かねてから富士山の世界遺産登録が候補に挙がり取り沙汰されていまし
たが、今日「三保の松原」も入れて世界遺産として採択されました。
富士山はどの方向から見てもその姿は美しく、車窓からまた伊豆・箱根・
富士五湖などからの眺めに感動を覚えたものでした。そして海外旅行の帰り
に富士山が見えるとやっと日本へ帰ってきたことを感じさせました。
三保の松原と富士
わが伊勢志摩地方でさえ天気の良い日は山上から見えることがあると聞き
ます。
日本が誇れる誰が作った物でもない自然の財産です。最初除外されていた
「三保の松原」も含めての登録はかなり難攻のようでした。「羽衣」の伝説にも
ある三保の松原です。最近は心無い観光客により周辺が汚されていることは
嘆かわしいですが、富士山同様世界遺産として恥ずかしくないように管理され
ることとなるでしょう。
童謡 ふじの山
- あたまを雲の 上に出し
四方の山を 見おろして
かみなりさまを 下に聞く
富士は日本一の山 - 青空高く そびえ立ち
からだに雪の 着物着て
霞のすそを 遠く曳く
富士は日本一の山
わたしは富士山には5合目まで(バス)しか登ったことはないですが、
友だちは70歳を過ぎてから頂上まで登りご来光を仰ぎみたそうです。
先ずはうれしいニュースの一つでした。
ちなみにユネスコによる世界記憶遺産と言うのがあり、世界ではベートー
ベンの「第九 シンフォニー」「アンネの日記」などがあり、日本の慶長遣欧
使節 関係資料」と「御堂関白記(みどうかんぱくき)」江戸時代初期と平安
時代に記され、大切に保管されてきた二つの記録が18日に登録されたとの
事です。400年も前にスペインへの遣欧使節として仙台藩から支倉常長氏
(はぜくらつねなが)が渡欧でした。