国道303号線で八草トンネルの手前に土蔵岳(1008m)への岐阜県側登り口がある。もちろん雪の無いときにはやぶ漕ぎを覚悟しなければならない。ここには昨年2月15日尾根の末端の最も緩やかな道から登った。このときは例年にない少雪で頂上ですら20cmくらいの積雪であった。ただ、登る途上で何回も目にすることができた蕎麦粒山(1296.6m)の秀麗な姿が忘れがたく、もう一度雪がしっかりある時に登ってみたかった。その願いを叶えてくれる機会が訪れた。横山ダムを過ぎ坂内に向かう途中から路側にはまだ多くの雪が残っていた。朝方は少し天気も悪く、ガスもかかっていた。問題は2台の車の駐車するスペースがあるかどうかだったが、幸い八草トンネルの手前に車が駐車できるスペースが作ってあった。除雪作業者に感謝するばかりである。
今日はワカンとスノーシューの両方を用意した。7人中スノーシュー組は4人で、一人はまだ買ったばかりのぴかぴかのスノーシュー。8時過ぎにトンネルに向かって右側(小屋があるところ)から取り付いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/19/4a3d445ee972e22e58a8d7a985f20c69.jpg)
登山口
スギの樹間をぬって登っていく。スノーシューで10cm程度埋まる。ここでも7人交替で先頭に立つ。もちろん、体力差があるので、体力のある人は長く、おじさんなんかは少しで勘弁してもらっている。昨年登ったルートより短い分急登が続く。天気が良くなり汗を一杯かきながら登っていく。1時間ほどで昨年のルートに合流。ここからは樹間から待望の蕎麦粒山を望むことができた。
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合流点付近
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樹間から蕎麦粒山
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大ダワ方面
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再び蕎麦粒山
885mの表示のあるピークを過ぎた。ここから一端下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/0a/0efb01a549e074e08f7422903bce667e.jpg)
土蔵岳山頂方面
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雪庇が出ている尾根を避け、トラバースする こうした判断はさすがに今回のリーダーOさんが的確にしてくれる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/3d/9429052d5392f5b0d36270feefa659ec.jpg)
もう邪魔する木はない
最後の登りはきつかった。その先に待っていたのは伸びやかな雪原、明瞭なピークではないので山頂とはわからないが、木に刻まれた土蔵の文字は読むことができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/df/65caa98d69ae4d7cd47c59b65449349d.jpg)
山頂手前
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/34/c60e6a75fdb895c91fb20b39f80eb3fd.jpg)
先頭が山頂に到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/ad/bf69e615e73e9da08c3a51ab12dc09d0.jpg)
この木に土蔵の表示あり
この先、点名三ッ又通称猫又まで行くかとの問いに誰もYESという人はいなかった。おじさんももちろんそうである。ここまで来れたことだけでも大満足なのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ed/412941941d738b34ed158b74978c9ce8.jpg)
猫又から三国岳まで続く稜線
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/4e/14c9d4db1180bf30cf35f2bc558bcdbf.jpg)
おじさんとYさんのツーショット 山始めて2年で雪山に立つ 新しいスノーシューが際立つ
しかも昨年4時間、今回は3時間で登ることができた。やはり大勢で先頭を務めたことが予想外の時間となったと思う。山頂で余韻に浸っていると大ダワ方面からスノーシューをはいた男性一人。彼によれば大ダワまではトレースがあったそうである。しかし、大ダワから土蔵まではトレースはなかった。健脚の彼は、土岐から来たと言い、関の労山に所属していると言っていた。
帰りは我々の来たルートで下るというので、帰りは8人で下ることになった。
山頂からの展望は金糞岳を除き、あまり良くはない。わずかに木の間から高丸、烏帽子岳がその少しとがった山頂で見分けることができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/95/dd4925b79f55f65b46f32540c09e26cb.jpg)
高丸
