中日新聞に37年もの長い間朝刊漫画を連載していた「ほのぼの君」が
今日で最終となり少し淋しい思いがします。
月にむら雲 花に風 さよならだけが人生さ の3こまが
最後となり、りきまる君の背中がなぜか淋しそうでした。
作者 佃 公彦さんの高齢(77歳)とパーキンソン病のため手がしびれ
描けなくなったことが降板となったそうです。
わずか4こまの漫画でしたが、季節や世相をとらえ、ちょっぴり風刺も利かせ
ちょっとおませでちびっこのりきまる君や、やや太目のおとめちゃん、犬の
ときじろうとおもしろい組み合わせ長い間楽しませてくれました。
わたし達の世代はあまり漫画は好まない方でしたが、誰しも新聞漫画だけは
真っ先に読んだものです。長谷川町子さんの「サザエさん」や岡部冬彦さんの
「アッちゃん」など明るく楽しく品のある笑いありで、いつまでも忘れることのない
漫画です。
「ほのぼの君」もきっと佃さんの名前と共に多くの人の中にいつまでも
残ることでしょう。
かわいい漫画でしたね。