隣りの町、阿児ライブラリーへ返本と借本に行きました。
「泣き虫ハァちゃん」 河合 隼雄 著 新潮社
(昨年なくなられた元文化庁長官、国際日本文化研究センター所長)
「ほんまに悲しいときは、男の子も泣いてもええんよ」
「兄弟ちゅうもんはええもんや」
兵庫県丹波の野山を5人の兄弟や同級生達と駆け回り過ごした少年
時代のエピソードが豊かに描かれている。
「楽老抄」Ⅱ あめんぼに夕立 田辺 聖子 著 集英社
老いは嫌忌・排斥すべきものでなく、それの楽しみ、または、
楽しみ方 を知る・・・・・老いればこその人生の楽しみ方もある
に違いない。
目次の言葉が面白い 女のおっさん 貞女 作家の品位
プティ整形 女男の泣き方 乙女の
ときめき アタシアタシ詐欺
生きすれるetc.
「みんな大変」 渡辺 淳一 著 講談社
今、我々はともすれば、他人を羨んだり、妬んだり、憎むことも
ある。でもそれは、みな各々のある一瞬を見ているからで、全て
長い目で見ると、みんなそれぞれに大変で、生きるための悩みや
苦しさを抱 いている。だからこそこの世に生きるには、互いに頼
られ、助けられながら、みんな楽しく幸せなのである。
中味はサバンナに住むライオン、ぞう、キリンヒョウなど
の生き方
小説2冊 「露の玉垣」 乙川 優三郎 著
儚い家臣の運命と武家社会の実像を描く時代小説
「アラミスと呼ばれた女」 宇江佐 真理 著
安政の世、長崎の出島(唯一世界に開かれた窓)で
フランス語を覚え通詞としての憧憬を抱いていく。
友だち4人「茶の実会」
ライブラリーの帰りにお弁当を買って、我が家に4人の近所に住む友だち
が集まりました。今日は花見の相談やがん治療の話が出ました。一人は、
生態肝移植を受けて4年になるのです。移植のおかげで命をもらった・・・・
ほんとに子供の頃から・・・・
あまり難しいのは敬遠ですが、特に最近は文字が 小さいと読みづらいの。
図書館利用はありがたいですね。