日本テレビの夕方のニュース、news everyを観ていて、アナウンサーの市來玲奈さんが、ある女優さんに似ていると思いついたのだが、夫に説明ができない。
市來玲奈さん
ネットでは、市來さんは、広末涼子さんに似ている、と出てくる。
主役に出演している女優さんではなくて(ごめんなさい)、脇役で、または、連続ドラマの中の、ゲスト女優で出演されている。
有名人診断のアプリで、テレビの市來さんを撮影したら、似ている女優さんがわかるかな、と試みた。
吉瀬美智子さんと出た。
吉瀬美智子さん
違うんだなあ。
こうなったら、どんなドラマに出演していたか思い出すしかない。
消えゆく過去のドラマの記憶をたどってみたら、あるある、そういえば、ドラマ相棒で、過去に警察学校の事件に出演されていたな、と思い出し、検索してみたら、あったじゃないですか。わかりましたよ。
南沢奈央さんでした。
南沢奈央さん
よく似ていると思いませんか。
最近観たドラマでは、刑事ものや事件物に、よく目にするシーンに階段落ちがある。
実に多い。
殺人現場もあれば、依頼者をかばって一緒に落ちたキムタクのBGもそうだし、特に最近多い。
前に、アキレス腱のけがで入院した時、整形外科の病棟仲間に、JRの駅で階段の上から落ちて、足を骨折して、ほかにもけがをした若い女性がおられた。
本人の弁によると、「どうして落ちたのかわからない」というのだ。
すれ違った人と触れて、バランスを崩したのかもしれないし、もっと悪意の人に突き飛ばされたかもしれない。
事件にはならなかったらしいので、その場では、事件性の騒ぎにはならなかったのだろうと思う。
でも、階段から落ちるというのは、ドラマでなくても、かなりの大けがになる。
その割に、階段は無防備に作られている。
手すりも少ない大階段が電車の階段には多い。
撮影には、俳優さんも万全の準備の中、CGやスタントマンを使っているのではあろうが、気を付けて演じていただきたい。
気を付けてといえば、ビルの手すりの低い屋上で、演技される俳優さんを観るが、ほんとうに、あんな、怖いところで、演じているのだろうか。
あぶないよぉ
ドラマを観るのが好きでよく観ると書いてきたが、ドラマの中で、白衣姿の人物が、前のボタンをはずしてひらひらとさせていることにいつも違和感を感じていた。
学生時代は理科系で実験の時は常に白衣を着ていたし、就職した医学系の研究室のところでも、大学病院内でも、民間の研究所でも、白衣を着ていた。
高校の時、白衣姿にあこがれもあって、理科系に進んだ面も少しある。
それにしても、白衣は、自分の服が薬品や熱で、汚れるのを防ぐために着るのであって、自分を守るための白衣の前ボタンをはずして、中の服が露出してしまう状態で仕事をするなど、まったく考えられない。
そのうえ、「だらしない」以外のなにものでもない。
大学病院の医師から聞いた話では、患者の処置をしていて、血液がビュッと吹き出したりすると、おっと、と足をよけると言っていた。
そうだ、白衣をだらしなく来ていたら、自分の服が汚れてしまうではないか。
1滴薬品が飛んできたとしても、白衣をきちんと着ていなければ、シミや、焦げができてしまう。
どうして、ドラマではボタンをはずしているのが、カッコイイことになってしまうのだろう。
ポケットに手を突っ込んでいるなども、妙じゃないか。
例えば、食品工場の現場で、そこの白衣を乱して着ている作業者がいるだろうか。
ありえない。ルールがあるからだ。
半導体の現場でも、きちんとフード付きの白衣を着て、エアーシャワーを浴びて、作業をしていた。
というわけで、どうも、ドラマは現実の世界と何十年ものあいだ、変わらずに、飛躍して良しとしているんだなあと、だれがそんな演出をよいことにしてしまってるんだろうと思うのだ。
前回は、テレビドラマ「相棒」の話を書いたが、再放送をよく観ているのは「科捜研の女」も、そうだ。
沢口靖子さんの長い主演ドラマだ。
これも、ランダムに過去の放送を再放送して、平日やっている。
これが、舞台は京都府警なのだが、職員は誰も京都弁を話さない。
関西の大学を卒業した人に聞いたことがあるのだが、関西の大学では、授業は関西弁だというのだ。
京都府警で標準語で仕事をしているのだろうか。
最近は、テレビの影響で、若い人は普通に標準語が話せる様子がテレビのインタビューでわかる。
一般的にはどうなのだろうと、東京生まれの横浜育ちは不思議だ。
とはいっても、標準語の中だけで育ったわけでもない。
横浜に中学生のころに引っ越してきた時、横浜弁に驚いた。
横浜の郊外に来たせいもあって、土地独特の話し方があった。
高校に進学した時は、もっと横浜の中心から通学している人も、独特の横浜弁を話した。
だんだん、私もそれに染まった。
大学に行ってから、それは横浜の若者ことばなのか、そのイントネーションもアクセントも大学生は使わない。
だんだん、横浜弁を話す人もいなくなるのかもしれない。
テレビ朝日でドラマ「相棒」を午後再放送している。
初回に放送していたころはほとんど観たことがなかった。
夫が観ているときに、同じリビングに居て、垣間見たことはあっただろうとは思う。
いま、再放送している「相棒」は長い20年の放送をランダムに放映しているから、水谷豊さんの杉下さんの相棒はそのたびに各回1人の相棒が合計4人交替で登場し、話もほとんど連続性なく毎日平日にお目にかかれる。
BSで放送することもあったようだ。
それで、ほとんど毎日1本ずつは録画して別の日に鑑賞しているので、よく観ているのだ。
新番組のドラマの録画も観るため、再放送のドラマ「相棒」がたまってしまうこともある。
アクションの刑事ものでなく、推理するタイプのドラマで面白く拝見している。
しかし、よく感じるのは、
「あれ? これ前に観なかったかな??」
と気づくことだ。
長いこと再放送しているので、同じものが順繰りに出てきてしまうのか、または、夫といるときに、初回放送の一部を垣間見たときに観たのか、そこはわからないのだが。
それにしても、観たことがあるような気がする、と思っても、途中の推理や、結末や、どんな話だっけまで 思い出せないのだ。
だから、観たことがありそうでも、だいたい、最後まで観る。
やはり、加齢だと思う。
覚えてないのだから。
映画館で観た映画が邦画だと1年もするとテレビで放送されるが、詳しく覚えてないので、また楽しめてしまう。
最近、64歳になったが、年を取ると、ほんとうに、忘れっぽいな、と感じる。
ドラマに関しては、いいような、悪いような。