2011年の大震災と大津波と福島の原発事故の大被害を、人々が協力し乗り越える姿を見、その年の選ばれた漢字は「絆」だったと記憶しています。人は絆によって普通を超えた力を発揮することができます(コリント第二4:7)。では「結合の完全なきずな(絆)」の源は何でしょうか。 聖書は次のように教えています。
私たちに「神に選ばれた者、また聖にして愛される者として、優しい同情心、親切、へりくだった思い、温和、そして辛抱強さを身に着けなさい。だれかに不満の理由がある場合でも、互いに忍び、互いに惜しみなく許し合いなさい。エホバが惜しみなく許してくださったように、あなた方もそのようにしなさい。しかし、これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。それ(愛)は結合の完全なきずな(絆)なのです」(コロサイ3:12~14)。この聖句から「結合の完全な絆」を生み出すものは、「愛」であることが分かります。ではなぜそのようにいうことができるのでしょうか。
1.偉大な創造者エホバ神は愛だからです(ヨハネ第一4:8)。私たち人間は、その愛の神エホバによってくすしく「神の像(かたち)」に創造されているからです(詩編139:14,16.創世記1:26,27)。エホバ神の愛を人や悪霊の力では切り離すことができないからです。
2.エホバ神から出る教えの実・霊の実は愛、喜び、平和、辛抱強さ、親切、善良、信仰(信仰とは証拠に基づき、抱く期待、希望が保証されていることを言います)、温和、自制ですが、その基盤は愛だからです(ガラテア5:22,23)。霊の実は人を一致に導き、力を発揮します(ヘブライ4:12)。
3.愛を聖書は次のように説明しています。「愛は辛抱強く、また親切です。愛はねたまず、自慢せず、思い上がらず、みだりな振る舞いをせず、自分の利を求めず、刺激されてもいら立ちません。傷つけられてもそれを根に持たず、不義を歓ばないで、真実なことと共に歓びます。すべてのことに耐え、すべてのことを信じ、すべてのことを希望し、すべてのことを忍耐します。愛は決して絶えません。・・・」(コリント第一13:1~8)。このような神エホバが持たれる愛を私たちも培ってゆくなら、互いが結合の完全な絆を生み出すことは間違いありません。
ですから、イエスは新しいおきてとして、イエスが弟子たちを愛した通りに、「互いを愛すること」を与えられています(ヨハネ13:34,35)。愛は結合の完全な絆を生み出します。あなたもエホバ神の愛を学ばれる方であれば、永続する幸福に導かれます。
初物の 枇杷の美味し 笑みこぼる 今日の一句
ご近所の鉢植えの「バラ」
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