友人の絵本作家「古内ヨシ」さんが作った絵本、「子ぐものいのり」(幻冬舎)が、昨年のクリスマスに、
この本を企画した大分県玖珠町から被災地へ450冊プレゼントされました。古内ヨシさんは1952年名古
屋市生まれ、洋画家白浜禎吉氏に師事、30代でイラストレーターの世界に入り、40代で絵本の世界に
入ったそうです。「かばのはいしゃさん」(フレーベル館)など、たくさんの作品があります。
さて、「子ぐものいのり」は玖珠町出身の童話作家久留島武彦氏の原作で、絵を古内さんが描きました。
クリスマスツリーをクモの巣で汚してしまい、反省するクモの親子に救いの手がさしのべられる話です。
ユーモラスで、あたたかい古内さんの絵は、お話にぴったりマッチしています。
「子どもたちの喜ぶ写真を見て、ちょっとだけ誇らしい気持ちの年でした。今年も被災地の子どもたちに
負けないようにがんばりたいと思います。」
古内さんからのおたよりです。古内さん、良いお仕事をされました。