従姉妹同士

　息子の家族もやって来たので、昨年のお正月以来１年4ヶ月ぶりの従姉妹の対面が実現した。
　
　２人とも同じ年に生まれたが、娘の方は3月生まれで息子の方は5月生まれなので、学年は娘の方が１年上で、今日の時点では、4歳と３歳という違いがあるのだが、体は息子の方が一回り大きくて、着る服もワンサイズ息子の方が大きいそうだ。

　性格も娘の方は活発でやかましいくらいだが、息子の方はおっとりしているように見受けられる。好対照な2人だからこそうまく折り合いがつけられるような気がして、短い間だが，仲良くやれるんじゃないかなと思っている。

　ということで、子供の日にはちょっと早いが、久しぶりのご対面を祝って、ケーキを買って来た。
　


　馴染みのケーキ屋さんに行ってすぐに目に入ったのが「こどもの日」お祝いケーキ。こいのぼりとかこどもの日に相応しい小物が乗っかっていてなかなか楽しい。娘もこれを気に入って即決で買って来た。

　明日は皆でお出かけする予定。なかなか疲れるけど、そんなこと言ってられない。頑張るぞ！！

爺の務め

　娘が二人の子供を連れて帰省して一週間が経った。
　この一週間は、もう大変。上の子がやたら元気で、外に出ると走り回るから目が離せないし、お話が好きであれこれ話しかけてくれるから答えなきゃいけないし、かなり疲れる。私はまだ短い時間だから何とか持ち堪えられているけど、妻はほぼ一日中一緒にいるから、夜はもうへとへとになると言っている。幼児の底知れぬパワーを受け止めるのが辛くなった私たちはもうかなり歳をとったんだなあ、と改めて思い知らされた毎日だった。　　

　そんな元気な上の孫娘がホワイトボードに描いた絵。



　なんでも、自分と妹とお母さんを描いたらしいが、なかなかうまく描いたと思うのは爺バカだからか・・。

　下の孫娘は、生後5ヶ月弱で一日の半分くらい眠っているため、私たちが手出しをすることはあまりないが、母親たる娘は色々世話して大変そうだ。まあ、こうやって長い間我が家に泊まって少しは息抜きがしたくなったのも当然のことだろう。まあ、のんびりしてくれ。

　そんな下の孫娘は、この頃寝返りができるようになり、頭のつむじを観察することもできるようになったので、写真を撮ってみた。



　小さなうずまきが頭の中心にあって実に可愛らしい。

　今日、北海道から子供達の父が我が家にやって来てしばらく合流する予定だ。これで私と妻が手を出すことはかなり少なくなるだろう。しかし、明日には息子の家族もやってくることになっているから、二、三日は大賑わいでまた大変だ。でも、こんなことは滅多にないから、爺として頑張らねば！

　楽しみだなあ。

古い時計

　結婚する時に妻がプレゼントしてくれた腕時計がずっと行方不明になっていた。時々思い出して探してみたが、どこにしまったのか、見つからずに来てしまった。
　そんな時計を最近妻がたまたま見つけ出した。３０年近く箪笥の隅に隠れていたようで、もちろん動いていないし、ベルトもカビが生えていてとても使えそうもない。しかし、なんと言っても思い出の品、直してもらえないだろうかと、市内の時計屋に持って行ったところ、
「たぶん動きますよ。10間くらい時間を下さい」
と結構簡単に引き受けてくれた。よかった。

　で、約束通り、10日経ったら電話がかかって来て、
「直りました」
と言われたので取りに行った。ベルトも交換して、二万円の修理代を払って来た。



　なかなかいい感じ。手動式なので、毎日ネジを巻くのもなかなか楽しい。正確に動いているので、直してよかったと思っていた。しかし・・。
　
　昨日の朝、出かけようと時計とスマホを手に持って外に出たところ、どうした拍子か、時計が手から滑り落ちて、玄関先のタイルの上に落ちてしまった。ワッと慌てて拾ったところ、ガラスに傷がついていなかったので、何事もなかったと思ってホッとしたのだが・・。　15分くらい経って時計を見たら、時間が合っていない。
「今、何分？」
と妻に聞いたら、やっぱり針が進んでいない。えっ？止まったの？
　よく見たら、小さな秒針が動いていない。と言うことは、時を刻むことができなくなってるということだ。ヤバいなあ！

　ここからが私の愚かなところ。トントン叩いてみたら動くかなあ？と昔よくやった方法でうまく行くかも、という間抜けさで軽く何回か時計の裏側を叩いてみた。どうだ？と思って時計を見たら、なんと、秒針が外れてしまった！！なんてことだ！！



　その後、また時計屋に行って事情を話して、直してもらうように頼んできたが、今日になって電話がかかって来た。
「昨日の時計のことですけど、強く落とされた？」
「いや、するっと落ちたって感じですけど。下がタイルだったから衝撃はあったのかなとは思いますが」
「秒針が折れてしまっていて、部品を探してるんですけど、古い時計だから見つからないかもしれないんです。もし、見つからなかったら、直せないってことですけど、それでいいですか？」
「もちろんです」
「では、またしばらく時間ください。部品を探してみますので」
「はい、よろしくお願いします」

　直るといいけれど。しかし、本当にバカだなあ、私は・・。