ことらでーす

時々サイン会などで、子どもたちから、「ことらはどうしていますか？」と聞かれます。ことらは現在長野
県の親戚の家で暮らしていて、皆からかわいがられています。こいつ、子猫のときはやんちゃでした。
歩くと靴下に噛みついたり、網戸のぼり、カーテンターザンごっこなどすごかったです。肩の上で眠った
ため、新聞を読んでいたら、ガサガサとページをめくる音に目がさめて、突然新聞にダイビングした
こともありました。きっとエモノが新聞の下にいると思ったのでしょう。

新・恐竜たち

一昨日の記事の続きです。恐竜ジオラマのバックには、絵巻絵本「新・恐竜たち」が飾られています。
この「新・恐竜たち」は、2008年4月に発刊されました。1987年に、こぐま社から発刊された「恐竜たち」を
描きなおした絵本です。この20年間、恐竜の研究は目覚しく進み、新種の恐竜の発見も相次いたので、
新しく描きなおす必要が生じたのです。（画像は「新・恐竜たち」の仕上げの色付けをしているところ
です。）原画は全長3.64m、絵本は全長2.8m、古いものから新しものへと、恐竜の進化が一目でわかり
ます。皆さんぜひご覧くださいね。

恐竜ジオラマ

よく原画展などで、恐竜のジオラマ展示をします。（画像は名古屋メルヘンハウスギャラリーでの展示
です。）絵巻絵本「新・恐竜たち」をバックに、恐竜、樹木や岩石などの模型を並べます。このジオラマ、
最近では今年7月～8月に福岡で開催された「絵本ミュージアム2012」で展示しました。絵巻絵本の下
には恐竜探しのクイズが並んでいます。「この恐竜はどこにいるかな？」子どもたちは恐竜探しに夢中
です。

公園の銀杏

近くの公園にはりっぱなイチョウの木があります。（画像は昨年撮影したものです。）イチョウは、
とても古い時代から繁栄している植物で、中生代の地層からも葉の化石が見つかっています。
恐竜たちとともに生息していたイチョウ、今年もきれいな色づきを見せてくれそうです。

恐竜博士認定証

この夏から秋にかけて、各地で講演、お話会、ワークショップを開催しました。柏市、武蔵野市、佐
倉市、福岡市、北海道大樹町、士幌町、音更町、新得町、静岡市、横須賀市などに出向きました。
画像は、お話会「恐竜博士になろう！」で、子どもたちに配った「恐竜博士認定証」です。（ワーク
ショップでは「恐竜画家認定証」を配りました。）さてさて、この「恐竜博士認定証」の製作は結構
手間がかかっています。和紙を画材店で買って、出版社小峰書店で印刷をしていただき、自宅に
送ってもらってサインをして、「恐竜博士認定委員会」のシダの葉のハンコを押して、クリアパック
に入れて完成です。どの会場でもこの認定証を受け取った子どもたちはうれしそうでした。皆さん
とても楽しかったね。これからもあちこちでイベントを開催します。ぜひ参加してくださいね。

すぎむらことねちゃんの絵

先日、出版社童心社に、静岡県に住む「すぎむらことね」ちゃん（７才）からイラストが送られてきまし
た。わあ、いろんな恐竜がたくさん描かれています。よく見ると草食恐竜ばかりです。真ん中あたりに
マイアサウラがいて、タマゴを見守っていますね。手指など細かいところの特徴もよく見て描いていま
す。それぞれ色を変えて描いているのもいいですね。マンモス・ゴンのイラストとともにコメントが添え
られていました。「ゴンへ、絵本おもしろかったよ。ずかんがのってておもしろかったよ。」
ことねちゃん、すてきなイラストとコメントをありがとう。これからもおもしろい絵本を作っていきます。
楽しみにお待ちくださいね。

記念艦三笠

先日横須賀に行ってきました。記念艦三笠の艦橋に上ると良い眺めです。おお、主砲がしっかりと見え
ます。この場所に東郷平八郎や秋山真之が立っていました。日本海海戦前、ここから有名な「天気晴朗
なれど波高し」が発信されました。三笠本体と主砲は英国ビッカース社製の当時最新鋭、日本海軍乗員
の練度も高くて、大砲の命中率が高かったそうです。（思わず「新しい絵本も当たればいいなー。」とか
思いました。）今回の横須賀行きでは日米の多くの艦船を見ましたが、今後1度も実戦に使われずにす
むことが、一番幸せなことだと、改めて感じました。

記念艦三笠

おととい、わが家の遠足で横須賀に行ってきました。軍港めぐりの後、三笠公園に行き、記念艦三笠を
見学しました。以前、司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」を読んで以来、ぜひ行きたいと思っていました。
まず目についたのは、でっかい煙突と高いマストです。このマスト、高さが58メートルもあるそうです。
ブラキオサウルスでも届かないかな？

潜水艦

昨日は秋晴れのさわやかな天気でした。ちょっと遠出をしてみようか。急にそんな話になり、横須賀に
遠足に行ってきました。京急汐入駅で降りて、まずはどぶ板通りに行きました。名物のネイビーバー
ガーと海軍カレーを食べ、その後汐入桟橋から軍港めぐりの遊覧船に乗りました。わあ、いろんな軍艦
がいます。画像は海上自衛隊の潜水艦です。小さく見えますが排水量は4200トンもあるということです。
潜水艦は所属を明かさず隠密行動をとるために、船体には艦名も番号も書いていないということです。
まるで忍者ですね。

ブラキオサウルス

恐竜ポストカードにブラキオサウルスが加わりました。このポストカードは7種類ほどあります。サイン会
などで読者の皆さんに、ささやかな感謝の気持ちとしてお渡ししています。さて、ブラキオサウルスは斜め
に首を伸ばすと、5階建てビルの屋上に頭が届くくらいの大きさがありました。体重は60トン以上あった
とされています。前足の大きな親指はとがっていて、アロサウルスなどの肉食恐竜に襲われたときには、
後ろ足でたち上がって前足をふりおろして戦ったと考えられています。重い体重が武器にもなったわけ
ですね。でも普段はおとなしい恐竜だったようです。「気はやさしくて力持ち」そんなイメージがぴったりと
する恐竜です。

恐竜フィギュア

わが家の仕事場の棚には恐竜フィギュアが並んでいます。全部で40体くらいあるでしょうか。絵本を
作るのにこのフィギュアたちを、いろんな角度から眺めてラフスケッチを描いています。
画像のティラノサウルスのフィギュアは、フランスPAPO社製です。とても精巧で、なんと口が開いたり
閉じたりします。なんだかデッサンの時間が楽しくなりました。

おひさまやのおへんじシール

私の友人「よしざわけいこ」さんの童話作品「おひさまやのおへんじシール」（作：茂市久美子　講談社）
が、第24回読書感想画コンクール指定図書に選ばれました。よしざわさんは東京生まれ、多摩美大染色
デザイン科卒、現在絵本作家、イラストレーターとして活躍中です。2011年よりNHK「いないいないばあっ
！」の童謡アニメーションのイラストもてがけています。さて、この本の巻頭部分を紹介します。
ウサギのお店「おひさまや」には、ふしぎな商品がたくさんあります。ある日店をおとずれたおばあさんに
ウサギがすすめたのは、呼べば返事をしてくれるふしぎな「お返事シール」でした。
わあ、よしざわさんが、あたたかくてふしぎなウサギのお店を描いていますよ。感想画コンクールには、
きっと全国から楽しい絵が集まることでしょう。

これはなんですか？

先日の日曜日、横須賀市立児童図書館でワークショップ「恐竜の絵を描こう！」を開きました。画像は
ティラノサウルスのお絵描きを指導する前に、ティラノサウルスの説明をしているところです。「皆さん、
これは何かわかりますか？」「歯！」「牙だ！」いろんな答えが返ってきます。「歯じゃないよ。」と答え
ると、「ツメだ！」正解が出ました。「はい、皆さんのツメを見てください。同じ形をしてますか？」「違う！」
「はい、ぜんぜん違いますね。」その後ティラノサウルスのツメの説明をします。休憩時間には子どもたち
に、このツメやいろんな化石をさわってもらいました。化石の迫力に、子どもたちちょっとびっくり、楽しかっ
たです。

恐竜の絵を描こう！

昨日は横須賀市立児童図書館で、ワークショップ「恐竜の絵を描こう！」を開催しました。満員の50人
ほどが参加してくれました。ティラノサウルスのお絵描き教室、トリケラトプスの早描き実演、質問コー
ナー、手品「ふえる恐竜へる恐竜」、ジャンケン大会と順調にプログラムを進めました。（画像はトリケ
ラトプスの早描き実演をしているところです。大体2分ほどで描きあがります。最大スピードを出すと1分
ほどで描くことも。）参加してくれた皆さん、いろんな出し物を楽しんでいただけましたか？また恐竜の
イベントへのご参加をお待ちしています。

毛がはえたティラノサウルス

最近の恐竜研究では、ティラノサウルス類は、羽毛がはえていたと考えられています。そこで、ティラノ
サウルスの首から背中、尾にかけてタテガミを描いてみました。ははは、なかなかかっこいいティラノサ
ウルスのラフスケッチができあがりました。「うん、次の作品はこれを登場させよう。」一人で満足して
います。