暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

黙食すべし

2022-01-20 21:29:36 | コロナ

1月14日に私の誕生日が来るその前に、誕生祝の外食をしようということになって、1月12日に街で夫と待ち合わせをした。

私は、税務署に確定申告の手引きをもらいに、街へ出る用事があったので、その他買い物に回るところは回りそのあとで落ち合って食事ということにした。


その前に、11月24日のことだが、コロナが少し落ち着いていた時期のこと、街に出る用事があって、私は昼食にとんかつ屋さんに一人で入った。

駅ビル内の狭い店内のことで、アクリル板も行き届いていない店だった。

密接した隣のテーブルとの間にはアクリル板があったが、人と人はくっついて座った。隣は女性がひとりだった。

テーブルとテーブルが離れた、といっても50cm程度しか離れていなかったと思うが、私の隣の席は若い男性二人で、仕事の話を先輩が後輩にしきりに話している。

先輩は食べているのか、耳に入ってくる話し方の調子では、食べる暇もないほどに、大きな声でのべつまくなしにしゃべっている。



後輩はとんかつの定食を食べていて、うなずいたり、相槌をうったりしていた。



それにしても、二人の間にはアクリル板はない。

その二人と私との間にもアクリル板はなく、私はその横で食事をするには、コロナの感染が怖くて、とても嫌だった。

店員さんに、

「あの、席を替えていただけませんか?」

と、小声で頼むと、

「奥を片付けますので、少しお待ちください」

と言ってもらえたので、待っていた。

定食の注文をしてから、しばらく時間がたってからだったので、料理が出てきてしまった。

運んできてくれた店員さんに、

「席を奥に替えていただけることになっていますので」

と言い、定食は奥に持っていってくれた。

私も奥に移動した。

と、そんなことがあったので、帰宅してから、夫にとんかつ屋さんでのことを話した。

前のブログにも書いたが、我が家は食卓の向かい合う席の間には、アクリル板がある。

下のほうに、隙間を作ってあるアクリル板があるが、うちのはテーブルに置いたアクリル板には隙間はないような作りだ。


そこで、初めの、誕生祝の話に戻ると、とんかつ屋さんでの一件があったので、私たちは黙食で、と決めてあった。

デパートの和食店で、和食御膳をそれぞれ好きなものをオーダーし、席は斜めに座り、夫は事前に、メニューは細かく決めてあった。



誕生祝だが、黙食で。テーブルのアクリル板は上の絵のように、しっかりしていた。

私はアルコールは飲めないので、夫は生ビールも注文して、定食にカキフライ2個も付けていた。

私は、注文したのは、しらすとまぐろの二色丼と牛肉のステーキのついた御膳だった。

といっても、品のいい店で、がっつり系の量ではなく、どれもちょっとずつのお料理だった。

お互い早食いのほうなので、それぞれが黙って食べ終わると、しゃべることもなく、会計して店を出た。

私は帰宅にちょうど良いバスがあるので、バス停に向かい、夫は、少し買い物をして回ってから、時間を置いて帰宅した。


混雑の中で、アクリル板も距離も十分に置かれていない店での食事より、この日の黙食のほうが気持ちよく食事ができた。

コロナ対策は、個人個人がこころして取り組まなければ、感染が収まらなくなるのは必然だ。

若い人ももう少し認識を新たにしていただかないと、女子高生じゃないのだから、飲食の席でしゃべりまくりはやめてほしい。

小学生でも給食で壁に向かって黙食していると報道されているのに。

小学生ができることが、できませんか?



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