恐竜トリケラトプスうみをわたる

現在、新作絵本「恐竜トリケラトプスうみをわたる」の制作を進めています。画像は、先日出てきた
表紙装丁の初校正刷りです。（校正刷りとは印刷の色の出具合などを確かめるための試し刷りのこと
です。）よく見ると、セロテープが縦に何本か貼られています。これはコーティング加工をしたときの
色の変化を見るために貼ったものです。ちょっと色が変わりますね。「恐竜トリケラトプスうみをわたる」
（小峰書店税込\1050）は、11月初旬に全国の書店から販売されます。楽しみにお待ちくださいね。

たなかふみあき君の絵

先日、出版社小峰書店に兵庫県に住む「たなかふみあき」君（6才）から、イラストが送られてきました。
おお、これは恐竜の楽園ですね。左に森があり、火山が噴火しています。手前ではティラノサウルスと
トリケラトプスがにらきあっていますよ。いろんな恐竜がいて楽しそうです。お母さんからおたよりが
添えられていました。要約してお伝えします。
「夏休みにWalking With Dinosaursを見てきました。風景などにもこだわったショーでした。息子がとても
感激して絵を描きました。親子共々恐竜に関心を持ち始めています。新作「恐竜トリケラトプスうみを
わたる」が完成するのを楽しみに待っています。」
ふみあき君、お母さん、素敵なイラストとおたよりをありがとうございました。これからもがんばって
おもしろい恐竜の絵本を作っていきます。応援よろしくお願いします。

ガーゴイレオサウルス

ガーゴイレオサウルスは最も古いヨロイ竜の1種です。画像はタブレット端末絵本「さわるきょうりゅう
ずかん」のイラストです。私のラフ絵をもとにCGを作成していただきました。後の時代のヨロイ竜アン
キロサウルスやユーオプロケファルスに比べれば、はるかに小柄です。性格はおとなしく、小さな歯
で草などを食べていたようです。私はなんだか平和的なこの恐竜が好きです。このガーゴイレオサウ
ルスは、ブログのカテゴリー「恐竜クイズ」2013年2月7日と2月9日に登場しています。みなさん、ぜひ
ご覧ください。

モササウルス

先日、新作絵本「恐竜トリケラトプスうみをわたる」の入稿（印刷所に画稿を渡すこと）をしました。
この絵本には「モササウルス」が登場します。モササウルスは全長12.5～18メートル、どうもうな
ウミトカゲの1種です。現生のコモドオオトカゲなどとの近縁種だという説もあります。わあ、すごい
歯ですね。この強力なアゴで魚類やアンモナイトを捕食しました。時にはアーケロンなども襲ったと
考えられています。

おひさんあめさん

私の好きな詩人「金子みすゞ」の代表的な詩を集めた絵本が、この「おひさん、あめさん」です。
その中の詩「ほしとたんぽぽ」は、この一節が有名です。ちょっと紹介します。
　　 　　　　　　　　　　　　　あおい　おそらの　そこふかく
　　　　　　 　　　　　　　　　うみの　こいしの　そのように
　　　　　　　　　　　　　　　よるが　くるまで　しずんでる、
　　　　　　　　　　　　　　　ひるの　おほしは　めにみえぬ
　　　　　　　　　　　　　　　みえぬ　けれども　あるんだよ
　　　　　　　　　　　　　　　みえぬ　ものでも　あるんだよ
わあ、ふか～いことばです。「おひさんあめさん」は、私の友人「森川百合香」さんが絵を描きました。
森川さん、先日子育て絵本サイト「ミーテ」のインタビューにも登場しました。森川さん、素敵な絵本を
ありがとう。

さもとけいし君の絵

先日、出版社小峰書店に、和歌山県の小学校2年生担任の「あわさ」先生から、生徒の「さもとけいし」
君の絵が送られてきました。わあ、のびのびと描いています。左はプテラノドンですね。その左上に
タコがいますよ。右はステゴサウルスがシッポをビューンと振り回しているところですね。（上にはリト
ルホーンらしいのが。）　あわさ先生からのおたよりが添えられていました。
「こんにちは、小学校2年生の担任のあわさです。いつも学校で黒川みつひろさんの恐竜の絵本を
たのしく読み聞かせしています。子どもたちはこの絵本が大好きで、何度も「また読んで」と持ってき
ます。今回生徒の一人、さもと君が恐竜の絵を描きましたので送ります。」
さもと君、あわさ先生、すてきなイラストとおたよりをありがとうございました。これからも、おもしろい
恐竜の絵本を描き続けます。応援よろしくお願いします。

