夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

世界陸上女子マラソン      舞台「放浪記」 森光子さん2000回記念

2011-08-27 20:09:49 | Weblog

  韓国で今日から始まった世界陸上選手権で、トップは女子マラソンでした。
日本からも期待のかかる選手5名の参加でした。午前9時スタート(日本時間)
メダリストの尾崎さん、赤羽さんに初参加の野尻さん、伊藤さん、中里さんが揃って10Kあたりまでは好調でした。         赤羽さん
          

  しかし20K地点からはケニア・エチオピア勢に先を行かれ、最終赤羽さん
が6位から必至に5位に入り日本人としての上位となりました。それぞれに
ベストを出しての走りでしたが、ケニアには及びませんでした。

    
NHK BS  帝劇開場100周年記念「放浪記」上演  ノーカット3時間

   作家 林芙美子さんの自伝作とも言える
「放浪記」(菊田一夫脚色)の舞台
 劇で主演の森光子さんの2000回上演記念、しかも森光子さん
89歳の誕生
 日と重なりました。

   ノーカットで3時間です。しかもどの場面でも森光子さんは登場です。89歳
 の高齢での舞台ですごいエネルギーです。さすがに20歳代を演じるには背中
 は曲がっていましたが・・・・声はトーンを上げて若さを出したそうです
      

  叉、2000回記念では「放浪記」の出版が決まった喜びを表すシーンでの
 あの「でんぐり返り」は年齢を考えて「バンザイ」表現にされました。
    

  貧乏からカフェ勤めを転々、売れない詩を書きながらも男達には惚れ、
 叉振られ、借金を重ねながらも書いてきた詩や小説でした。
      

  最後の幕で訪ねてきた作家菊田一夫「人は皆生まれてきたのも一人なら
 死ぬのも1人だよ。自分は孤独だと言うものほど、家族や友達に頼っていて
 ちっとも孤独じゃない。僕はあなたほど孤独に生きた人は見たことがないよ。」
 と・・・・・
    いつもながらの1人でのカーテンコールに今回は出演者全員で89歳の
 誕生日おめでとうのコールでした。
             

  舞台は見る機会がなかっただけにテレビでしっかりと見せて頂きました。
 今年は
91歳の森光子さんいつの日か「放浪記」でなくても叉舞台でのお姿
 を見せていただきたいと願うのはわたしだけではないでしょう

  昔は「労演」と言うのがあり、地方公演ですが、10数年会員となり「文学座」
 「俳優座」「民芸」「新国劇」「前進座」「劇団四季」など
鑑賞にいったものです。

  杉村春子さんの「女の一生」、 東山千恵子さんの「桜の園」、有馬稲子さん
 の「離れごぜおりん」。山本安栄さんの「夕鶴」など印象に残っています。

 



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2 コメント

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放浪記 (おけいはん)
2011-08-28 05:01:16
森光子さん、すごい回数の舞台ですね。
お歳をめされていても、森光子さんは
この放浪記は好きなんだね。

すごいパワー、だれにもできませんね。
返信する
おけいはんへ (純子)
2011-08-28 08:14:58
放浪記は森光子さんにとっては人生だった
のでしょう。48年間演じたと言うのですから、
かつて山本安栄さんが夕鶴のつうを演じたよ
うに・・・・
 一つの事にかける生き方は人生に悔いがな
いでしょうね。

 NHKのBSは時々いいものを見せてくれます。
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