out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

鬼の山にお花見 #2

2022-05-05 13:51:55 | 山登り in 山梨県
2022年4月30日(土)
鬼ヶ岳から北アルプス、八ヶ岳
 
割と調子よく鬼ヶ岳まで登ることができ、一安心。
おそらく駿河湾から張り出してきた雲はだんだんと南アルプスを飲み込んで行ったが、
北アルプスと八ヶ岳はとても良い眺め。
 
八ケ岳の手前には茅ヶ岳。 まるで親子のよう。
 
白峰三山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳もまだ良い眺め。
 
奥秩父方面。 左端の方に金峰山~右端の方に大菩薩嶺、小金沢山稜。
右手前のピークがこの後向かう節刀ヶ岳。 今回初めて訪ねてみる。
撮影をして、おやつ休憩をしてから節刀ヶ岳に向かった。
そう言えば、雪頭ヶ岳、節刀ヶ岳、ともに「せっとうがたけ」と読むのだと、今回初めて認識。
 
あちこちで見られたフジザクラ。
 
まずは節刀ヶ岳手前の金山へ。
トレイル沿いにバイケイソウが見られた。
鬼ヶ岳まで必死で登ったせいか、何だか脚が重い。
 
金山到着。
 
金山からの富士山。 ここから十二ヶ岳に縦走することもできる。
 
節刀ヶ岳手前で岩登り。
 
節刀ヶ岳山頂と~ちゃく! (11:32)
右の方に見えるのが鬼ヶ岳。
 
お昼ご飯は鬼ヶ岳に戻ってからにしようと思っていたが、
鬼ヶ岳山頂は狭いし、脚は重いし、節刀ヶ岳山頂奥の方で数組の登山者が座ってお昼にしていたので、
私も草の薄い所に座り込み、お昼ご飯にした。
 
節刀ヶ岳山頂付近から見た北アルプス。
左端は穂高連峰、右端辺りには立山が見えているらしい。
ゆっくり休んで、鬼ヶ岳に戻る。
 
往きには見えなかったが、ヒメイチゲが。
 
よく見ると沢山咲いていた。
 
これはシロカネソウ?
 
鬼ヶ岳に戻り、鍵掛峠に向け歩き出す。
 
この子が逃げずに地面をつついて巣の材料?を一生懸命集めていた。
 
この大岩を左に巻く。
 
さらに進んでようやく展望の良いお立ち台。(写真右端)
ここは1~2人しか立てないようなスペースだが、360度の展望だ。
が、既に上空にも雲が増え、南アルプスも全て雲の中に入ってしまったので、左下のトレイルへ進む。
 
 
 
ようやく鍵掛峠到着。
ここからもまだ長い。 しかも急坂と聞いているが。。。
 
急坂は急坂だが、つづら折りで歩きやすく整備されていた。
 
たくさんのスミレ。 これは?
 
ようやくミツバツツジが近くで見られた。
 
アセビは落ちた物から満開のものまで。
 
 
 
下ってゆくと木々の新緑が鮮やか。
 
最後はいやしの里に出る。
料金を払わないと柵の中には入れないので、外側から。
雲に入っていた富士山がチラッと姿を現してくれた。
 
 15:30頃車に戻り渋滞情報を見ると、まだ少しの渋滞しかなかったのでまっすぐ帰ることにした。 自分が八王子に向かうにつれ渋滞の列も長さを増し、結局、談合坂、上野原、相模湖と各所渋滞したが、ひどいことにはならずにすんだ。
 せっかくの連休も渋滞とか、現地が混むのでは、など考えているとあまり出てゆく気もしない。 なんかやる気や情熱が失われつつあるのか、とも思うが、実際出かけてみるとやっぱり楽しかった。 今回は一日中天気が良いという予報だったものの、結局お昼ごろには南アルプスがすっかり見えなくなるような雲が発生。 早め行動で、ギリギリ美しい南アルプスが見られ、本当に良かった。 また十二ヶ岳には行けなかったが、かわいいコイワザクラも見られ、大満足の一日だった。
 
