テレビドラマをよく観ていること、そして、一度観たはずのドラマの筋や犯人のことを忘れていることを、以前のブログに書いた。
夫にそのことについて話してみた。
夫もドラマを録画してよく観ている。
別の部屋で、自分の好きな番組を個人的に録って観ている。同じ番組をそれぞれの部屋で、好きな時間に観ていることもある。
私は、番組の冒頭で、これは一度観ている、と確信するドラマによく遭遇するが、刑事物を観ているときには、最後のどんでん返しで犯人が明らかになるまで観ていても、その直前までまだ結末や犯人を思い出せないで、ドラマを終わりまで楽しんでしまう。
ところが、夫は、一度観たドラマは、筋がわかるので、このシーンの次にあの男が登場する、ということまで、事細かく覚えている、というのだ。
夫は私より7歳年上だが、記憶力はかなり良い。
昔二人で行った旅行の場面もよく覚えているし、初めて訪れた場所から、駅までまた帰るというようなときもよく道を覚えている。
私の番組の中のことを覚えていない現象は、健忘のうちだろうか、それとも、認知症の予兆だろうか。
私に病気があることは、折に触れ書いてきたが、時折襲ってくるのは、何十年も前の鮮明な記憶に追い立てられることだ。
子どもの頃のことであったり、数十年前の職場や学校での会話であったりする。
そういうことは、脳の引き出しが開いて次々会話が再生される。
ドラマはなぜ覚えてないのだろうか。
大事ではないから、観たそばから忘れていくのだろうか。
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