暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

夫の過ごし方

2016-05-23 22:43:07 | 日記
夫は一日に何時間も献立を考えて、食品成分表と食材を照らし合わせながら、電卓をたたいて、日々の食事の計算をしている。



私の手があくと、夫がそれを読み上げて、私がExcelに入力して仕上げる。

エネルギー、たんぱく質、塩分、カリウムの4つが、指定範囲内に入っているかどうか、計算を見ながら、食材を変えたり、おかずを追加したりしているのだ。

計算したもの以外は、いっさい口にしない。


ほかに、夫が時間を費やしているものは、テレビの視聴だ。

ブルーレイのレコーダーを2台持っていて、1台について同時に裏表の2番組を録画でき、録画中でも、すでに録画してある番組を見ることもできる。

ベッドに仰向けになって、足元にあるテレビの画面を見る態勢なので、だんだん眠くなってしまい、録画の画面が進行していながら、眠りに落ちていることがほとんどだ。

だから、ひとつのドラマを観るのに、何度も戻して、見直すことになり、見終わるのに時間がかかる。


きのうから、部屋の片づけをして、今日も頑張ったようで、部屋が片付いてきたが、まだまだだそうだ。

それで、また明日以降、片づけるらしいが、夫は服をよく捨てる。

もう服には執着がないようなのだ。

働いていた頃は、通販で素敵なジャケットを買って、会社に行っていたこともあったが、いまは勤め先があるわけでもなく、腕にブツブツがあるのが人に見られたくなくて、半袖はほとんどすべて捨てた。

半ズボンも捨てた。

もともと、結婚した時の新居には、夫は紙袋ふたつで引っ越してきたのだ。

物はいらない人なんだと思う。


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