城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

悩ましい天気の判断 22.2.20

2022-02-20 17:27:59 | 山登り
 今日は天気が良ければ、旧坂内村の涌谷山(1079.6m)へ川上側から登る計画であった。企画者であるおじさんを悩ませたのは、当日の天気予報だった。気象協会、ウェザーニューズともときどき雨か雪が降るという予報だった。テンクラの金曜日の貝月山(涌谷山に最も近い)の時間ごとの予報は次のとおりだった。

 気にかかるのは風の強さだった。10m以上もあると体感温度はマイナス10度となる。
以上の予報をもとに、二人の参加予定者と相談し、中止することを決めた。

 では実際の今日の天気はどうだったのか。朝厚い雲が覆っていたが、次第に青空さえ見えてきた。

 2月20日6時の天気図 低気圧が太平洋にあり、東に移動中 夜半に雨が降った
天気が予想よりも良かったので、いつもの散歩を城ヶ峰まで伸すことにした。8時半に家を出て、城ヶ峰に近づく頃、急激に風が強くなってきた。

 先週降った雪もほとんど融けた 9時25分着

 木立の間から飯盛山、西津汲はしっかり見えた
風は強くなったり、弱くなったり、一面が青空になった時もあった。

 登ってきたKさんと話しをしているうちにまた曇ってきた 10時25分 
そして昼からは冬型の気候、風は強く、時雨れたり、雪が降ってきたりとなった。

 ここで2月10日の貝月山の天気を思い出してみる。

 2月10日9時の天気図 20日と同じように太平洋に低気圧が二つある
この時現地では曇っていたが、風は極めて弱く、まあまあの気象条件であった(ブログ「再び貝月山へ」参照)。しかし、この天気図になることを予想し、地域ごとの天気を予報するのは結構難しい。気象庁はスパコンを使っているそうだが、今日のような天気を予報することは難しい。

 前に所属していた会は、前前日の予報で降雨確率が50%以上は中止と後になって決められた。それでも当日晴れ間が広がったという事例は数多くあった。安全第一とする年寄り登山グループだから、当日の天気は本当に悩ましいのである。


コメント
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