと安っぽいことも言いたくもない。ただ何となく読んでしまう魅力があると、ぼんやりと思っているくらいが私にはぴったりな気がする。
昨日ハッと気付いたことがある。なんだか最近一つ一つキチッとやっていかないと気が済まないような陥穽にハマってしまい、自分を窮屈にしてしまっていたんじゃないか、だから妙に疲労感に苛まれているんじゃないだろうか、そんな気がした。
いい加減な人間が変に肩肘張っていたら、そりゃ疲れるわな、それはいかん、元来の「いい加減モード」に戻していかなきゃ!と心に決めた。
ということなので、この「くるまの娘」の感想もこんな中途半端な感じで終わることにする。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )