美味しそうなしめ鯖を買ってきました。
皮側に脂がのって美味しそうです。
でも、気をつけなければいけないのが、アニサキス食中毒。
特に秋口と春にこの食中毒は増える傾向にあります。
アニサキスとは寄生虫の一種です。約15ミリの白い糸状の体を持ちます。
オキアミなどのプランクトンを食した魚介類を介してヒトに感染します。
軽い腹痛を伴うケースから、激痛、腸閉塞に至るケースなど、さまざまです。
アニサキスは、「60度以上での1分以上の加熱」「マイナス20度以下での24時間以上の冷凍」によって死滅します。
刺身で食べる前に目視で確認する事もできます。
アニサキスが体内に入っても全ての人に症状が出ると言うわけではありませんが、
症状が激しい場合が多いです。
でも,そんなアニサキスですが、世の為人の為になっている事もあります。
最近CM等でも見かける、線虫によるガン検診。
実はこれ,アニサキス食中毒になった患者の胃内視鏡で、初期の胃がんに群がるアニサキス幼虫からヒントを得てるんです。
アニサキスが多く潜んでる可能性のある魚は、
- サバ(特にシメサバ)
- イカ
- ホタルイカ
- サンマ
- サケ
- イワシ
- タラ
- ホッケ
などです。
アニサキスは魚の内臓に寄生していますが、鮮度が落ちると魚の身の部分に移動します。
なので、魚の内臓は生で食べない事。そして「60度以上での1分以上の加熱」
「マイナス20度以下での24時間以上の冷凍」によって死滅するので、
火を通すか冷凍する事が予防になります。
お刺身でいただく時はよく観察する事が大事かな?!
でも、お店などで出されるお刺身はプロの方が料理されているので、あまり神経質にならなくても良いと思います。
気をつけた方が良いのは、釣った魚などを素人が料理する時ですね!
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