12時過ぎに下りにかかる。左手方面には大ダワそして蕎麦粒山が快晴の中ひときわ目立っていいる。分岐を過ぎると急登が待っていた。おまけに気温の上昇で雪が腐ってきた。このためある者は、おもわぬ落とし穴に落ち、一人では抜け出せないとか、何度もスリップして尻餅をつく者とか悪戦苦闘しながら下って行った。スノーシューでの下りはしんどくはないが、意外と体力を奪う。やっと登山口まで降りてきた。1時間40分、意外と時間がかかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/94/45ac52fbb22b18751be742d0aeb7fbc1.jpg)
国道から登山口
コースタイム 登山口8:00→885ピーク9:45→土蔵岳11:15~12:05→登山口13:40
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/5d/d8d59aa6c9a13207efcbca485cc4a015.png)
今日はワカンとスノーシューの両方を用意した。7人中スノーシュー組は4人で、一人はまだ買ったばかりのぴかぴかのスノーシュー。8時過ぎにトンネルに向かって右側(小屋があるところ)から取り付いた。
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登山口
スギの樹間をぬって登っていく。スノーシューで10cm程度埋まる。ここでも7人交替で先頭に立つ。もちろん、体力差があるので、体力のある人は長く、おじさんなんかは少しで勘弁してもらっている。昨年登ったルートより短い分急登が続く。天気が良くなり汗を一杯かきながら登っていく。1時間ほどで昨年のルートに合流。ここからは樹間から待望の蕎麦粒山を望むことができた。
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合流点付近
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樹間から蕎麦粒山
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大ダワ方面
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再び蕎麦粒山
885mの表示のあるピークを過ぎた。ここから一端下る。
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土蔵岳山頂方面
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雪庇が出ている尾根を避け、トラバースする こうした判断はさすがに今回のリーダーOさんが的確にしてくれる
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もう邪魔する木はない
最後の登りはきつかった。その先に待っていたのは伸びやかな雪原、明瞭なピークではないので山頂とはわからないが、木に刻まれた土蔵の文字は読むことができた。
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山頂手前
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先頭が山頂に到着
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この木に土蔵の表示あり
この先、点名三ッ又通称猫又まで行くかとの問いに誰もYESという人はいなかった。おじさんももちろんそうである。ここまで来れたことだけでも大満足なのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ed/412941941d738b34ed158b74978c9ce8.jpg)
猫又から三国岳まで続く稜線
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/4e/14c9d4db1180bf30cf35f2bc558bcdbf.jpg)
おじさんとYさんのツーショット 山始めて2年で雪山に立つ 新しいスノーシューが際立つ
しかも昨年4時間、今回は3時間で登ることができた。やはり大勢で先頭を務めたことが予想外の時間となったと思う。山頂で余韻に浸っていると大ダワ方面からスノーシューをはいた男性一人。彼によれば大ダワまではトレースがあったそうである。しかし、大ダワから土蔵まではトレースはなかった。健脚の彼は、土岐から来たと言い、関の労山に所属していると言っていた。
帰りは我々の来たルートで下るというので、帰りは8人で下ることになった。
山頂からの展望は金糞岳を除き、あまり良くはない。わずかに木の間から高丸、烏帽子岳がその少しとがった山頂で見分けることができた。
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高丸
12時過ぎに下りにかかる。左手方面には大ダワそして蕎麦粒山が快晴の中ひときわ目立っていいる。分岐を過ぎると急登が待っていた。おまけに気温の上昇で雪が腐ってきた。このためある者は、おもわぬ落とし穴に落ち、一人では抜け出せないとか、何度もスリップして尻餅をつく者とか悪戦苦闘しながら下って行った。スノーシューでの下りはしんどくはないが、意外と体力を奪う。やっと登山口まで降りてきた。1時間40分、意外と時間がかかった。
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国道から登山口
コースタイム 登山口8:00→885ピーク9:45→土蔵岳11:15~12:05→登山口13:40
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