2018年11月25日(日)
ソーヤノ丸デッコから富士山を望む
御前山登頂後、周回ルートで下山したいのですが、YAMAPの地図で破線だったり、線が無かったり、のルートだったので、早目の行動で進みます。
まずは往路でも通った惣岳山に到着。(11:21)
ここから月夜見第2駐車場方面に向かうのですが、私は途中の小河内峠で奥多摩湖畔に下りる予定です。
心配なのは小河内峠から先のルートです。
惣岳山を離れるとすぐに激下り。
トレイルはしっかりしてますが、とても急坂です。
少しすると緩やかになってきて、小さなピークの下に巻き道があったのでそちらに行こうと思ったのですが。。。
なんだか眺めが良さそう、と思い行って見ると、
ようやく富士山がすっきり見えました!
そして後からここが「ソーヤノ丸デッコ」と言う場所だということがわかりました。
登山道両脇に木立が茂り、なかなか見通しのきかないルートが多い中、
サス沢山とこのソーヤノ丸デッコは本当に眺めの良いお勧めの場所です!
それでも冬場の葉がない時期は樹間越しに良い景色が見られます。
こんなスリリングな場所も通りました。
振り返ると惣岳山と御前山が並んでいます。
幅の広いトレイルの脇に、伐採した大きな木の切り株があったので、そこに座りお昼ご飯を頂きました。
惣岳山からそこまで誰にも合わず、鳥の声だけが聞こえます。
が、月夜見山方面から一組のご夫婦がいらして「もう山頂に行かれたのですか?」と声をかけてくださいました。
少しお話して「小河内峠から奥多摩湖に下りるトレイルは見ましたか?」と伺うと、
「道標もあるし、道も良く踏まれてわかりやすそうでしたよ。」とのお答え。
少し安心して先に進みます。
小河内峠に到着。 先に見える小さな道標に「おくたまこ」と書かれています。
ここで写真を撮っていると、さらにもう一組惣岳山から来たご夫婦がベンチで休まれました。
「月夜見山に向かうかな?」と思いつつ私は奥多摩湖方面へ下山。
道は細く落ち葉が被っているものの、見失うほどのものではありませんでした。
途中紅葉の木を撮っていると、先ほどのご夫婦に追いつかれました。
道を譲り、「こちらに来る人がいるんだ!」と再び安心しました。
細く急斜面のトレイルを下りてゆくと、とても広いトレイルになりました。
こんな感じ。 とてもしっかりしたルートじゃないか。(*^。^*)
しかし、できればこの先のショートカットルートで湖畔に出たいと思っており、そこが YAMAPの地図に線のないところ。
分岐がわからなければそのまま進めばいいだろう。 半島の先端に出ちゃうけど。
と、思っていましたが、
ちゃんと矢印ありました。 しかも先ほどのお二人もそちらに行ったもよう。
そこからのルートは更に急斜面で落ち葉も積もっていましたが、トレイルがわからないほどではありませんでした。
下に行くほど道はわかりやすいですが、急斜面ですし谷間で陽も当たらない為、
落ち葉がもっと積もっている時や、特に冬場凍結すると注意が必要だと思いました。
沢まで来ると湖畔までもうすぐです。
ここでも黄葉と苔がきれいでした。
湖畔沿いのトレイルと合流しました。 無事到達出来て良かった~!
合流地点にはこの標識。
谷の暗いトレイルで少し心細くなっていましたから、早く明るい湖畔に出てゆきましょう。
湖畔に出ると未だ残っていた黄葉が陽の光を受け輝いていました。(13:48)
ここから駐車場までは一時間ほどでしょうか。
ゆっくり黄葉の景色を撮りながら戻る時間はありそうです。
朝間違えて歩いてきたあたりまで戻ってきました。
不安だった空もすっかり青空になり、富士山も黄葉も見られ、
ルートも思っていた以上にしっかりしていたので、充実した一日となりました!
登ってきた山を振り返り「カタクリが咲くころにまた来てみようか」と思ったりしました。
今回この山行の少し前に、録画していた NHKにっぽん百名山のスペシャル「いいね! とっておきの秋の山旅」を観ました。(12/4再放送) プログラム内では編集長こと萩原浩司氏とあばれる君がスマホを駆使して登山に挑む、と言う内容で那須を歩いていました。 YAMAPを使っての山歩きに感動するあばれる君。 「おぉ~!」と思って観てしまいました。w
また、萩原編集長のスマホには YAMAP以外にもたくさんの山関連アプリが搭載されており、そのうちのひとつヤマスタが面白そうだったので、私もダウンロードしてみました。(^^♪
上は御前山のスタンプ。 まだ使い方(内容)は良くわかっていないのですが、こういうの集めるのは面白そう~! こうなるとスタンプを集めるためにまた大岳山、三頭山、雲取山にも登りたくなる~。w
【追記】
小河内峠から下ってきた後に歩いた奥多摩湖畔のトレイルは「奥多摩湖いこいの路」と呼ばれるそうですが、
「12月1日から全線通行止め」だそうです。 冬季閉鎖なので、このルートまた来年4月中旬以降からでないと歩けません。
→ 東京都水道局
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