昨日4月7日は不沈といわれた世界最大級の戦艦「大和」が太平洋戦争
末期に沖縄沖にてアメリカ軍の無数の砲弾により、尊い3000名の命とともに
沈没したという記念の日です。戦後70年が経って先日は戦艦「大和」と並んで
「武蔵」の海底での映像も見られました。
叉最後の特攻兵で語り部として生き残りの人生を送られた方がお亡くな
りになられた報道も在り、昨年は岡田準一さん主演の映画「永遠の0」も話題になりました。
沖縄でのひめゆり隊の元女学生それぞれ87,8歳と高齢化で戦禍を語り継
ぐ方々が少なくなり、皆さん我が身を保つことさえ困難となっています。
大和で生き残った方の挨拶の中で
「若い特攻兵士には生きていれば恋もあり結婚もすることができたでしょう。・・・」と本当に青春を捧げた命でした。さぞ「悔しかったろう。」と思うの
は生きている人間であり彼らは当時は捧げることが本命だったのでしょう。
九州知覧にある「特効平和記念館」に訪れた際に読ませていただいた片道
燃料で飛んでいった若い特攻兵士の数々の遺書は涙無しには読めないでした。
今日は天皇皇后両陛下が戦跡地パラオへ、慰霊に向かわれるそうです。
わたしの世代はやはり戦地こそ経験していませんが、戦争体験は十分にあり、
父を兄を肉親を失くしている犠牲者も多く、戦争被災で多くを失っています。
わたしの兄2人もビルマの地に眠っています。
今沖縄では基地普天間のアメリカ返還をめぐって、新たな辺野古の問題
が政府と沖縄県とで平行線上にありどうなるかが懸念されます。
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