2018年11月11日(日)
三頭山山頂
急登を上り継ぎようやく山頂に到着しました。
それでも11時ごろの到着は予定より早かったので上出来です。
それまで数組の登山者に抜かされただけで寂しくなるような往路でしたが、
山頂に着くと都民の森方面からの登山者がそれはそれは大勢いました。
団体で来ているパーティーもいて、そうなると山頂ではお弁当や飲み物を広げて大賑わいです。
山頂周辺はとても広く平らな場所があるので、それができるから来ている?、と思うくらい。
山頂からは富士山や甲斐秩父多摩の山々が見えるはずですが、
予報に反して雲が多いので、富士山は全く見えず。 そう言えば大岳山でも見えなかったんだ。w
雲取山と石尾根はなんとか見えました。 写真左端の高いピークが雲取山、だと思います。
雲や木立でそれ程遠景も見えないし、混雑した山頂にいる必要もないので、
お昼ご飯を食べ終わったら下山です。 下山にも時間がかかりそうですから。
山頂を下り、なぜか山頂より標高の高い中央峰(1,531m)へ。 山頂と呼んでいた立派な名板のある峰は西峰(1,525m)なのです。
中央峰から稜線を少し歩くと東峰 (1,528m) で、三角点はここにあります。
西峰は結局一番低いのですが、何しろ富士山、雲取山が見えるし、大勢が座れる広さがあるので「山頂」のような扱いになっているのかな。
東峰には展望台があり、そこからは御前山、大岳山、馬頭刈山(まずかりやま)が見えます。
山頂を離れるとすぐに人が少なくなりました。 下山は三頭大滝の方に下る人が多いのかもしれません。
こちらの分岐では私は鞘口峠に向かいます。
この辺でたびたび「ブナの路コース」という表示を見かけましたが、三頭山は「東京のブナ林」でも有名なようです。
鞘口峠に到着。 ここから都民の森の施設へは20分程度のようです。
が、私は左に。 ドラム缶橋に戻るにはまだ2時間半以上は歩きそうです。
鞘口峠をすぎるとまためっきり人が少なくなり、数組に追い抜かれました。
随分下ってきた所で、沢沿いにきれいな黄葉が見え始めました。
何の木かよくわからないのですが、とてもきれいです。
しかも、木々の下の岩には濃い緑色の苔が生えており、何とも良い雰囲気。
今年は黄葉ばかりですが、何枚も撮ってしまいました。
このコース、増水すると渡渉ができなくなるので注意が必要です。
奥多摩周遊道路にでました。 この先からサイグチ沢のコースに入ります。
(写真は道路を渡ってから歩いてきた道を振り返って撮っています)
沢に沿って下ってゆくと10分程で旧加茂神社。 ここまで来たら、もう「山のふるさと村」の施設は直ぐです。
この辺からキャンプ場、そしてケビンなどの施設があります。
トイレがあって、一安心。
更に下ってゆくとふるさと村内にあるビジターセンターに到着。(14:45)
たくさんの人が紅葉を見に来ていました。
私はまだ1時間ほど奥多摩湖畔を歩かなければいけないので、最後のエネルギー充填。
施設内を通り抜け、湖畔の遊歩道をドラム缶橋に向かって進みます。
途中、なんだか白っぽい葉っぱの木を見つけ、珍しかったので一枚。
もともと白いわけではなく、紅葉するように色が変化したもののように見えましたが、何という木だろう?
15:30頃ですが、もう夕暮れっぽい色。 あと1時間くらいで日没ですからね。
急登が続き、
距離も長く、しんどい面もありましたが、
ドラム缶橋から行けて良かったな。 次は都民の森から三頭大滝を見に行こう。(^-^;
そんなことを考えながら、タップン、タップンとドラム缶橋を渡ってしゅーりょーとなりました。