夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

本について 晩年の美学を求めて 曾野綾子

2006-04-22 08:41:28 | Weblog
  昨日の寒さはまた冬が戻った様で、霰の降ったところもあるとか
 です。そういえば「4月の雪」と言う韓国映画がありました。
  4月の終わりでもこんな日があるのですね。

  先日書店で見つけた「晩年の美学を求めて」(曾野綾子 著)
 読んでいます。70歳を過ぎたわたしも晩年になっているかも、
 まあ死ぬときが来なければ、晩年とは言えないでしょうが・・・
 
  「晩年に輝いている人間というものは 」   

    孤独との付き合い方
 
  さまざまな意味で自立している人、個人で毅然と
 生きている人、一人で生きることを考えている人
  他人の好意にすがらないこと、

    
    「分相応」を知ること、

  お金のある人はそれなりに、面倒を
 見てくれる人には、お礼を払う。お金のない人はある人と
 同じように出来なくても、やれることを考える。
  すべてにしたいことをして生きて来た人など、一人もい
 ないのだということを体験的に知るのである。

    単純労働の重い意味、を知る

  職業に貴賎はない。しかし誰にも出来ない仕事には、高い
 報酬は払われている。当然である。しかし、老年になったら
 その仕事は続けられない。誰かにカバーされなければできない。
 
  高齢になっても美しい仕事はある。社会が「くだらない」
 「つまらない」と思っていることをやればよい。 
  ごくありふれた、平凡でいつでも代替えがきく仕事でよい。
  屈辱的な作業だと思うような愚かな姿勢は徐徐ではあっても
  排除しなければならない。


   曾野綾子さんは日教組嫌いで有名です。わたしもかつては
  日教組に身を置きましたが、何でも平等、権利を唱えて
  いることには釈然としません。
   それと、いつまでも昔の栄光を引っさげて、やれ、社長だ
  校長だ、所長だったなどひけらかす前に、言動で周りが認める
  様であって欲しいです。プライドは人にでなく、自分に対して
  です。
   
    我が家のビオラ
 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようござおます。 (yukiko1939)
2006-04-22 11:17:35
曽野綾子さんのお話いいことばかりですね。

人間って、はかない命なんだなとかんじたことがあります。それは、母がなくなったときです。昨日と今日はちがうのですね。突然にいなくなるのですから、だから毎日が、大切な日々なんだね。もう後わずかの命おもいきりたのしみましょうね。
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きれいですね (yukiko1939)
2006-04-22 18:43:38
きれいに撮れていますね。少し暖かくなったね。白と紫のコントラストっていいですね。

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