しまづさきちゃん、ゆうき君の絵

先日、出版社小峰書店に、埼玉県に住む「しまづさき」ちゃん（小4）「ゆうき」君（小2）から、イラス
トとおたよりが届きました。左のさきちゃんの絵は、パラサウロロフスが四葉のクローバーを持っ
ています。とてもしっかりとていねいに描けています。幸運が訪れるといいですね。右のゆうき君
の絵は元気がいいです。ティラノ軍団ですね。ひひひと笑ったティラノの顔や、体の傷がいいです。
足組みしているスタイルもおもしろいです。二人からのお手紙です。
「黒川みつひろ先生へ、こんにちは！みつひろ先生の恐竜の絵がすごく印象に残りました。弟は
恐竜が大大大好きなので、いろんな恐竜の本を読みました。ビッグホーンの戦いのときの指示が
かっこいいです。ダスが負けるときがかわいくて楽しいです。がんばってください。さきより」
「せんせいこんにちは、ぼくは本の中でトリケラトプスとダスプレトサウルスがたたかうのがすき
です。新しいお話を楽しみにしています。これからもずっと本をたくさんかいてください。ゆうきより」
お母さんからのお手紙も紹介します。
「ふたりともイラストを一生懸命描いていましたので、送らせていただきました。家には先生の本が
たくさんあります。小さな頃からずっと読み聞かせながら寝るのがわが家の習慣です。新刊をとて
も楽しみにしています。」
さきちゃん、ゆうき君、おかあさん、すてきなイラストと、おたよりをありがとうございました。
これからもトリケラトプスたちは旅を続けて、いろんな恐竜と出会います。新刊の「恐竜トリケラ
トプスうみをわたる」おもしろいですよ～。応援よろしくお願いします。

震災で消えた小さな命展２

今日から、東京市ヶ谷駅近くの一口坂ギャラリイで、「震災で消えた小さな命展２」が始まり
ました。この展覧会は、東日本大震災で亡くなった動物たちの絵を展示しています。飼い主
さんから依頼を受けて、画家たちがボランティアで描きました。画像は主催者の「うさ」さんの
星を見上げる動物たちの絵です。私も津波で亡くなったアラブ馬「ラムセス2世」のイラストを
出展しています。（当ブログ2012年8月24日の記事をご覧ください。）
皆さん、この展覧会では、いろんな小さな命がお待ちしています。ぜひご覧ください。

恐竜トリケラトプスうみをわたる

先週の金曜日、新作絵本「恐竜トリケラトプスうみをわたる」の原画を出版社に引き渡しました。
画像は、リトルホーンがアーケロンおばさんを見つけた場面です。あ、アーケロンは子ガメたちを
連れていますよ。リトルホーンは思わず海に飛び込み、2頭は再会を喜び合いました。
「恐竜トリケラトプスうみをわたる」（1000円＋税）は、11月頃小峰書店から発刊されます。皆さん
ぜひご覧くださいね。

さわるきょうりゅうずかん

タブレット端末絵本「さわるきょうりゅうずかん」が、9月4日の産経新聞朝刊で紹介されました。写真
の子どもたち、タブレットの画面に熱中しています。記事を要約してお知らせします。
「8月、大阪市住之江区のＡＴＣホールで開かれた展覧会「大恐竜帝国」。展示を前にした小学生が、
タブレット端末の画面を人差し指で一生懸命こすり続けていた。画面に映し出されていたのは太古の
風景。こすって数秒たつと、地面からうっすらと恐竜の形の固まりが見えてきた。さらにこすると「プラ
テオサウルス」の化石が登場。次は薄茶色の恐竜が現れた。ボタンをクリックすると、「全長8メートル」
「植物食」「古竜脚類」といった情報も表示された。この端末は、知育アプリケーションを開発、販売する
「スマートエデュケーション」（東京都品川区）が学習アプリ「さわるきょうりゅうずかん」のＰＲのため
会場で無料で貸し出していた。」
「さわるきょうりゅうずかん」は、先日グーグルプレイのフィーチャー（特集）商品にも選ばれました。
岩山や地面をこすると恐竜の骨格化石が現れ、全8体発掘すると恐竜が生き返ります。恐竜をアップ
にするとエサを食べたり、おならやウンチもします。世界中の子どもたちが、楽しく恐竜発掘をして
くれるとうれしいです。

ねこ達の四季展

おととい、西荻窪に行き、金工作家「全徳紀子」さんの個展を見てきました。
ギャラリーに一歩入ると、わあ、銅板を打ち出した作品がずらり並んでいます。猫をモチーフにした
情景画は、金属の質感があるのに温かい感じがします。銅版をカンカン打ち出して形を整えるのは、
とても体力がいるそうです。全徳さんすごい！がんばった結果がこのすばらしい作品です。ねこ談義
も楽しかったですよ～。
「ねこ達の四季展」は9月3日（火）11時～18時（最終日17時まで）
GalleryMADO　杉並区西荻窪3－5－13　℡03－5346－1485　で開催されています。