昨日一昨日の2日間NHKラジオ深夜便午前4時の「明日への言葉」の
時間に 映画「キクとイサム」と私の歩んだ道と題して歌手高橋エミさんの
トーク番組があり、2日間共聞きました。
映画「キクとイサム」は昭和34年今井 正監督により制作された映画
で当時ブルーリボン賞など多くの賞に輝いた作品でした。
日本女性とアメリカ兵(アフリカ系)の間に生まれた姉弟が祖母に育
てられ差別と闘いながら逞しく生きていくと言う物語でした。
高橋エミさんもアフリカ系の米兵と日本人の間に生まれた祖母の手で育
てられました。イサム君役のジョージ君とは姉弟ではないですが・・・・・・
今井 正監督の生誕100周年を記念して、主演の高橋エミさん(65歳)
は現役の歌手(演歌、シャンソンジャズ)として歌と差別問題の講演をし
ながら、各地を廻っています。(映画も上映)
自身も差別と偏見の中でめげずに強く生きて来た女性です。
映画出演のお蔭で今井監督や脚本家の水木洋子さんにバックアップされ
音楽への道を歩んだのでした。オルガンを買ってもらったリ音楽の基礎から
学 んだ事も励ましの言葉を絶えずもらっていたからでした。
いじめについてもいじめられるからとじっと暗くしていては駄目で主張する
ことも大事だよと語りかけるように話され、トークそのものも惹き付けられる
ものがありました。
第二次世界大戦がなかったら私のような子どもは生まれていなかったで
しょうが・・・・65歳まで独身を通したのは子どもが生まれたらまた私のように
苦しい思いをさせたくないから・・・・と淡々と語っていました。
番組の終わりに高橋さんの「おばあちゃんありがとう」の曲が流されました。
今日は茶の実会で友達S・Kさん宅へ4人が集まりました。日中は暑い
でしたが、室内ですから 夏のようには感じませんでした。
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