out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

小河内ダムから御前山 #1

2018-11-28 10:13:17 | 山登り in 東京都

2018年11月25日(日)
サス沢山から奥多摩湖を望む


 この週も土曜日が仕事だったので月曜日の平日登山を狙っていましたが、天気が良さそうなのは日曜日。 駐車場で悩むのもイヤなので、良さげな所と言えばここしか思いつかなかった! 奥多摩三山、残すところはあと御前山のみ!
 御前山なら小河内ダムの駐車場からも登れます。 広い駐車場がありますが、2週間前の三頭山は結構な混み具合でしたし、小河内ダムからの周回ルートを考えていたので、時間に余裕をもって7時には歩き始められるよう到着しました。

 2017年12月18日に登った大岳山。 2週間前、11月11日に登った三頭山に続き、今回の御前山。 とても楽しみです!


予定通り6時半ごろ駐車場に到着。 先行車は2台くらい。w
屋根付きの高級無料駐車場に登山者が入れて良いものか?、とも思いましたが、
特に何も書かれていなかったし、他の人のレポを見てもここに駐車している様子。
駐車場の周りの草には霜が降りるほどの寒さ。 今季初「寒いなぁ~。」と感じた朝。


 予報では快晴マークが並びました。

 TVの天気予報では「日中はとても暖かくなるが、朝夕はとても寒くなるので気温の変化に注意」
 と言っていましたが、一日中寒そうな感じ。

 ニット帽ではないですが、耳まで隠れるキャップをかぶり、フリースを着て出発。

 ザックにはネックウォーマーも入れた。



しかしながら、行く手の山には雲が掛かり、灰色の雲さえ見える。
かじかむ手をこすりながらダムからの景色を眺める。
雲が掛かったピーク一番奥が御前山へ向かう途中のサス沢山だそうだ。
その向こう側に隠れて見えない惣岳山を越え、御前山に至ります。


御前山登山口はダムの上を歩いた向こうがわ。
度々言っていますが奥多摩湖には何度か来ているのに、このダムを歩くのも今回が多分初めて。
中央やや右に高く見えるのが月夜見山、その右奥に見えるのが三頭山らしい。
写真左上には灰色の厚い雲が見えますが、そちらの方向に富士山だよなぁ~。。。
過去奥多摩二山、富士山には恵まれませんでした。 二度あることは三度ある?


ダムを越えてから右へ行くと勝手に思い込んでおり、湖畔の道をしばらく歩いてしまいました。
はたと気づき、引き返す。 30分のロス。(^-^;
けど、雲が随分晴れてきた。


登山口へはダムを越えて左方向、この階段を上った奥です。(7:38)
少し登ると御前山への反対方向に展望台が。
「そもそも遅いんだから焦っても仕方ないや。」と思いちょっと寄ってみる。


展望台にあったテーブルの上になんとこれ!
以前写真家の柏倉さんのサイトで海外で撮られたこのようなものを拝見しましたが、ここで見るとは。


小さなお客さんも鑑賞に来たみたい。


北側の空は随分と晴れ渡ってきましたが、南側はどうかなぁ~。


三頭山への登りもとても急登でしたが、こちらも同じように急登です。
大ブナ尾根と呼ばれているようです。


登ってゆくとまだ黄葉を残した木々が日に照らされてきれいでした。
急な登りが少し弛むと写真を撮り、また急な斜面に手も使って登り、最初の目的地サス沢山まで遠いな~、と思ったころ。


ようやく到着しました~。(8:44)
それまで木々で遮られ景色が見えにくかったのですが、展望台があります!


素晴らしぃ~!!
奥の方に見える山々左の方、平らな所が牛奥ノ雁ヶ腹摺山~大菩薩嶺、中央に鶏冠山、右奥に前飛龍、飛龍山。
湖奥左の山頂に白い建物が大寺山の仏舎利塔。 その手前の尾根左上の方に三頭山に登った時に通過したイヨ山があるらしい。


上より少し右側を見ていますが、半島の上部の山は手前から、倉戸山、榧木山(かやのきやま)、鷹ノ巣山。


奥多摩湖西奥をアップにしましたが、三頭山に登った時に渡った赤い橋、峰谷橋が見えます。
水分補給をして先に進みます。 この先惣岳山まではCT70分。 まだ先は長いです。 


何度か急登と平坦な尾根を繰り返しながら歩いていると前方にふたつの山影。
あれが御前山と惣岳山かな?


広々とした気持ちの良い所に出ました。 行く手に見えるのは惣岳山でしょう。
この先急な登りで少し辛くなってきた所でふと見ると。。。


富士山だ~!! 今回は見えました!! 三度目の正直!!


惣岳山への登りもきついなぁ、と時折足を止めるとまだ霜のついた葉や草が。
たまに吹く風もとても冷たく、やっぱり山は日中でも寒いなぁ、と思う。
けど、登りで汗をかきすぎないよう長袖Tと薄いベストでちょうど良い。


そして惣岳山到着! (10:10)

下山時にはここから月夜見山方向へ向かい、小河内峠から奥多摩湖に下る予定なのですが。
YAMAP の地図では小河内峠から先が破線、また途中ショートカットしたい道が表示されていない。
他の地図では破線があるのですが。
けれど10月下旬にそのコースを歩いている方のレポを拝見したので、行ってみようと思ったのです。
計画していた時間は余裕を持っていたので、朝の30分タイムロスもほぼ回復していますから、行けそうです!


まずは目的の御前山へ。 ここから20分程らしいのですが、本当に?
春にはカタクリも咲くそうですが、この辺かな?


やはり30分ほどかかり、御前山山頂と~ちゃ~く!\(^o^)/ (10:54)
三頭山に比べると圧倒的に登山者の数が少ない。 紅葉も終盤だから?
まだお昼ご飯を食べたいほどではなかったので、ここのベンチでコーヒーとおやつ休憩。
記念撮影を頼む人も見つけられないほどでしたが。。。


ようやく2人で撮り合っている人がいたのでお願いする♪
奥多摩三山山頂踏破、やりました~!(*^▽^*)


上の山頂写真を見てもお判りの通り、山頂周囲は木に囲まれ、
これで葉が茂っていたらなおさら展望が効かないのだろうな、という雰囲気。
この写真手前の木が無くなっていますが、木の伐採を行っている真っ最中でした。
木々の奥には石尾根がスッキリと見えています! 
左端高いのが雲取山。 隣が鷹ノ巣山。


雲取山と鷹ノ巣山をアップ。 雲取山の手前に見える斜面がブナ坂でしょうか。
少しは展望が良い場所では食事をしている人もいたため、あまりウロウロ、ジロジロ見るわけにもいかず、
サッと写真を撮り、「富士山は見えないなぁ~。もしかしたらもう雲の中に入ったのかも。」と思い、先を急ぐことにしました。


山頂から一段下がった場所にベンチがあるのですが、何気にそこから奥を見ると、
ここから富士山が見えました~!!
いやぁ~、ここでしたか! 右に見えるのは三頭山かな?


満足な気持ちで再び惣岳山に戻ります。
そこから先はちょっと不安なルート。 ルートが危ぶまれるようならもとに戻る覚悟です。
早目に行動しましょう!


【追記】
小河内峠から下ってきた後に歩いた奥多摩湖畔のトレイルは「奥多摩湖いこいの路」と呼ばれるそうですが、
「12月1日から全線通行止め」だそうです。 冬季閉鎖なので、このルートまた来年4月中旬以降からでないと歩けません。
 → 東京都水道局

コメント
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