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2022年9月25日(日)
大遠見山へ向かうトレイルから五竜岳を望む
10月上旬には高い山で紅葉が盛りを迎えるだろう。 昨年10月3日~4日には爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳を縦走し、素晴らしい紅葉、黄葉と大展望を拝むことができた。 できれば今年もその頃に北アルプスを歩くことができたらと思っていたが、1~2週とも既に用事が入っている。 紅葉には少し早いが山小屋泊りで北アルプスに向かえるのはこの週( 9/25~26)がラストチャンスかもしれない。 なんと、しばらく見ていた天気予報は23日で好転してきた。 23日(祝・金)~24日(土)も仕事だったのだが、合間に山小屋予約と荷物準備をして、思い切って 9/25~26に行くことにした。 向かうは五竜岳~唐松岳の縦走。 唐松岳は一応登ったことがあるので、本命は百名山でもある五竜岳。 遠見尾根から五竜を目指し、宿泊は五竜山荘。 一日目に五竜岳まで上れれば、翌日牛首を越えて唐松岳へ。 もし山荘までしか上れなければ、翌日の天気、体調などを見て五竜岳登頂後、ピストンで遠見尾根を下るか、唐松岳に向かうかを決めようか、と。
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アルプス平駅の展望デッキから。 八方尾根の向こうに白馬三山。
曇りマークばかりになったり、晴天マークが付いたり、と毎日のように変わっていた予報だったが、当日着いてみればこの天気。 否応なくテンションは上がる。w
五竜テレキャビンに乗るのにチケットを買ったり、乗り場の列に並んだりと一人では不便があるかと思ったが、この日7時運行開始時点では乗り場近くの窓口で乗車券を販売し、そのままの列が乗車列になる形だったので、良い具合にゴンドラに乗れたのはうれしかった。
このような晴天の日曜日なのに、この時間、駐車場やゴンドラ乗車の大混雑もなく、登山道も人の列に悩まされることなく進めたのは紅葉前だったから? それでも大変きれいで気持ちよく歩けたのはラッキーだった。
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それでなくても脚が遅いのだから早くゆけばいいのに、アルプス平駅の展望デッキからこの景色を満喫。
でも晴れているうちに撮らないと、曇ってしまうかもしれないからね。
左から2番目のピークが五竜岳。 右にずっと下って一番低いピークが大黒岳。
そこから登り切る手前のピークが牛首、そして唐松岳。
五竜山頂直下も、唐松岳手前の牛首付近も岩場の難所と聞くが、歩き切れるかなぁ。
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さらに、展望デッキを下った所にエビセンノウが。
これは大変見たかったお花。 五竜植物園の植栽のものです。
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体力温存のため、ペアリフトにも乗る。
歩いて登っている皆さんをモデルに一枚。 後方は雲海に浮かぶ四阿山、浅間山。
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冬には巻いてしまった地蔵ケルンに寄る。
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八ケ岳、南アルプスも良く見えるが、富士山はご不在。
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高妻、乙妻山から飯縄山、右奥に四阿山と浅間山。
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頚城山塊。 雨飾山も良く見えている。
さて、本当に遠見尾根を歩き始めよう。(8:00ごろ)
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オオカメノキ? まだ葉は緑。
長い長いであろう遠見尾根。 西遠見以降は上りもきつくなるだろう。
焦らず、じっくり歩いてゆこう。
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小遠見山付近から鹿島槍ヶ岳と五竜岳。(9:14)
赤っぽく見えるのはナナカマド? やはり来週あたりが良いようだ。
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爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳
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唐松岳~白馬三山~栂池方面
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中遠見山に向かう。
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振り返って小遠見山の斜面もカンバがもっと黄色くなるだろう。
頚城山塊と手前麓に白馬の町。
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中遠見山到着。(9:40ごろ)
ここまではスノーシーズンに来たことがあるが、
トレイル脇に背丈を越える木々があったり、こういうアップダウンがあったっけ?、と印象が変わる。
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この先大遠見山ヘはズズッと下り、だいぶ山らしく登ってゆく。
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大遠見山手前からカクネ里雪渓(氷河)。
これを見るのも、この辺りが最終地点。
大遠見山でおやつ休憩。(10:30ごろ)
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その後小さな池塘などが何か所かある。
水の中を覗くと、これは何?
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お花はそれ程見えなかったが、ここにたくさんリンドウが。
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西遠見山の手前で大きめの池塘?があった。
この辺りも紅葉最盛期はとてもきれいなようだ。
この池の近くに「西遠見」の表示板があるが、地図で見ると西遠見山はもう少し登った所。
西遠見山付近で 11:30頃になったので、この先登りもきつくなるだろうと思いお昼ご飯休憩にした。
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ここからの登りがきついらしい。
右の方に上ってゆく稜線を行き、中央台形になっている白岳右の方に登り上げる。
台形の上辺を歩き、左に下った所に五竜山荘が見える。
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登って辛くなったら振り返る。
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進行方向。 階段が見える。
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鹿島槍ヶ岳の双耳峰が見えた。
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岩を登る。 ここを登り切ったらもう案外平らかも。
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と思ったら、まだ登るようだ。
ここからトラバースしたら山荘に近そうなのだが。
もう随分ヘロヘロで登りたくないが、確実に遠見尾根を歩き切り、白岳まで来たのだな。
山荘までもう少し。 つづく。