ファラオはヨセフについて、「神の力が働いているこのような人が他にいるだろうか」と、言った♪

　ファラオ（王）の見た２っの夢をヨセフは、神エホバが行おうとしていることをファラオにお示しになった、と明かししました。ヨセフは神エホバが共にいて賢い青年だったことが分ります。ファラオはどのように対応するでしょうか。聖書には次のように記されています。

「ファラオと家来たち皆は、（ヨセフから告げられた夢の内容の）提案を良いと思った。ファラオは家来たちに言った。「神（エホバ）の力が働いているこのような人が他にいるだろうか」。そしてヨセフに言った。「神（エホバ）がこうしたこと全てをあなたに知らせたのだから、あなた（ヨセフ）ほど思慮深くて賢い人はいない。あなた（ヨセフ）に私（ファラオ）の家を管理させよう。私の民は皆、あなたに服従することになる。王である私だけがあなたの上に立つ」。ファラオはさらに言った。「ここに、私はあなたをエジプト全土の管理官にする」。そしてファラオは認印指輪を自分の指から外してヨセフの指にはめ、ヨセフに上等の亜麻布の服を着せ、金の首飾りを掛けさせた。それから、自分の持つ２番目に良い兵車に乗らせた。ヨセフの前を行く人たちは「アブレーク（敬意を表すように呼び掛ける言葉と思われる）！」と叫ぶのだった。こうしてファラオはヨセフをエジプト全土の管理官にした。

　ファラオはヨセフに言った。「ファラオは私だが、あなた（ヨセフ）の許可なしでは、エジプト全土の誰であれ、何一つ行えない」。その後ファラオはヨセフに、ザフナテ・パネアという名前を与え、オンの祭司ポティフイラの娘アセナトを妻として与えた。こうしてヨセフはエジプト全土を監督することになった。エジプトの王ファラオの前に立った時、３０歳だった」（創世４１：３７～４６）。

　上の聖句に記されている通り、ファラオは家来たちに、ヨセフについて、「神（エホバ）の力が働いているこのような人が他にいるだろうか」と、言っています。ヨセフのように思慮深く賢い人はいなかったので、ファラオはヨセフをエジプト全土の管理官に任命しました。加えて、ヨセフをファラオに次ぐ立場に引き立てています。その時、ヨセフは３０歳だったことが記されています。神エホバの祝福はヨセフに豊かに注がれたのです。

　さて、引き続きどのようにヨセフは思慮深く賢く行動するでしょうか。次回に引き続き紹介致します。

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