1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 現在の若者達は、政治に関心がないと言われていますが、いやいや、そんな事はないかな。

2024-09-03 05:43:43 | 法話

【臨時法話】  今日の投稿法話は、政治について問うてくる若者達に。


選挙になると偶に、若者達から異口同音に「住職は政治家さん達には、何を求めておられますか」との質問を受ける事が。対し、拙僧「以前、知人老医師(他界)が『住職よ、病気は気から、という言葉があるが、確かにそういう事も、あるにはある。が、私は、新人医師を教育する時には、病気は気から、じゃないから、我々の仕事があるんだ。但し、医者は万能じゃない。助かる人間しか、助ける事は出来ん。助からない人間を、助ける事など出来んのだ。患者の中には、病気は気からだ、気持ちの持ち様で病気になどならん、と豪語しながら、暴飲暴食、酒、煙草が過ぎて、健康を害し、泣きついて来る患者は数多に。理想が崩れ、現実に直面して慌てふためく患者を、しっかりと受け止める事が出来る医者が、本物の医者だ、と彼ら(新人医師)には話している』と言われていたよね」と。


続けて、拙僧「あらゆる分野で、この老医師が言われている事は、当てはまるよ。病気になる前に、交通事故を起こす前に、夫婦が不仲になる前に、災害が起こる前に、国が危うくなる前に、この『そうなる前に』の時点で、指導してくれる見識者が存在しているか、いないかは、大変大きい事かな。政治家さん達に求めているは、これかな。理想ばかり掲げて、綺麗事ばかり立て並べて、今現在、周囲で起こっている現実を、直視出来ない様な人が政治家では、心許(こころもと)ないかな」と。「国民は多少、平和ボケでも仕方がないが、政治家さんが同じ様に平和ボケでは困る、という事ですかね、住職」「まあ、転ばぬ先の杖、だね」と、政治について問うてくる若者達に。


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次回の投稿法話は、9月5日になります。






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