コメント (2)
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鬼の山にお花見 #1

2022-05-03 20:36:38 | 山登り in 山梨県
2022年4月30日(土)
雪頭ヶ岳展望所からの西湖と富士山。
 
 新型コロナウィルスによる制限がない3年ぶりのゴールデンウィークが始まった。 仕事の年間予定では5/6(金)を除いてずっと休みが続くはずだったが、家の事情や、結局のところ中間試験対策などで、ブチ切れの休みとなった。 まぁ、GWはどこに行っても混みそうなので、早朝に出て、深夜帰ってくるような、適当な距離の日帰りが良いのかな。 駐車場も心配のない所が良いな、と思い行き先を決めた。
 今の時期、以前から富士山麓、西湖沿いの十二ヶ岳に登り、コイワザクラを見たいと思っていたので、今回ようやく行ってこようと思ったものの、この日はとても天気が良くなる予報。 展望の良い山に登りたいなぁ、と思ってしまった。 そうだ! 隣の鬼ヶ岳でもコイワザクラが見られるのだった。 しかも展望は抜群に良い! 今年に入って既に1月に一回行っているが、その時は雪頭ヶ岳でストップ。 鬼ヶ岳まで行けなかった経緯もあるので、今回こそ鬼まで行ってみよう!
 
1月は雪が降って真っ白だったこの辺りの景色がすっかり新緑。(7:21)
それでも山頂付近はまだ茶色いのだな。
 
まずはひたすら樹林帯を2時間登る。
 
杉?の植林地からカラマツに変わる。
急登で楽ではないが、ここでようやく半分とがんばる。
 
広葉樹林に変わった。
前回同様この先辺りから風が強くなった。
とても冷たく強い風に、ジャケットを着て、グローブも指先までのものに付け替えた。
足元には霜も見えた。
 
樹間越しには富士山が見える。
ミツバツツジも見えるが近くにはない。
急登をあと少し頑張って。
 
ようやく雪頭ヶ岳展望所付近に来た。
フジザクラが良く咲いている。 奥には本栖湖と竜ヶ岳、雨ヶ岳。
 
雪頭ヶ岳展望所に到着! (9:38)
富士山は河口湖IC辺りから見ると上部の斜面が真っ白だったが、
ここからだと既に雪解け部分が多い。
お天気は良いと言っていたが、富士山背後からは既にかなり厳つい雲が押し寄せている。
 
東側、河口湖方面。
左端、三つ峠山~奥に丹沢~杓子山など。
手前の大きな山は十二ヶ岳。
 
河口湖から山中湖まで。
山中湖奥の山の稜線はすっかり大きな雲に覆われている。
 
西の南アルプス。
こちらも登ってくる時、木々の間からは赤石岳、悪沢岳も見えたのだが、既に雲がかかっている。
 
白峰三山はまだ見えていて良かった。
 
雪頭ヶ岳到着。 (9:54)
4月下旬は私の誕生日だった。
今、私以上に山にはまっている長女からトレッキングポールを頂いた。
1月、日向山に登った時に「ポールが調子悪い」と言っていたのを覚えていてくれた。
とてもうれしい。
 
雪頭ヶ岳山頂から危ういトレイルを激下りして、その先のハシゴ。
ここを上って少し行くと。。。
 
鬼ヶ岳山頂と~ちゃく! ( 10:14)
鬼の一本角と富士山!
 
角から東側の山々。
雲が三つ峠山の上まで来ている。
実は朝家を出たときは晴れ、高尾辺りから大月の先までとても曇っていた。
小雨がフロントガラスに着くほど。
晴れると言っていたのにがっかりだったが、
河口湖ICに近づくにつれ快晴になって行ったのは本当に魔法のようだった。
 
先ほど4月下旬は誕生日だった、と書いたが、
今年で還暦を迎え、家族みんなに祝ってもらった。
父の年齢を越えたのだなぁ、と思う。
なってみれば何という事はない60歳だが、
還暦を越えられるのはやはり幸運で、
この先1日1日を大切にしなくては、と思ったりする。
 
コイワザクラ
今回はこの先、節刀ヶ岳に向かってみる。
節刀ヶ岳~鬼ヶ岳はピストンでもどり、鍵掛峠に向かい、そこから下山する。
初めてのルートだ。
鬼ヶ岳までのトレイル、その先節刀ヶ岳に向かう途中にも、
岩場で、探していたコイワザクラが見られた。
前夜の寒さで、滴る水が花に凍り付いていた。
 
 
 
 
 
 
 
びっしりと言う程には見られなかったが、
あちこちたくさん見られて良かった。
 
この先もう少し続きます。
 
コメント (2)
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