偉大な創造者エホバ神は宇宙と地球上の環境を整え、美しいエデンの園にアダムとエバをくすしい「神の像(かたち)」に創造してくださいました(詩編139:14,16.創世記1:26,27;2:8,15、18~23)。エホバ神はアダムをエデンの園に住まわせ、園を耕し、世話をさせました(創世記2:15)。と、同時にエホバ神は、一つの命令をアダムに与えられました。次のように記されています。
「また、エホバ神は人(アダム)に命令を与えてこう言われた。「園のすべての木から、あなたは満ち足りるまで食べてよい。しかし、善悪の知識の木については、あなたはそれから食べてはならない。それから食べる日にあなたは必ず死ぬからである」」(創世記2:16,17)。
エホバ神は、アダムにエデンの園で適切な労働を与え、エデンの園の「すべての木から、あなたは満ち足りるまで食べてよい」と、命じられました。しかし、エホバ神は一つだけの禁止命令をアダムに与えられました。それは「善悪の知識の木」の実を食べてはならない、たべるならその日(エホバの日は千年)に必ず死ぬ、という重大な、警告でした。アダムは満ち足りるまで食べて良い環境が与えられていましたので、一つの禁止令は不当なものではなかったはずです。
このアダムに命じられた「善悪の知識の木」の実は何を表わしているのでしょうか。これは、宇宙の立法者エホバ神の保持する権利、すなわち「善」なることと「悪」なることを被造物に明示した後、宇宙の主権者なる支配者としてのエホバ神の是認にとどまるために、「善」と宣言された事柄を行ない、「悪」と宣言された事柄を避けることを正当に要求する、エホバ神としての権利、または大権を象徴しているのです。このエホバ神の命令は、エホバ神に対して不従順になったアダムとエバにその後言い渡された処罰の宣告も(創世記3:16~19,22~24)、アダムとエバが禁じられた善悪の知識の木の実を食べるというエホバ神への不従順の行為が原罪を構成していることを強調しています(創世記3:3)。アダムとエバの神エホバへの不従順は、その後の人類社会に罪と死が受け継がれる結果になりました(ローマ5:12)。
柑橘の 蜂蜜貴重 「金の蜜」 今日の一句
ご近所の鉢植えの「バラ」
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